映画『スピッツ コンサート 2020 “猫ちぐらの夕べ”』 | 新・法水堂

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映画『スピッツ コンサート 2020 “猫ちぐらの夕べ”』
 

 
2020年12月21日(月)~2021年1月31日(日)
オンライン上映 115分
 
SPITZ:草野マサムネ(Vo.&G)、三輪テツヤ(G)、田村明浩(B)、﨑山龍男(Dr)
Support Musician:クジヒロコ(Key)

2020年11月26日、東京ガーデンシアターにて行われた一夜限りのコンサートを収録。
 
今年デビュー30周年を迎えるスピッツ(ちなみに私はその当時、購読していた『CDでーた』でスピッツのことを知り、ラジオで「ヒバリのこころ」を聴いてファーストアルバム『スピッツ』を購入して以来のファン)、初期の曲から配信限定シングル「猫ちぐら」まで幅広い選曲。
「ウサギのバイク」までやるとは!
 
ご多分に漏れず、昨年はライブツアーが延期となったスピッツにとっても1月以来のライブだったとか。
衣裳は白と黒で揃え、マサムネさんは黒い帽子を着用。床面も白と黒の市松模様。
客席はひと席ずつ空け、観客はマスク着用はもちろん、着席して歓声もなし。
いつもはステージ狭しと動き回る田村さんも動きは控えめ。
三輪さんが最後に言っていたけど、その分、拍手に思いが込められていたし、マサムネさんの「ここにいる一人が欠けても今日のライブは出来なかった」という言葉もあながちファンに向けてのリップサービスではなく、本心なのだろうという気がした。
 
セットリストは以下の通り(西暦のみはシングル曲)。
 
1. 恋のはじまり(2005年『スーベニア』)
2. ルキンフォー(2007年)
3. 空も飛べるはず(1994年)
4. あじさい通り(1995年『ハチミツ』)
5. スカーレット(1997年)
6. 小さな生き物(2013年『小さな生き物』)
7. 魚(1999年『99ep』)
8. ハートが帰らない(2000年『ハヤブサ』)
9. 猫になりたい(1994年『青い車』C/W)
10. 君だけを(1993年『Crispy!』)
11. 僕のギター(2007年『さざなみCD』)
12. 猫ちぐら(2020年)
13. フェイクファー(1998年『フェイクファー』)
14. 楓(1998年)
15. みなと(2016年)
16. 魔法のコトバ(2006年)
17. 正夢(2004年)
~encore~
18. 初恋クレイジー(1996年『インディゴ地平線』)
19. ウサギのバイク(1991年『名前をつけてやる』)
20. ハネモノ(2002年)