『TOKYO VICE』episode 4「虎穴虎子」 | 新・法水堂

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『TOKYO VICE トウキョウ・バイス』

episode 4「虎穴虎子」

TOKYO VICE: "I Want It That Way"

 

 
2022年アメリカ・日本ドラマ 54分
監督:HIKARI 原案・製作総指揮:J・E・ロジャーズ
脚本:ナオミ・イイヅカ 原作・製作総指揮:ジェイク・アデルスティーン
製作総指揮:マイケル・マン、アンセル・エルゴート、渡辺謙 他
共同製作総指揮:ジョゼフ・クボタ・ラディカ 他
撮影監督:柳島克己 美術:太田喜久男
編集:マイケル・ベレンバウム 衣裳:小川久美子
音楽:ダニー・ベンジ&ソーンダー・ジュリアーンズ
 
出演:
アンセル・エルゴート(ジェイク・アデルスティーン)
渡辺謙(刑事・片桐ヒロト)
レイチェル・ケラー(ホステス・サマンサ)
伊藤英明(刑事・宮本ジン)
笠松将(ヤクザ・佐藤)
菊地凛子(明調新聞社会部サブデスク・丸山詠美)
エラ・ランプ(ホステス・ポリーナ)
山下智久(カリスマホスト・アキラ)
菅田俊(千原会組長・石田仁志)、谷田歩(戸澤組組長・戸澤信三)、ウダタカキ(ジェイクの同僚トレンディ)、田中光輔(同・ティンティン)、萩原聖人(オニキスマネージャー・デューク)、羽田昌義(千原会・久米)、伊藤歩(戸澤の愛人・美咲)、山田純大(オニキスの客・松尾)、中井ノエミ(ホステス・瑠奈)、末松暢茂(千原会・玄)、曽我部洋士(すずのファイナンス・杉田岳司)、正名僕蔵(明調新聞社会部部長・尾崎)、ロザリア・モクハヴェサ(ホステス・マーリー)、池田香織(同・晶子)、鮎川桃果(ユミ)、鎌田秀勝(戸田)、川上なな実[川上奈々美](ユカ)、千大翼(ヒサト)、山﨑香歩(片桐の娘・片桐志乃)、山﨑千聖(同・片桐奈津美)、岡雅史(小笠原)、浅森夕紀子(鈴木)、小林幹(千原組組員)、金鎮澈[キム・ジンチョル](金賢淑の夫・ハジュン)、山本浩貴(戸澤組・平井聡)、伊藤俊輔(「信友サポート」社員)、鈴木本一郎(園田清志)、渡会久美子(園田の娘)、河野達郎(藤間刑事)、小椋毅(野田刑事)、飯野雅彦(岩崎刑事)、中村エリカ(佐藤のデート相手)、鄭咏奈(中華料理店店員)、水上剣星(戸澤の手下)、室屋翔平(ホスト・ヤスノリ)、中本大賀(アツシ)
 
STORY
千原会の中にいるであろう内通者が、石田に関する噂を流しており、その内通者を見つけるために協力してほしいとジェイクは石田に依頼され、片桐にその件を調べてほしいと頼む。ジェイクと詠美は自殺した女性の夫から話を聞き、ヤクザが返済能力のない者に強いていたからくりを知ることになる。これで取材の糸口がつかめたと思われたが……。【WOWOW公式サイトより】

読売新聞初の外国人記者ジェイク・アデルスティーン(エーデルスタインとも)さんの手記をHBO MaxとWOWOWの日米合同チームで実写映像化。

 

今回は『37セカンズ』のHIKARI監督が登板。

サブタイトルは「虎穴に入らずんば虎子を得ず」を短縮した四字熟語ですが、英語では"I Want It That Way"。言わずとしれたバックストリート・ボーイズの1999年のヒット曲ですが、歌詞の解釈をめぐってジェイクと佐藤がやり合うあたりが面白いですね。TBSラジオ『たまむすび』での町山智浩さんによれば、アメリカでも話題になったとか。

 

バッティングセンターから拉致されたジェイクは千原会に連行。

石田に関する噂を流した張本人を探し出せという依頼ですが、佐藤の知り合いとは言え、片桐同様、やけに当てにされてますねぇ。片桐からもらったローン会社の極秘資料を基に園田という人物に行き着くも、名前だけが使われていた模様。ま、それぐらいのことはするでしょうな。

その後、クラブで知り合った女性(ユカ)とホテルでベッドインする我らがジェイクくん。その女性も実は佐藤の差し金だったというね。ちなみにユカ役の川上なな実さんは『37セカンズ』にも出ていたそうで。

 

そして遂に山下智久さんが登場。

なるほど、名前だけは既に出て来ていたポリーナの恋人アキラ役だったんですな。

まだジェイクとは接していませんが、これからの後半戦にどんな役割を果たしていくのか注目ですね。

それにしてもポリーナ、いらんことしいやな…。