皆さんこんにちは、
2017年に悪夢のモネの庭に入社した際に「これで自分の創作活動もあと何年続くか分からないから、もう一度pixivに入会しよう!」と思い、早7年。
今でこそ遅々としていますが描いた作品は必ずアップします。
ですが今回は私が思う「pixivのここが嫌い」と言いたくなる部分を取り上げたいと思います。
1:二次創作だらけ
何度も記事にしたので多くは語りませんが、これが大きいです。pixivに入って絶対と言っていいほど目につくのは大量の二次創作!
殆どのユーザーは自分の力で勝負しようなんて考えていません。
そのため、すでに知られている作品、すでに知られているキャラクターを使用する人のなんとまぁ多い事!!
人の褌で相撲を取っている連中ほど、数百~数千ものイイネやブックマークをもらっています。
オリジナルなんて見る人はかなり少ないので、ましてやさらに少数派である客船を描いている私などは一番多くブックマークをもらった絵ですら60前後が精いっぱいです。
pixivの世界では「努力不足」なんて言葉で済まされることほどいい加減なものはありません。
二次屋ばかりの世界ではどう考えたって努力不足云々の問題ではない・・・・・。
2:お絵描きサイトなのにAIユーザーが
これも最近になって出てきた嫌な問題です。
技術の進化によりAI作品がチラホラ出てきました。
手描きやデジタルで描かなくても1分足らずでそれらを大きく上回る絵が「描ける」ユーザーも出てきています。
ですが皆さん、よく考えてみてください。
AI作品はそもそも、イラスト作成のための指示を文章で作成して生成するのです。
一切手で描くという行為はしておりません。
なんの努力もしなくても、一流クリエイターのような絵が「生成できる」のです。
描いてなんかおりません!!!
しかもAI作品はpixiv内でもかなりの問題となっており、自身のイラストを非公開にするクリエイターが続々と増えてきております。
かくいう私も、イラストの一部を非公開にしました、何十年とかけて築き上げてきた技術をたった1分で盗まれては堪ったものではありません。
実際にAI絵師による絵師への恐喝、脅迫、嫌がらせが頻発しています。
なのにpixiv自身、AI作品の規制を行うような動きはこれと言ってないのです。
お絵描きサイトなんでしょ!?クリエイター守ろうよ!!!
3:官能的なイラストばかり
R-18という訳ではありませんが、とにかく二次創作と同じくらい多いのがこういった露出の多い若い女性のイラスト、
いくら私が男だからっていっても本っ当にウンザリします。
潔癖?賢者タイム?んなもんじゃねえんだバカ!!!!
絵のランキングで必ず上位を占めるのもこう言ったイラスト。
下着が見えたり、胸がやたら大きかったり、昔の暑い国あたりの民族衣装のようなものだったり、
これって自分の力っていうより、描かれた被写体の力なんじゃないの?
デジタル絵でやたらギラギラしてて見づらいです。
多くの女性からも「男のオタク作品は下着のクロッチ(下着の布のつなぎ目)まで描いてて気持ち悪い」という声も多いのです。
これが日本文化なんて海外の人たちには死んでも言えません・・・・・。
もし日本のプロのクリエイター1000人にアンケート調査をして、セックス、暴力、薬物を一切抜きにして面白い作品が作れるかと聞くと、恐らく90%以上が「NO」と答えるでしょうね。
まぁ90以上なんて不遜なことは言わなくても70%を超えることは間違いないかもね。
4:古参ユーザーがどんどんいなくなる
これはpixivが嫌いというのとはまた違うような気がしますが、これも大きな問題です。
pixivが開設された当時から創作している大ベテランさんがどんどんやめていってること。
私もマイピクさんが何人かいますが、その中のかなりの人たちが創作活動をやめてしまいました。
生活を優先せざるを得なくなったのでしょう、古くからの友達がいなくなるのはいい気分ではありません。本当に寂しい限りです。
さらに同じような問題として「本気の人ほどやめていく」事が大きいと思います。
ネットだけにゆる~くやりたい人が多いため、本気でやりたい人はどんどんやめていってます。
私もどちらかというと本気のほうにグラフの針は傾いているのですが・・・・・。
宮沢賢治の「光でできたパイプオルガン」の一節を思い出します。
まとめ
pixivの嫌いなところを色々と挙げてみましたが、ほとんどに共通するのが・・・・・
クリエイターを守らない部分が大きいでしょう
お絵描きサイトなのに、pixivの問題点を俯瞰してみてみるとほとんどこの部分に行き当たります。
中途半端な二次創作クリエイターばかりが幅を利かせる、いやらしいイラストが多すぎる、AI作品が増えてきている、古参ユーザーがどんどんいなくなる。
全部を要約するとやはりクリエイターを守らないからではないでしょうか?
日本の漫画文化がこれからも発展していくには、これらの問題に目を向けるべきでは?と思います。
長くなりましたが最後までご覧いただきありがとうございました。