前回のブログでは、

ビジネスライティングの一番のポイントは

「読ませず、伝える」という話をしましたね。

なぜなら、皆忙しいからです。

それから良文に慣れてしまった人は、
悪文を見ると、とてもイライラするからです。

では、「読ませず、伝える」ために
大事な考え方が、メンタルモデルなのです。

では、このメンタルモデルが何なのか、

気になっているとは思いますが、

その前に、「読ませず伝える」というのが
どういうことなのか
というのを考えていきましょう。

読ませず、伝えると言うのは、

つまり、読まなくても分かる。

読む人の想像通りの内容である

というのが読ませず伝えるための奥義です。

で、メンタルモデルというのは、何なのか?

一言で言うと、「その読み手の中にある予想」なのです。

人間誰しも予想しながら生きています。

文章を読むときも、校長先生の話を聞く時も、
iPhoneを作った会社の経営者スティーブジョブがプレゼンテーションを聞く時も

そうなのです。

ビジネスライティングに限らず、文章を書くというのは、
読み手の発想を先取りするというか、予測すると言うか
読み手の視点に書くというのが一番最初に必要な事なのです。

私がブログのタイトルや文章を書くときも同じく、
これを読んでいる人が、どう思うかなー

と言う予測と戦いながら、文章を書いているのです。

まずは、読み手視点での文章を書くということ。

それがライティングの最初の一歩なのです。

次回は、メンタルモデルがなぜ文章に
必要なのか、事例を出しながら、書いていきます。
誤字脱字に気がつくメカニズムと良い文章を書くためのヒントがあります。

そこで、
【第8話】就職しても使えるビジネスライティング~なぜ人は誤字脱字に気がつくのか~

です。
お楽しみに!





ビジネスライティングって何ですか?


答えとしては、、ビジネスのシーンで使われる文章の書き方ということですが、


大きく分けるとお礼状などの礼儀を必要とする書類と

企画書、報告書などの書類に分かれてくると思います。

自分の会社では、メールが主流なので、あまり重々しい感じの手紙を書くことは
ほとんどありませんが、

企画書だったり、報告書、稟議書など書類を書くことが多いです。

書類の威力と言うのは、書類が一人歩いていって、思わぬ人にも
読まれていくことです。

稟議書などを書くと、私の会社では、はほぼそのまま社長まで書類が
届きます。

しゃべると言うのは、その場にいた人にしか伝わりませんが、
文章と言う形なら、その場にいる人を越えて読まれていくのです。

では、ビジネスライティングで読ませる一番のポイントは何か?




なんと読ませるポイントは
「読ませず伝わる」
矛盾していますが、これが一番のポイントなのです。

誤解を恐れずに言えば、

大学の研究室を除けば、ほとんどといって良いほど、

このライティングと言う技術を学ぶ機会はありません。

日本人で、日本語を話し、小学校、中学校、高校と
12年間の教育を経ても、大半の日本人は
日本語の文章の書き方を習わないのです。

学校の科目で国語はあったと思いますが、
あれは、読解、リーディングしかないのです。

しかもライティングの教育を受けた事が無い人の
書いた文章を読むだけで、すばらしいライティング技術に
支えられた文章を読んで学習する機会も無いのです。

そのような学生がいきなり、履歴書を書いても、
そりゃかけないわなー
というのが自分の考えです。

また、自分がこの就活のブログで面接対策よりも
先にこれを書こうと思ったのは、

書類がうまく学生と言うのは得てして、しゃべるのも
うまいのです。

ビジネスライティングがうまくなる=面接対策になる
のです。

まずその第一歩として、今日は学生の大半が誤解している
文章の構成について、書いていこうと思います。

「文章の構成と言うと難しいことが出てきたな」

と、思うかもしれません。

そんなことはありません。とりあえず、今日は起承転結が

ビジネスライティングではダメな文章構成である事を書いてきます。

その例として、金田一少年を出します。
(金田一少年の事件簿がつまらないと言う話ではなく、ビジネス文章に適さないと言う例です)

金田一少年は、名探偵の孫で「じっちゃんの名にかけて」が
名台詞の探偵です。

大体、金田一少年のパターンとして、

起:ヒロインとともにどこかに出かける

承:殺人事件が発生する

転:犯人と思われた奴が殺される

結:金田一少年がかっこよく、謎を解く

と言う構成なのですが、

起承と話が続いて、転のフェーズで、読者の想像の裏をかくのです。

そして、最後まで読んで、犯人がわかるというのが、金田一少年の

構成なのです。

つまり、最後まで楽しく読んでもらうことが楽しませる文章の

コツで、そのための構成が起承転結なのです。

起承転結はストーリーを構築するためのフレームワーク、セオリーなのです。


では、ビジネスライティング的なアプローチをしているのがというと

古畑任三郎なのです。

あの作品の場合は、犯人が最初から分かっているのです。

それで、その後に理由がついてくる

これが、ビジネスライティングで求められる文章構成です。

ビジネス文書では、基本的には、結論、その理由を書いていく構成なのです。

ただ、企画書と言うのは、分かるに加えて楽しませると言う要素が

必要になってくるので、序破急という文章構成を用います。

そして、結論+理由と言う構成を知っているよ
とおもったそこのあなた
!!

ご安心ください。私のビジネスライティング講座の
真髄はこれからなのです。

次回、

【第7話】就職しても使えるビジネスライティング~メンタルモデルがあなたを変える~

お楽しみに!

書類選考で必要なのは、

「今の私、なりたい私、間を繋ぐ道筋計画」
と言ってきて、

今の私、の部分しか述べていませんでしたので、

残りの二つを書いていきます。

これは自分の人事のポリシーと関わってきますが
(会社のポリシーとは別です)

就活、転職活動は、

「自分と言う商品を販売するための営業活動」

と考えてます。その時、大事なのは、
何ができるかが基本です。

つまり、能力についての説明をするべきで、
気質や性格をアピールするための場ではない。

のが基本です。

しかし、「なりたい私」の部分では、

自分の気質や性格を絡めて、アピールしていくのが
唯一可能な場所であると思います。

なりたい私については、一言で言えば将来何になりたいかを
考えておいてくださいと言うので、
特に分かりにくい話ではありません。
あなたの夢を考えて、面接官に話してください

ポイントは3つで、
1.3分以内に収めることと、
2.視野が狭いと思われないこと
3.軸がぶれてないこと
内容は、ぶっちゃけて言えば、何でもいいです

1.3分以内に収めることと、
夢を語ると長くなりがちですが、事前に原稿を書いて、
3分以内になるように準備をしておいてください。
この事前準備をすることで、面接で緊張しにくくなりますし、
面接で言うべき事を言い忘れたというミスが減ります。

2.視野が狭いと思われないこと
以前学生の面接をした時に、そういう学生がいました。
どういうことだったかというと、
ゼミで実態を学んだ事に衝撃を受けて、政治家になりたいと言うことでしたが、
他の職業などの選択肢をいくつか見たうえでの選択肢なのか
というのが大事です。

よくあるパターンなのが、「御社でしかできません」
というのに、あなたのやりたいことだったら、他の○○という
会社でできるよ。といわれて、その後、しどろもどろに
なってしまった学生がいました。

視野が狭いと思われるのは致命的です。
あなたがなぜそれをしたいのかを分析するのは、
自分の将来のためでも有りますが、面接を乗り切るテクニックの上でも
とても大事なことなのです。

3.軸がぶれてないこと

あなたの夢が、急な思い付きであるような印象を与えると
アウトです。

特に私の場合、農学部からのIT業界志望だったので、
このような事を思われる危険性が大きかったので
特に準備をしていました。

それが、残りのファクターである

間を繋ぐ道筋計画があるということに
他なりません。

では、
どういう事を書かないといけないかと言うと、

あなたがなりたい私になるために、
どのような経験、能力を身につけないといけないか

それを書くのが大事です。これであなたの計画性が分かります。
そして、それに向けて、自分がどのような努力をしてきたか
これがあれば、あなたの人生に一つのストーリーが
生まれます。

私の勤めている会社はインターネット通販会社ですが、
オリジナルの商品しかほとんど売っていません。
そのノウハウは、
その商品にまつわるストーリーを用意することなんです。

あなたというオリジナルの商品を
企業に買ってもらう訳ですから、ストーリーは必要です。

今の私、なりたい私、間を繋ぐ道筋計画というのは、

つまり、あなたの今と未来のストーリーを作り上げることなのです。

特に新卒は未来に重視をおいて採用が行われるので、
このストーリーを作り上げることができれば、勝ちが大きく近づきます。

後ですね、この道筋計画の中に用意しておかなければならないことが
あります。

企業の志望動機です。これは、ですね。今のあなたから志望動機を
作ってはダメなんです。

未来のなりたいあなたになるために
あなたが必要な経験と能力、仕事がこの会社じゃないと
できないこと。

つまり、志望動機は過去のあなたから作り出すものではなくて、
未来のあなたになるために必要となる要素を考えて
作り出すものなのです。

後は、テクニック編で書くことになると思いますが、
志望動機は、「なぜその業界を志望したのか」と
「なぜこの会社を志望したのか」その両方を書かないと
だめですよ


今まで自分が書いてきた内容があれば、
書類選考の通過率は大きく上がるでしょう


今は就活が厳しいと言われますが、
正確にはそうではありません。

企業の採用基準が変わっているのに、
学生が変わっていないことが問題なのです。

企業は、採用枠をきちんと用意しています。
ただ、その基準に満たない人を昔は妥協で採用していたのを
今は妥協しなくなっただけなんです。

つまり、10人の枠を用意していても、
基準を超えた学生が5人しかいなければ、それで
採用を打ち切っているんです。

学生がきちんと準備をして、企業に必要な
採用基準を超えることができれば、
十分な数の内定は用意できるはずなのです。

私のいる会社でも同じです。
採用の枠(数)は用意しているが、
基準を満たす学生が少ないから仕方なく
中途採用で補っているのです。

今の私、なりたい私、間を繋ぐ道筋計画を
用意するのは、就活上でも大事ですが、

豊かな人生を送る上でも大事なことなのです。

では、今回はここまでで。

次回からは、

具体的なテクニックについて、解説を開始していきたいと思います。

テクニック編の最初は、ビジネスライティング講座です。

ビジネスライティングは、センスではありません。

テクニックと事前のネタの準備で誰でも天才的な文章を書くことができるのです


【第6話】就職しても使えるビジネスライティング~金田一少年に学ぶ脱・起承転結~

です。お楽しみに