もし現実となればかつての極東クルーズの二の舞だ!!! | フレンチ客船なブログ

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自身の客船漫画や客船に乗船した時の話などをブログで不定期に更新しています。
更新頻度は主に木曜日と週末ですが、基本、不定期です。
今更ですがアスペルガー症候群です。でもあまり語りませんので悪しからず。

こんにちは、今回は少し重い話題を話したいと思います。

先日Facebookで通りかかったこの記事↓

 

 

この記事で書かれていた、

「日本への配船を計画しても実行できない事が続けば、船会社は日本での投資をあきらめて他の市場に船を振り分ける」と、日本市場での営業縮小や撤退に発展する可能性を指摘する。(文章:日本国際クルーズ協議会JICC副会長のご発言)

 

私の場合、「ヤバッ!!」と思うより「あぁ~あ・・・・・そうなるんじゃないかと思ってた。」って感じです。

 

初代飛鳥の建造にあたって、当時の郵船クルーズ幹部は「将来性のあるアジア市場」に対応するために同船を建造しました。

 

しかしこの時代、有名な「天安門事件」があった時代でもあり、郵船より早くにアジア市場に目を付けていた外国船社は、

民主化弾圧の中国を恐れ、現地に配船していた客船を撤退させていました。

特にクルーズ人口の多いアメリカは打撃が大きくロイヤル・ヴァイキング・ライン(RVL)による極東方面のクルーズは水泡に帰してしまいます。

 

日本の場合は少し違いますが、いつまでもダイヤモンドプリンセスの事例を引き合いに出し、

極端なまでに旅行事業再開を先延ばしにしている結果ではないでしょうか?

実際withコロナの今のクルーズ船では陽性率が空港の10分の1程度というデータがあるにも関わらず・・・・・。

 

アジアでもついにクルーズが再開されはじめましたが、

JICC副会長いわく「動かないのは日本だけ」だそうです・・・・。

 

極端に船酔いを嫌ってクルーズしたがらない日本人は今度はコロナを言い訳にしたんですね・・・・・。

 

前も記事に書きましたが、日本人の祖先はあまりセロトニンが出ない人達だったそうです。

それ故に海の向こうに興味を持たないし、必要以上に怖れる・・・・。欧米人だって海を怖がる人はいますが、日本人の場合ちょっと病的すぎます。

ゼロリスクなんてあり得ないんですからいい加減再開しましょうよ!!でないと船会社にも客にも敬遠されますよ!!!

 

最後に

 

スウェーデン映画「幸せなひとりぼっち」の主人公オーヴェが引っ越してきた一家の2児の母パルヴァネに車の運転を教えるシーンで、うまく運転できず落ち込む彼女に叱咤激励したセリフをもじって言わせてもらいます。

 

「聞きなさい、コロナ禍でも6回も旅行に行ってうち3回は船旅!!クルーズの翌月にはすぐ東京に行って、その間半年で2回も広島に行ったんだ!!!コロナなんてそんな大した病気じゃないのが分かるだろう!パニック映画に出てくるようなウイルスじゃないんだぞ!!」

(元のセリフ:聞きなさい、2人も子供を産んで次は3人目、イランの戦場からはるばるやってきて、新しい言語も学んでダメ男と結婚した!車の運転なんてたいしたことじゃない!脳の手術じゃないんだぞ!!)

 

追記(オーヴェが映画でしょっちゅう言っていたこのセリフ):「IDIOT!!(バカめ!!!)」