たまにはおちゃらけた日記を。②
……気付くと、とある駅。
ホーム内の休憩室にて目覚めたのである。
全く見覚えのない光景。
というか、電車を下りて休憩室に入った記憶すらない。
此処は……どこ???
何故、僕はここにいるんだ……???
僕は………
誰??
……いや佐々木だ。
どうやら記憶喪失ではないらしい。
……とりあえず装備品を確認。
バッグ……ある。
財布……ある。
お札……ある。
携帯。傘。帽子。ある。
良かった……。
とりあえず大事には至っていない。
………が、
いない!!!!
何処にいったんだ!!!!!
何がって…?
何故だ!!!!
何故彼女だけがいない!!!
純粋にして純水の彼女がっ!!!!!
オー!!シット!!!
オーマイガッ!!!
僕は必死こいて彼女を探す。
そらぁもう、生き別れの恋人を探すかのように。
何処?
何処に行ってしまったんだ……。
現実は絶望的だった……。
もしかして、、、
だらしの無い僕に彼女は愛想をつかせてしまったのかな……。
悲しみに打ちひしがれながらも、
彼女が去ってしまった現実を受け止め、僕は自分の今いる位置を確認する。
ん???
「糀谷」
-Koujiya-
????
長年、京急線を使ってきて、
ある程度、駅は知ってたつもりだったが……
どこだ???
ワカンネ。(MAPを探してみよう。)
……お分かりいただけただろうか?
どうやら黒ゾーンでここまで来たのだが、何故ここの休憩室にいたのかは不明。
そして彼女の失踪。
そこから眠気と酔いは覚めたが、
多くの謎を残したまま、僕の約3時間に及ぶ大冒険は終幕したのである……。
口の中でほんのりと香る
甘酸っぱいぶどうの香りと共に……。


