今日は息子から大事なことを教わった。

 

 

4歳から4年半続けている柔術で大会に参戦した。

まあまあ大きな大会で、北はバンクーバーから、南はオレゴン州まで、さまざまな道場の選手たちが集まる、本格的な大会である。

 

元々アスリートタイプではなく(というか鈍臭い...母に似て 笑い泣き)、同大会の前回は散々な結果であった。

息子とは何度も話し合い、それでも大会には出続けたいという息子の意思で大会参加者向けのクラスに出席し続けてきた。

 

 

さて、当日の今朝。

 

夫の電話会議により出発が15分遅れ、バタバタと車を出したかと思えば、高速が一部通行止め 滝汗

さらに15分、予定より遅れた。

 

会場にはチェックイン締め切り時間より前に着いたのだが、入った瞬間に息子の名前が場内放送でコールされている!

「あっシアン!」と息子を呼ぶ同じ道場の子の声が後ろから聞こえたが、振り返る間もなく選手ゲートへと猛ダッシュしたのであった。

 

焦ったのと走ったのとで、ゼーゼー...

息子はウォームアップも何もなく、すぐに計量に並ばされていた。

 

すまぬ、息子 笑い泣き

 

 

そんなあくせくしたスタート(親のせいで)であったが、息子の試合自体は1時間以上後。

待っている間なんとなくナーバスそうな息子に、こちらもドキドキしてくる。

 

 

まずチームメイトの子が先に戦い、負けてしまった。

夫と声を張り上げて応援していたが、残念。

 

この子の両親ともに柔術選手で、一般観客の入れないマットのあるエリアに入っていた。

自分の息子は当然だが、緊張しているうちの息子にも声をかけてくれていた。

ありがたや デレデレ

 

 

続く息子は初戦が不戦勝扱い(選手数が奇数のトーナメントのため)。

いきなり準決勝からである。

つまり、すでに一勝あげている猛者と戦わねばならない 笑い泣き

これは息子には伝えていなかった...余計なことを頭に入れない方が良いだろうと踏んで。

 

 

 

 

 

所在無さげにのそっとマットに現れる息子(白の道着)...

対する選手は小柄ながら、ニコニコと初戦を戦い、キビキビとした動きでポイントを量産していた。

 

息子に対する脳内オッズが降下中...

 

 

しかし、期待は裏切られた!

 

 

 

 

 

素早く先手を取って相手を畳みかけ、途中マウントを取られそうになるもきっちりガード。

 

 

 

 

 

 

そこから逃げ切って、逆にマウントを取り、相手を逃がさない。

 

 

いつの間にこんなに強くなっていたのかと、夫も私も目を丸くした。

いや恐らくセコンドについてくれた先生も驚いていた。

 

 

結果は、なんとポイントで13-0の大差をつけての勝利であった デレデレ

 

 

...ということは、次は人生初の決勝戦である。

 

 

流石の決勝、向こうも素早い。

さらに技術力も高い。

 

息子は体格が良い方で、パワーはあるのだが、技をキメに行ったり、逆にキメられそうになったりすると弱い。

 

結果、惜しくもサブミッション(技で一本勝ち的な)で敗れた。

先生も「勝てる可能性のある試合だった」と、ちょっと惜しそうであった。

 

 

それでも銀メダル!

今までで最高の成績である。

 

 

試合後に夫が聞いた。

 

「ナーバスになっている気持ちをどうやってコントロールしたの?」

 

 

息子の答えは、

 

「負けてもいいんだ、柔術は勝ち負けではなく、いかに自分を守るかだからって、自分に言い聞かせた」と。

 

 

大会前、確かに似たようなアドバイスはしてきた。

結果は考えるな、今まで習ってきたことを一つずつすることに集中しろ、と。

 

が、実際に大会のマットで、大勢の観客から怒号が飛び交う中実践するのは...

 

 

少なくとも私には無理 真顔

(注:アドバイスした本人である)

 

 

結果を意識したら負ける。

これは真実かもしれない。

着実になすべきことを実行するものに結果がついてくるのである。

 

銀メダルはもちろん嬉しいが、それよりも息子が緊張の舞台で力を出し切って戦ったことに、ハッとするものがあった。

 

 

 

 

 

表彰式に慣れていない我々夫婦、うっかり見逃しそうになり、ここでも走った 笑い泣き

ついた時には3人とも台から降りる直前で、ギリギリ写真に収めた。

 

表彰台で先生と少し話したが、本当に嬉しそうであった。

3年前に道場へ入った時は最弱選手であった息子。

もちろん息子本人の努力はあるが、ここまで導いてくれたことに感謝 デレデレ