『ハイスクール・ミュージカル』(ケニー・オルテガ監督) | 新・法水堂

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『ハイスクール・ミュージカル』

HIGH SCHOOL MUSICAL

 

 

2006年アメリカ映画 98分

監督・振付:ケニー・オルテガ

脚本:ピーター・バルソッキーニ

プロデューサー:ドン・シェイン

製作総指揮:ビル・ボーデン、バリー・ローゼンブッシュ
撮影監督:ゴードン・C・ロンズデール 美術:マーク・ホーフリング
編集:セス・フラウム 作曲:デイヴィッド・ローレンス

振付:チャールズ・クラポウ、ボニー・ストーリー

衣裳デザイナー:トム・マキンリー

ヘア&メイクアップ:ロビン・ミッシェル・パトリック
音楽監修:スティーヴン・クリストファー

 

出演:

ザック・エフロン(トロイ・ボルトン)

ヴァネッサ・アン・ハジェンズ(ガブリエラ・モンテス)

アシュリー・ティスデイル(演劇部シャーペイ・エヴァンズ)

ルーカス・グラビール(シャーペイの弟、演劇部ライアン・エヴァンズ)
アリソン・リード(演劇部顧問ダーバス先生)

コービン・ブルー(トロイの親友、バスケ部チャド・ダンフォース)

モニーク・コールマン(科学部テイラー・マッカーシー)

オレーシャ・ルーリン(演劇部ケルシー・ニールソン)
クリス・ウォーレン・Jr(バスケ部ジーク・ベイラー)

バート・ジョンソン(バスケ部コーチ、トロイの父ジャック・ボルトン)

ライン・サンボーン(バスケ部ジェイソン・クロス)
ソコッロ・ヘレラ(ガブリエラの母モンテス夫人)、ジョーイ・ミヤシマ(マツイ校長)、ダッチ・ウィットロック(スケーター)、ライアン・テンプルマン(スケーター2)、アイリーン・サンティアゴ=バロン(科学の先生)、レスリー・ポムロイ(ボルトン夫人)、ジョイス・コーエン(図書館員)、ケイシー・ストロー(マーサ・コックス)、ブレット・ヨーダー(MC)、サラ・K・イーザー(少女1)、アマンダ・ギャレット(少女2)、アン・キャスリン・パーマ(オーディション参加者スーザン)、ニック・ウィテカー(同アラン)、ファロン・グレイス(同シンドラ)、サミ・ロー(変な若者1)、メリッサ・ヒルデブラント(変な若者2)

バスケットボール選手ダンサーズ:チャールズ・クラポウ、ブラッド・トブラー、デイヴィッド・ハフ、チャールトン・W・ブルフォード、ジャレッド・ムリロ、ロジャー・マラガ、トッド・シュワルツマン、ダジョン・ラング

チアリーダー・ダンサーズ:アリソン・ホルカー、ティナ・ピトゥカル、ラクエル・グッドセル、ブリット・ステュアート、ケリ・ベイカー、バイリ・ベイカー、ジェシー・タン、ブレアナ・フィリップス

秀才集団ダンサーズ:スカイラー・ホルマン、モリー・グレイ、ミシェル・パーカー、アンドルー・ウィンストン、アフトン・デルグロッソ、ファリシャ・フェホコ、セイン・ジャスパーソン

スケーター・ダンサーズ:ショーン・カーター、エルドン・ジョンソン、ジョシュ・ムリロ、マリンダ・マニー、サブラ・ジョンソン

 

STORY

イースト高校バスケ部のキャプテンで学校の人気者のトロイと数学界の天才で優等生のガブリエラ。二人は偶然にも大晦日に訪れた家族旅行先で出会う。子供だけのカウントダウン・パーティに親に無理やり出席させられた二人は、抽選によりカラオケでデュエットすることに。嫌がっていた二人だが、歌ってみると、今までに感じたことのない楽しさを知り、そして、お互い好意をもち始める。新学期が始まると、なんと、ガブリエラがトロイの通う高校に転校生としてやってきた。そして、二人は高校で開かれるミュージカルのオーディションに一緒に参加してみることに! そんな二人の行動にトロイのバスケ仲間やガブリエラの友人は大反対! しかし、本当に二人の邪魔をしようとしているのは…学校のミュージカルで常に主役を演じてきた姉弟のシャーペイとライアンだった!【ディズニープラス公式サイトより】


2006年、ディズニーチャンネルで放送され、シリーズ化されたテレビ映画。


ゆえあって初鑑賞となったけど、もう16年も前の作品なんだねぇ。

のっけから主人公カップルが歌を通して惹かれ合うという早い展開。バスケ部のキャプテンとして校内の人気者であるトロイがこれほどまでオーディションを受けることを知られたくないとは、アメリカにおいてもミュージカルはちょっと特殊なものとして捉えられているんだろうか。演劇部の顧問やエヴァンズ姉弟(特に姉シャーペイ)の描写にも若干の悪意を感じるよね…。

ストーリーとしては他愛もないものだけど(ダーバス先生もバスケの決勝と十種競技のコンテストがあるのは分かっているはずなのにどうしてオーディションの日時を変えることに同意する!?)、若い俳優たちがこの作品でチャンスを摑むぞ!と言わんばかりに全力でダンスをする姿は見ていて気持がいいやな。もっとも、それほど売れた人はいないようだけど…(ヴァネッサ・ハジェンズさんとか結構可愛いのになぁ)。