先の記事でも書いたように、お年寄りのバイクはパーツの心配が付きまとう。

で、勢い余って集め出したパーツ類。

 

まずはフロントディレーラー2個

 

一つはEbeyでアメリカの業者から引っ張ったもの。

NOS Campagnolo Front Derailleur

【NOS Campagnolo Front Derailleur 28.5mm Clamp-On Silver Double Made in Italy】

ってことでモデル名の表記は無かったが画像見る限り問題なし。状態は未使用だけど経年での保管キズやブレード裏に浮き錆もあったりする。

NOS Campagnolo Front Derailleur

NOS Campagnolo Front Derailleur

142ドルで購入。

ちょっと高くて躊躇しましたが、NOSでワイヤー固定ボルト類もオリジナルなのと、アルマイトの状態はいい感じでポリッシュのピッカピカとは違う質感ですね。

もう一つがヤフオクで落としたジャンク品。

この、取り付けバンドのボルト受け部が破損ってことでジャンクだそう。

ジャンクパーツ

元々ZUNOWに付けてたディレーラーの壊れた部分がここ。
フロントディレーラーのリンク基部。

元々ついてたやつ

活用できる部分が欲しいパーツとドンピシャ!!

部品どりできるので、速入札。

500円でした(笑)

で、無事ニコイチ修理が出来た訳です。

残ったアーム部も予備保管ですね。

 

お次は、Wレバー。

ワイヤーのタイコ抜くのに傷つけたりもあったので、お手頃値段なので買っときました。

Campagnolo (Campy) Victory Friction Shifters

これもEbeyで

【New-Old-Stock Campagnolo (Campy) Victory Friction Shifters...Braze-On Mo】

ってことだったので、未開分のカンパニョーロロゴ入りビニール袋入り。

レバーの裏側(ロゴの反対側ね)に丸いくぼみがちゃんとあるか確認すると、あるよとの返事。

間違いなくビクトリー(業者も書いてるけどね)なので購入。
トリオンフとビクトリーレバーはよく似てるんですけど、裏側のくぼみの他に表側も平になってるのがビクトリー。

カンパビクトリー特徴

トリオンフはこのくぼみが無く

カンパビクトリー特徴

ここのロゴ側(画像で言うと上側)がくびれている模様。
丸いくぼみと、表面のロゴ面のまっ平にこだわる。

 

細かいけれど、この違いが自己満足度に大きく影響してくると信じる(笑)
 

 

 

 

色々と手を入れてZUNOWで楽しんでいたのです。

6月の13日にいつもの元宇品方面に出かけた時のこと。

 

「なんかフロント変速が変わりにくいな・・・」

 

と、違和感を感じていました。

 

取りあえず帰路についてキムちゃりさんに寄ったところ、社長から

 

「フロントディレーラーとギヤリングが近すぎるんじゃない?」

 

と指摘があったのです。

寄ると自転車の状態に目配せしてくれたりするんですが、シフトの違和感は口にしてなかったのに。

 

それが原因かなと思ったりしてチェックすると・・・・

 

「あれ??」

 

ディレーラーのケージが変な方向に・・・

 

「FDの取り付けバンドのボルト緩んでる・・・」

 

と思い、フロントの変速せずに帰宅。

 

帰ってすぐに増し締めしようと位置を治そうとしたらフロントディレーラーがぼろっと・・・

 

バンドのジョイントが砕けてる!!

増し締めしたときにトルク掛けすぎたのかな?

 

ショック!ではあるが高速走行中じゃなくて良かった。

 

で、修理だよね~

 

問題はパーツ・・・

 

バンド径28.5㎜でカンパニョーロ ビクトリーでググりまくりでe-Beyでデッドストックをを発見!!

以前の記述でトリオンフって書いてましたが、よくよく調べるとビクトリーってモデルみたいですね。

ちょっとお高め130ドルで14,000円ぐらいかな。

まあ買うしかないよね。

 

それと前後してヤフオクでジャンクのディレーラーも発見。

旨い事にウチの壊れたバンドパーツの方が大丈夫な物だったので格安500円で落札。

 

もちろん、ヤフオクの方が早く届くのでそちらでパーツ取りし修理。
ここでフロントディレーラーの分解OHしてた経験が役立つ(笑)
ヒンジピン抜くとピンの耳が曲がってたので締めこみすぎたな・・・

反省。

 

e-Beyで購入したデッドストックは予備として保管。

 

取り付けも締めこみすぎないように気を使って作業。

シートパイプにバンドがしっかりフィットしてるかも確認。

 

一回しくじってるのので慎重さは大事だね。

 

 


 

 

ステムにサドルを交換し、さらに強度を上げてテスト走行。

 

いつもの、旧山陽道を抜け榎山峠に・・・

 

旧山陽道のアップダウンも問題なくこなし、いよいよ榎山峠。

 

程よい登りと綴ら折れで、気持ちよく登れる大好きな榎山峠で、感触を確かめながら登っていく。

 

と・・・

はい、終了。

先の豪雨被害での復旧工事で通行止め。

4月25日時点ですので現在は復旧済みでちゃんと通れます!

取りあえず、ポジション的には問題なさそうなので、このまま乗りましょう!

 

あと、お世話になっているキムちゃりのH君に

 

「ブーリー割れますよ、BBBの10Tのやつに換えましょう」

 

ってアドバイス頂いたので、そのまま発注して交換。
旧いカンパ使ってる方の定番らしいです。

 

オリジナルは保存ですね。

保存してても型のパーティングラインから割れるらしい(笑)

 

ZUNOWの試走を終えて真っ先にしたこと。

 

ボトルケージの発注(笑)

 

エリートのチウッシと悩みましたが

 

値段も優しい箕浦のアルミケージの赤で発注しました。

 

細身のフレームに今の樹脂のケージはイメージが合わないのでシンプルに行きました。

箕浦折れたらチウッシのステンレスにしよう(笑)

それとサドル。

元々ついてたサンマルコのリーガル。

アルミダイキャストのフレームでシートポストのヤグラと相性悪くて好みの位置にできなかったので交換。

同じくサンマルコのエリートのロリカピンクカラーに!

取り合えず、女の子受け狙ってピンクにしときました(笑)

っていうかカラーのおかげで、お安く買えました!

 

そして、メインはステム。

取り付け用のメンテナンスキャップ。

前オーナーなのかマイナスドライバーを突っ込んで回したかのようにヘキサホールがなめまくり。

で、作業性が悪いのとサドル位置合わせるとハンドルが近くて窮屈なのでサイズアップをもくろんで、ググる・・

 

タイミングですね~


ヤフオクで今ついているステムと同じシマノ600で、サイズ違いの突き出し長さ12cmのデッドストックが出品中!

 

ってことで即入札して、無事落札。

ほんとにデッドストック状態で2,100円で落札できました。

出品者の方、ありがとうございました。

これだけステム伸びて、上半身の窮屈感も無くなりました。

何がうれしいってステム固定の為のヘキサレンチとエクステンションが入ってるってこと。

このころのパーツはエアロの為に固定ネジが内装されてて長いヘキサが必要ですが、レンチが柔らかすぎてトルク掛けれない物も多い。
この純正工具はかなりしっかりとトルクをかけれます!

タイヤレバーの左が、メーカー出荷時からステムとセット同梱されている専用工具のヘキサレンチとエクステンション。
レンチにエクステンションパイプをかぶせて携帯。

走行中にステム周りが緩むと、これがないとお手上げですから

ZUNOW用のツールバッグを新たに作ったので入れておきます。


 

そして出来上がりがこちら。

サドルは白が良かったかな?

バーテープをピンクにする方が安いな(笑)

一通りの基本的なOHも済んだのが3月31日。

桜も散りはじめてる頃に、様子見とポジション出しで実走。

コロナもたけなわだったのでお花見もかねて(笑)

 

小学生のロードマン以来のWレバーなんで、ゆっくりのんびりと走り

普段はあまり行かない広島市内へ。

川沿いは桜が満開。
花びらを浴びながら気持ちよくポタリング。

コロナもあって人の少ない原爆ドーム、


実走して、気付くこと・・・

ボトルケージ忘れてた(笑)

 

飲み物求めて、友達のお店にもお披露目という理由を付けて、お茶を頂く(爆)

思いのほか軽量だったらしく楽しんでいただけたようです(笑)

 

色々と癖も分かったので帰って微調整しましょう。