マーカス・サミュエルソン
ニューヨークのセレブレストrン アクアヴィット。
北欧レストランとして、20年も人気を誇っている。
シェフ マーカス・サミュエルソンは、スウェーデン人。
NY市は、マーカスをNYから手放さないと、いう。
マーカスに会ったのは、2005年ボルボオーシャンレースで、NYに行った時。
ボルボジャパンの社長ソヤックさんから、必ず行くようにとすすめられた。
いえ、2000年から、マーカスとは会っており、日本にて。
なかなかNYに行く機会がなく、ようやく、実現したのだった。
(汗かき、涙流し、熱まで出し)
55th St.のアクアヴィットは外観は極めてシック。灰色のストーン使いのビルの1F。
中は北欧らしい温かみのあるインテリア。
ランチ終了間際。品のいいマダムが一人でいらしていた。
近所だから、よく来るのよ。
ふ。こんな高いランチを頻繁にいただけるなんて、素敵なマダム。
料理は繊細なスカンジナビアン。
プレートプレゼンテーションは、芸術的。
北欧料理をNYで一躍有名にした、マーカス。
スターのオーラを放っていた。
エチオピアの難民で、スウェーデンは、ボルボシティ、イエテボリに養子にきた、マーカス。
ストックタウンのテディの大親友。なので、私も当時からよく知っていた。
日本で出店できるといいねと、NYで話してきたので、それがまさに実現した。
10月7日 外苑前。
アクアヴィット ジャパンがオープンする。
マーカスも来日する。
Johan Pragのウェディング@原美術館
ヨハンは、スウェーデン人。
スウェーデン最高のクリエイティブオフィス、ストックホルムデザインラボのグラフィックデザイナーだった。
2001年にほれ込んで、惚れ込んで、大使館のイベント、スウェーデンスタイルに招いていたのだが、
あの、NYのテロにより、渡航を控えた彼らに、2月の雪降るストックホルムにこちらから訪ねて行った。
そう、もう彼らの仕事ぶりを見たくて、聞きたくて、会いたくて。
ちょうどストックホルムファニチャフェアが開催されるにあたり、プレスツアーを組んでみた。
当時大使夫人がサポートしてくださり、カーサブルータスさん、AXISさん、デザインライターのオーソリティー土田さん、スタイルエディターの黒田美津子さんをお招きして。
その冬のデザインの祭典ぶりに驚いた、東京でいう、ビックサイト内でオープニングの花火まであがった。
ちょうど目の前に、ヨハンの上司、トーマス・エリクソンがいて、花火に彼すら驚いて、私に目を丸くしててをふりかざし、凄い凄い!と表現していたことを思いだす。
そう、初めて訪ねた、彼らのオフィスにヨハンはいたの。
優秀なのに、控えめで、あまり多くを語らず、手を動かす。その集中ぶりと、頑固さと、才能で彼は、
私のイベント、スウェーデンスタイルの映像を2年連続作ってくれた、渋谷109、原宿、銀座、池袋の交差点の大スクリーンで3週間にわたってオンエアーしていた。あの音楽が印象的で当時必死の私を刺激した。
そして、ヨハンは、スーツケース一個で来日する。というより、移住した。
我が家にしばらく泊まって→一人暮らしを初め→UAや、カヒミカリイのグラフィック→キューピーマヨねースのTVCM制作→日本クリエイティブディレクター賞受賞
という、サクセスを摑んでいった。そして、日本人が見てもびっくりするほど美しいMayuちゃんと出会い、
今日の日を迎えた。
場所は、原美術館。
午後6時半。
朝はいつものように泳いで、着物用に髪をまとめに行く。器用そうな指のお姉さんに竹久夢二風にしてもらう。
麻布十番のFumiの家に行き、着付けてもらう。おじいちゃんが手でつくってくれた、大切な1点もの。
Fumiは私の着付けをいつも助けてくれる。ついでに人生アドヴァイスも。。。
いざ。原美術館へ。
ヨハンの家族がスウェーデンから来ていた。総勢12名で仲良く、スウェーデンらしい家族。
ヨハンのお母さんはヨハンとうり2つ。綺麗なお母さん。
ヨハンの所属するライトニングの須藤さんに、佐藤さん。
一緒にスウェーデンに撮影に行った、名フォトグラファー、辻さん。
今回、Mayuちゃんのウェディングドレスをデザインしてれた、かの、TAISHI NOBUKUNIくん。
ヨハンの親友になってくれた、TAKUYA。彼も一緒にスウェーデンにいったね、BALSの高嶋社長と一緒に。。。
ヴィクターの安藤さん。
まあ、ヨハンといろいろ一緒にお仕事してくださった皆さんと再開する。
スウェーデンからは、ストックホルムデザインラボの、ビョーンクサフスキーも。
思わぬ再会にかたく、ハグをする。私のスウェーデンスタイル、ファーストラブ。
どれだけ、彼とトーマスを宣伝してきたことだろう。
アスクルの仕事がちょうどタイミングが合い、来たという。嬉しいよ。
元ストックタウンのKalleも。新しい彼女と来日。
あー、楽しいイベント一緒にやってきたよね。うん。
着物の時は、いつも、スウェーデンのテキスタイルデザイナー、ウルリカのテキスタイル MOSSを使って
カヒミ・カリイさんがデザインしてくれた、バッグをもつ。
それを原美術館の芝生の上にあえて、ぽい置きしてみた。大胆にも放置。
ちょうどカヒミ・カリイさん。絵になってるねえ。写真とりたい。と。
雑誌リンカランの取材で、カヒミさん、スウェーデンのウルリカの家まで行ってくださった。
何ページにも及ぶ素晴らしい特集となり、永久保存版となり、再編集をして、MOOKまで出してもらった。
そして、ヨハンと仕事をして、カヒミさん、スウェーデンと縁があるのね。
カヒミさん、ヨハンのお式で、2曲、歌ってくれた。
二人に捧げる歌に、Mayuちゃんが思わず涙ぐむ。
お父さんが、私の自慢の娘、Mayuko.。
本当に自慢できるほどの、美しさ。
ヨハンは、今日の日だけでなく、イツも毎日綺麗だとコメント。
日本に来てから、彼女もなかなか見つけなかったが、日本での仕事のサクセスとともに、
最高の女性と巡りあう。ドラマチックに。
二人は、会うべきして出合ったと初めて紹介されたときに思ったの。
強くひかれあって。
キューピーマヨネーズのCMが大ヒットした、その恩師、名コピーライターの
秋山氏が乾杯の音頭を取る。
静かに、大切な一言だけ、ぽつりと。その場が一瞬にして、精霊が降りてきたように
静寂と澄み切った空気に包まれる。秋山マジックに会場にいた誰もが包まれた。
不思議な体験。
こうして、この日。日本に来てからヨハンはどれだけ、人に恵まれてきたか。
そしてそれに応えるようにいい仕事をしてきたかが、表れている。そして確実にこれからの成功も。
確実に約束されている。