燐光群
『悪魔をやっつけろ〜COVIDモノローグ〜』
BEAT THE DEVIL
【東京公演2】
2021年8月9日（月）
星陵会館
作：デイヴィッド・ヘア 翻訳：常田景子
演出・出演：坂手洋二
舞台監督：森下紀彦 美術：じょん万次郎
衣裳：ぴんくぱんだー・卯月
演出協力：城田美樹 進行助手：中山美里
ドラマターグ：大西孝洋、円城寺あや、大江祥彦
文芸助手：清水弥生、久保志乃ぶ
音響協力：島猛（ステージオフィス）
舞台収録・写真撮影：姫田蘭
宣伝意匠：高崎勝也
版権コーディネート：シアターライツ
制作：近藤順子、古元道広、加藤七穂
制作補佐：caco
STORY
新型コロナウイルスは、放射性物質を詰めた爆弾みたいなものだった。体の中に投げ込まれ、徹底的に破壊する。イギリス政府が遅すぎるロックダウンを決断したその日、私は感染した。【公式サイトより】
昨年、新型コロナウイルスに感染した劇作家デイヴィッド・ヘアさんが書き下ろし、ロンドンのシアター・ブリッジにてレイフ・ファインズさん主演により上演された作品を、坂手洋二さんがリーディング＋ゲストを招いてのトークという形で全国巡回上演。
世界中で未だ感染拡大が止まらない新型コロナウイルス。
こういった緊急時にその国のリーダーの資質が明るみに出るものだが、イギリスも日本同様、リーダーには恵まれていなかったようで…（ま、何となくは知ってたけど）。ボリス・ジョンソン首相自ら感染していたぐらいだからねぇ。
新型コロナの特徴としてよく、嗅覚や味覚がなくなると言われているけど、デイヴィッド・ヘアさんの場合は何を嗅いでも「どぶのような臭い」だったそうで。
普段、役者としては出演していない坂手さんだけど、結構いい声なのよね。
9月以降も上演予定あり。だったらもっと早く公表してよ…。
今回のアフタートークは前川喜平さん。
「最近、竹中平蔵さんは竹平蔵さんと呼ばれているらしいですね。中抜きしてるから」というのがちょっと面白かった。
上演時間55分。