0912 Today in Rock
ラモーンズのトリビュート・ライヴ
開催(2004)
この日ハリウッドのアヴァロン・クラブで
ラモーンズのトリビュート・ライヴが行われ
レッド・ホット・チリ・ペッパーズやエディ・ヴェダー、
ヘンリー・ロリンズらが出演
ラモーンズ結成30周年を祝った。
また、この模様は後に「Too Tough To Die」という
ロック・ドキュメンタリー映画として公開された。
76年の「The Ramones/ラモーンズの激情」のデビュー以来
ストレートなパンク・ロックを96年の解散まで
変わることなくプレイし続けた彼等。
その影響はロンドン・パンク・シーンを始め
アメリカの次世代のロック・バンドにも
多大な影響を与えてきた。
3コードのダウンストローク一辺倒のギターリフに乗せた
シンプルでキャッチーなメロディは
分かり易すぎるほどのロックン・ロールで、
初めて楽器を持った時にコピーするのにうってつけだった。。。
70年代後半以降のアメリカでは
彼等の曲からバンド活動に入る者が多く、
そのため今もラモーンズを支持するミュージシャンは多い。
その証拠に2001年にリンパ腺癌で亡くなった
ジョーイ・ラモーン、
2002年にオーバードースで他界した
ディー・ディー・ラモーンを偲んで
2003年にリリースされたトリビュートアルバムには
この日出演したレッチリやエディ・ヴェダーをはじめ
グリーンデイ、ランシド、オフスプリングという直系バンドから
メタリカやマリリン・マンソン。。。更にU2やKISSまで参加。
ラモーンズのシンプルな曲をそれぞれが“らしく”カヴァー、
全てのバンドの血筋をさかのぼると
ラモーンズに辿り着くのではないかと
思わせるほどの内容だった。
それを物語るのが、そのアルバム・タイトル
「We're are Happy Family」だろう。。。
そしてこの日のトリビュート・ライヴでもレッチリのフリーが
“オレ達はみんな心の底からラモーンズを愛してきた!
今ここにいるのもラモーンズのおかげだ”と叫び、
アメリカ・ロック界の “ゴッド・ファーザー”
ラモーンズに最大の賛辞を贈った。
そんな“子供達”を見届けるように、このライヴの3日後
末期癌であること事を公表していたジョニー・ラモーンが
静かにこの世を去った。。。
この日撮影された映画「Too Tough To Die」から。
Red Hot Chili Peppers - Ramones Tribute Concert
Aerosmith「Pump」(1989)
前作「Permanent Vacation」に引き続き、
プロデューサーにブルース・フェアバーンと
外部ソングライター、デズモンド・チャイルド、
ジム・ヴァランスを起用。
3曲のTop10 ヒットを放ち
エアロスミスの第2期黄金時代を
揺るがないものにしたアルバム。
アルバムからの先行シングルで全米5位を記録。
アルバムの売り上げに大きく貢献した。
"Love In An Elevator"
Red Hot Chili Peppers 「One Hot Minute」(1995)
ジョン・フルシアンテ脱退後、
ギタリストのオーディションを繰り返すが
思うような人材が見つからず、
以前から知っていた元ジェーンズ・アディクションの
デイヴ・ナヴァロが加入して制作されたアルバム。
彼の影響でファンク色が薄らぎハードな曲が多く
結局、方向性の違いからこの1枚でデイヴ・ナヴァロは脱退、
ジョン・フルシアンテが復帰する。
ハードなギターリフの先行シングル。
デイヴ・ナヴァロ脱退後、ライヴで演奏されていない。。。
"Warped"
Lenny Kravitz 「Circus」(1995)
初期のレニー・クラヴィッツに立ち戻り、
オーバー・ダビングを最小限に抑え
ホーン・セクションも排除し
ストレートでシンプルな
ギター・アルバムを目指した4枚目。
初のアルバムTop10入りした作品。
全ての楽器をレニー一人でプレイ、
ストレートなタイトルは様々な憶測を呼んだ。。。
"Rock and Roll Is Dead"
Mojo Walker