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豪傑Zakk Wylde生まれる (1944)
オジー・オズボーンに見いだされ、PRIDE & GLORY、BLS(Black Label Society)と確実に歩みを進めるギタリスト=ザック・ワイルド。彼は1967年の今日生まれた。
オジー・オズボーンは奇人のイメージが先行するが、楽曲の良さ、そしてギタリスト発掘能力は抜きんでたものがある。彼が自分のバンドに誘ったギタリスト達の名前を列記するだけで一目瞭然だ(下記サポートを含む)。
ランディ・ローズ、バーニー・トーメ、パット・トラヴァース、ブラッド・ギルス、ジェイク・E・リー、ザック・ワイルド、ジェリー・カントレル、ジョー・ホームズ、ガス・G。
そんなバンドで最も長く活動していたギタリストがザック・ワイルドだ。
19歳の時、ジェイクの後任ギタリストのオーディションにテープを送ったことから、一気に才能を開花させる。因みに初ライブはイギリスの刑務所だったらしい。
トレードマークの「ブルズアイ」や「バズソウ」デザインを施したギターを独特のスタイルで構え、大きなビブラートや強烈なピッキング・ハーモニクス、そしてカントリーなどにも使われるチキン・ピッキングが彼の特長。
そして、全弦一音下げ、二音下げを初め、(6弦のみ)四音半下げなどの変則チューニング多用も彼の個性だ。
そんな彼をオジーは単なるギタリストとしてではなく、作曲能力も高く評価している。
ワイルド、豪快、豪傑といったイメージの彼だが、息子に、伝説的ロック・ギタリストの名前をつけたり(因みにHendrix、Halen、Michael、Rhoads、Wylde)、息子の影響でポケモンの名前を全部知っている等、良き父親の顔をもつ。
加えて日本との奇妙な縁が。
大のビール党のザック。日本のビールも大好きで、好みはサッポロビール・黒ラベル。これが「Black Label Society」という名前の由来となった。
古き良き時代のストロングスタイルのロックをモダンな音で聴かせてくれる数少ない「カッコいい」ギタリストの一人だ。
そんな彼の言葉。。。
「自分を失うな!他人に耳を貸すな!お前の弾きたいものを弾け!」
Miracle Man
オジーバンド加入第一弾の「NO REST FOR THE WICKED」から。
彼の溌剌としたプレイはもとより、レコーディング終了後に加入したオジーの盟友にして、最強のロックベーシスト=ギーザ・バトラーの雄姿も観られる。
Bark at the Moon
ジェイク時代の名曲をザック版で。
Stoned and Drunk
Black Label Society、パリ公演から。。。熱い。
Losin' Your Mind
PRIDE & GLORY 意外と彼の本質はここら辺にあるかも知れない。
Bassman