おはようございます。って言っても既に5時間前に起きてましたけどね。
今回は初めて2連続投稿をしたいと思います。
にっぽん丸のクルーズの記事がメインですが、昨日、あまりにも恐ろしいものを描いてしまったため。
皆さんに披露します。
4月10日の広島コミケに感動した私は「自分の漫画も趣味だけの範囲に納めていいのか?プロは無理でももっと多くの人に見てもらいたい!!」と願うようになり、現在広島コミケ246(10月10日開催)に向けて大作業に取り掛かっています。
サークル参加は完全に初めてなので、過去作も「新刊」として出展する予定ですが、
pixivの古い友達が「この際だから描き下ろしを描いてみては?」とのご意見をくださったので、
現在、描き下ろし漫画を創作中。全部で20ページ(本文16ページ)です。
久しぶりのノート漫画ですが、さすがに罫線入りまくりのキャンパスノートはいただけないため、
無地のノートに描いています。
しかも下描きなしでね!!!!
最初は少し手を抜こうと思ってました。
(そんなことを書けば他の方から「ふざけんなよ、そりゃ嫌味で言ってんのか?」と思われるかもしれません。
なにせ最初のページの最初のコマから手なんて抜いてないし、しかも下描きなしだし・・・・・。)
いや正直最初は少し手を抜こうと思っていましたが、私は子供の頃から水木しげるや浦沢直樹などを読んで育ったので、
「手を抜く」のが至難の業です。凝り性なんですよ。
すでに2ページ目から尋常じゃないもの描いてるしね!!公開は控えますが。
4ページ目あたりからいよいよ背景が黒くなってきました。みっちり描きこむからです。
そして現在9ページ目を描いていますが、これが一番おっそろしい代物です、ご覧ください。
↓
繰り返しますが、下描きなしです!!!!
家族を含め、周りの方もむちゃくちゃ驚かれます。
特にうちの父は、プロのデザイナーなので少し描けるくらいですが、
父すら「下描きしてないのにパース(遠近法)が狂ってないからスゴイ」と言われます、かなりの頻度で・・・・・・。
この空間は何を隠そうあのノルマンディー号のメインダイニングです。
フランス語でサラマンジェ(salle a manger)です。
全長96m、幅14m、高さ8・5m、客船史上最大級の食堂です。
収容人数700名なので今でこそ1000人以上入れるダイニングを持つクルーズ船は珍しくありませんが、
大きさで記録を破った船は1隻もいません!!!!
格天井は金色に輝き、両舷の壁は何とガラスで造られ、菱形の模様が彫り込まれています!!!
ガラス職人ルネ・ラリック氏が制作した壺型照明(大燭台)12基と壁灯38基、船首と船尾にはシャンデリア、
ここには描いてませんが、ダイニング入口には左右に浮彫が絵巻風に描かれております。
船尾には「平和」と題する女神のブロンズ像が立っており、さらに船尾側にはバンケッティングルーム、
二等船客のダイニングとの仕切りを開放することも可能です。
礼拝堂からメインエントランス、ダイニングルーム、さらに二等ダイニングまでつなげると・・・・・・
145m!!!!!!!
どんだけ豪華な船なんだ・・・・・
ちなみにプロムナードデッキの公室もグリルルームから喫煙室、グランドサロン、ギャラリーサロン、アッパーエントランス、劇場まで
なんと210m!!!!!!!
さすがノルマンディー・・・・・。
3,4年前くらいに「戦艦大和よりもすごかった連合国の豪華客船」というネットニュースが報じられました。
政権への忖度からか、日本人のプライドからか、ノルマンディー号にはほとんど触れていない記事でしたが、
ノルマンディーは大和よりも高い建造費で造られています、以前も当ブログで書きましたが。
戦艦大和・・・・・・・1億4300万円
ノルマンディー号・・・・・・・・1億7000万円!!!!
宿命のライバルと言われた初代クイーンメリーは、8750万円。ノルマンディーの約半分です。
もしノルマンディー号が現代で運航していたら、維持費や経費が凄まじいものになっていただろう。
と、思うのが船好きの間で一致するところですが、スマホが普及した今ならもう一つ別の問題が・・・・・・。
↑
船内がどこもかしこもSNS映えするという問題です!!!!!!現代のクルーズ船でも、
若い乗客がせっかく船に乗っているのに船内を見ずにラウンジに座りスマホばかりつついているのが、
問題になっています。
他のブロガーの方も書かれていましたが、「カップルが食事中にお話もせずにスマホを触っている」とのこと。
船を見ろよ君ら!!!!!(かくいう私もあまり言えた義理じゃありませんが)
せっかくの船旅、少しはデジタルデトックスしたまえ!!!!
ノルマンディー号はもしかしたら、船内の写真撮影が著しく制限される可能性があるかも知れないですね。
まぁもういない船ですが、大いにあり得るでしょう。
という事で、広島コミケ246に向けて奮闘中です!!!