『本気のしるし』第5話・第6話 | 新・法水堂

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演劇と映画の日々。ネタバレご容赦。

『本気のしるし』

 

 

2019年11月11日(月)・11月18日(月)放送 各24分

監督:深田晃司

脚本:三谷伸太朗

原作:星里もちる「本気のしるし」(小学館ビッグコミックス刊)

企画協力:小学館

撮影:春木康輔  照明:大久保礼司  録音:岸川達也

編集:堀善介、初鹿紗梨  MA:北摂サウンドプロダクション  音楽:原夕輝

劇中唄作詞:深森らえる(6)  音楽協力:金城色(6)

美術:定塚由里香  美術制作:石塚洋平

スタイリスト:キクチハナカ  ヘアメイク:Ryo

スチール:白石愛  メイキング:三上翔  車輛:金沢明、金田知昭、下枝祐太朗

助監督:鹿川裕史  制作担当:渡邊翔太  制作主任:村上真二

アシスタントプロデューサー:原麻里奈  キャスティング:伊藤尚哉  制作統括:戸山剛

監督助手:発智新太郎、十川雅司  撮影助手:太田英、布施絢子

照明助手:後藤昴生、海老澤大介  編集助手:石川貴大

スタイリスト助手:福本紫織  ヘアメイク助手:田中優衣  制作進行:高田良祐

照明応援:青柳淳(5)、菅田貴弘(5)、藤田陽介(5)

編成:田中裕樹  ライツビジネス:蟹江秀果

HP:富永瞬、松本裕香  APデスク:建部由紀

チーフプロデューサー:高橋孝夫、太田雅人

プロデューサー:松岡達矢、加藤優、阿部瑶子(マウンテンゲート・プロダクション)

 

出演:森崎ウィン(辻一路)、土村芳(葉山浮世)、石橋けい(先輩社員・細川尚子)、福永朱梨(後輩社員・藤谷美奈子)、宇野祥平(浮世の夫・葉山正)、北村有起哉(サラ金・脇田真一)、阿部純子[特別出演](浮世の友人・桑田)(6)、久松信美(上司)、朝香賢徹(脇田の部下)(5)、山東文発(同)(5)、柴山晃廣(コンビニ店員)(5)、大竹直(取引先社員・吉村)(6)、滝本ゆに(正の母)(6)、開沼豊(課長)(6)、重岡漠(6)、三浦圭祐(6)、平山大(6)、彩衣(5歳の理々香)(6)、知樹(桑田の子供)(6)、安部康裕(6)、小澤翔太(6)、粥川大輝(6)、坂本三桂(6)、篠崎由佳(6)、田中健志(6)、廣瀬優里(6)、矢野裕子(6)、油木田一清(6)

 

第5話「彼女を選ぶなら、とんでもない代償を払うことになる」

浮世に巻き込まれ関係性を侵食されていく辻。細川先輩は左遷されることになり、みっちゃんはカラオケで熱唱する…。それでも浮世と離れない辻を浮世の夫は責め続け、そして浮世に戻ってきてほしいと懇願する。それを受け入れる浮世の想いを辻は全く理解できないまま、細川に結婚を迫られ頷いてしまうのだった。 

第6話「私にはあなたが地獄を求めていたように見えましたが」

細川先輩との将来を考えだしたかに見えた辻だったが、心ここにあらずの日々が続く。敵か味方かわからないが謎のお節介をやいてくる脇田が紹介してきた女性・桑田は、浮世の結婚の裏話を語る。また逡巡し、裏切りの言葉を口にする辻。とうとう沸点に達した細川の感情は狂気となって手元の包丁へむかう! 【公式サイトより】

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いやー、この2話は石橋けいさんが光ってましたなぁ。
細川先輩は長年、辻との割り切った関係を続けながらも、恋人にはなれない、「愛している」と言ってもらえないことに不満を感じていたのであろう。
そんな細川先輩の想いを受け、いったんは結婚に同意する辻だが、やはりまた浮世へと戻っていく。細川先輩が包丁を手にした際、最初は視線を下げているあたりがうまいなぁ。
しかし辻も優柔不断というか何と言うか。浮世のことを「だらしがない」と言いつつ、細川先輩に対して自分が「だらしがない」と言っていたけど、浮世にどこか似通っているものを感じているからこそ離れられないのかも。
 
『海を駆ける』より、鶴田真由さんに続いて阿部純子さんが特別出演。最終回にはディーン・フジオカさんが出てくるに違いない(笑)。
ところで桑田が辻の頬をはたくシーン、左腕の位置が繋がっていないような……。