夫の叔父(母弟)とその妻のシアトル滞在中にもてなすというミッションを負う夫。
しかしシアトルにはあまり観光するような場所がない。
パイクプレイスマーケット?スタバ一号店??
豊かなな自然を満喫してほしいが、70代の叔父叔母にはあまりハードなトレッキングなどは無理であろう。
そこはアイデア好きの夫、「パラダイスに行こう」と言い出した。
パラダイスとは、レーニア山麓でハイキングの出発点となる超人気のエリアである。
本格的に登山しなくとも、駐車場から少し歩いただけでも美しい景色を満喫できる。
7月は高原の草花が美しく、レーニアにはたっぷりと雪が残っているから最高の季節である。
パラダイスまではシアトルから2時間半。
駐車場スペースは広いが、何しろ独立記念日あたりは混みに混む。
そんなわけで、朝4時に出発。
我が家からシアトルの叔父叔母を迎えに行き、7時到着を目指してドライブした。
行きは私が運転し、周り4人は皆イビキをかいていた ![]()
...が、そろそろ国立公園エリアというあたりで、道端から小さなウサギが!
車スレスレに走って飛び出してきた ![]()
ギャーっ!と叫びブレーキを踏んだが、避け切れたかは定かでない。
少なくとも踏んづけた感触はなかったし、ミラーを見ても何も見つからなかった。
ウサギの無事を祈るばかり。
私の叫び声で皆、何事か!?と起きてしまった。
「う...うさぎが〜
」と何があったかを説明。
夫は「大丈夫じゃないの?」と宥めてくれたが、心配な気持ちが拭いきれない...。
そんな私の心配をよそに、しばらくして叔父が「legomasterはうさぎを引いちゃったと思う〜?」と無邪気に叔母に聞いていた。
そう、そういうとこな。一言多いの ![]()
できた女の叔母は、叔父の問いには答えずに真顔でただ彼の顔を見つめていた。
レーニア国立公園には、パスを購入しないと入れない。
アメリカの国立公園に入るには、1車両ごと30〜35ドルほどかかるが、今回は、1年間有効の(ほぼ)全国立公園共通で入れる年間パスを買ってみた。

「America The Beautiful」といって、80ドルもするが、1年後の同月末まで使える。つまり最大13ヶ月間、国立公園に入り放題 ![]()
無事ゲートを通過し、いよいよ雄大なレーニア山が近くに見えてきた。
パラダイスに着くと、朝暗いうちから出た甲斐あって、なんとビジターセンター真横の駐車場をゲット!
ギリギリ、最後から2台目であった。
遠い駐車場から叔父叔母を歩かせ過ぎずに済んで良かった ![]()
7月のパラダイスはやはり美しい。
雪の残る草原には草花が咲き乱れ、野生動物が暖かい気候を謳歌している。
Myrtle Fallsという大きな滝もあり、少し歩くだけでも見応えのある風景である。
叔父叔母のペースに合わせ、30分ほどゆっくり歩いた。
夫が用意したサンドイッチで、朝ごはん。
彼らはあまり大袈裟に気持ちの表現はしないが、楽しんでもらえたように思う。
最終日は叔父叔母を送って空港へ。
叔母はちょっとうるうるしていた。
私も叔母が行ってしまうのはちょっと寂しい...。
知的で穏やかで、愛情深い叔母。
実際に一緒に行動したのは数日だが、夫家族が皆彼女を大好きなのがわかる気がした。
ちなみに叔父叔母はこの後サンノゼへ飛び、別の親戚(義母兄弟の娘)の家へ泊まるという。
ホテルいらず...ちょっと羨ましい ![]()




