今の世の中、就活で100社受けたと言う話もざらではないと聞く。

私の時も、就活を始めたのが遅かったのもあって、

隣の学生が、私が2社目を受けた時には

「もう30社目です」

という話を聞いた。

自分が人事になって、

面接をするようになって、思うことがある。

「この人、明らかに自分の限界以上の企業の数を受けているな」と。


この自分の限界以上の企業を受けると言う現象はなぜ発生するのか?


それは、落ちる→他の企業を受ける→落ちる→不安になってもっと受ける

というループが発生しているから。

もし、このループが発生したとしても、その数が適切な範囲であれば

よいのだが、ある一定数以上になると、企業への思い入れが薄れ、

もっと選考に落ちやすくなる。

では、どのくらいの数が同時並行で受けても良い数なのか。

それは二つくらいのサインが出るまで。

一つ目は、日程を間違えたり、面接の時間を間違えるなどの
スケジュールミスが出た状態。

二つ目は、企業の志望理由が答えられなくなった時。
これは、もう少し、正確に言うと、その業界を受けた理由ではなく、
なぜ、その企業ではないといけないのかが
答えられなくなると言う意味。

例えば、化粧品会社を受けていて、
化粧品業界を受けた理由はいえても、

なぜ、花王とかを受けたのかが答えられなくなったのだとしたら、
それは明らかなキャパオーバーの証。

キャパシティーを越えた状態で選考を進めても、
通過率は落ちるだけ。

しかも、その企業を受ける志望理由が答えられないで
内定がもらえるような企業は行かない方がよいと思います。

では、次回は
「面白い会社を選ぶヒント」

です。





私が作った日報ではありませんが、


前回、23話で紹介した日報のフォーマットは、

使う上でいくつかのコツがあります。

何人か見ていると、うまく使いこなせる人とそうではない人が
分かれてきて、傾向がいくつか見えています。


5分感覚で予定と実績をつけていく日報では、

1.できる限り、五分前のことと同じ事を書かない
2.作業レベルにまで分解しておく
3.予定が狂う事を前提として、バッファ(予備時間)を組み込んでおく
4.予定がずれた原因を分析する
 A.予想力があれば、想定できたが、想定しきれてなかった
 B.予定していないことが途中から入ってきた
 C.見積もりが甘く、一つのTodoに多くの時間がかかった
 D.途中でより良い方法があり、予定を自発的に切り替えた

大体、このルールを守り、他の人に日報を見てもらいながら、
段取りを工夫することで成長のサイクルが回っていきます。

では、また次回

前回の話でできる人は、

複数の仕事を振られる。

重責のある仕事を振られる。

という話をしてきていましたが、

そういう人たちを見ていると、

仕事のスタイル、流儀を持っています。


そのスタイルは、業務や業界の特性によって違いますが、

共通していることは、振り返る仕組みを持っていること。

早い話がPDCAをきちんと持っているということなのですが、

PDCAをただこなすだけではなく、

いくつかの技術を持っています。

Planにおいては、業務の段取り力や見通し力、見積もり力を持っています。

Planがしっかりしているので、実行もレベルが高いのですが、

何より、Check、レビューの仕組みを持っていることがPlanの力を上げ、

成果物のクオリティを上げていく循環を持っているのです。

彼らが共通しているのは、PDCAのサイクルが早く何度もまわしていること。

レビューの回数を増やすことで、成長のサイクルを早めているのです。

その中で、面白い仕組みがこれ。

5分間日報。

5分間で一日を振り返る。

というのではありません。

予定を5分単位でつけるというスタイルです。

朝の時点で5分単位にまで、作業を分解し、

後は作業をこなすだけ。そのような状態にまで持っていくのが特徴です。

もう一つの特徴は、予定をつける右側に実績がついていること

つまりこんなフォーマットまです。


時刻 |予定         |実績     
----------------------------------------
9|0 |メールの未読件数|メールの未読件数
----------------------------------------
9|5 |メールチェック   |メールチェック
----------------------------------------
9|10 | 印鑑押す |部下から相談
----------------------------------------

このような形で、計画と実際の差異を記録してチェックしているのです。

マネージメント層の人たちはもう少し、時間の感覚が長く15分単位だったりしますが、

大事なのは、計画と実績がどれだけ違っていたのかを毎日チェックしていること。

そして、その差が何だったのかをきちんと分析していることです。

毎日このような形で仕事に対する段取り力と見通し力、見積もり力を
鍛えるトレーニングを仕事の中に組み込んでいるのです。

実際に、ヒアリングをして、時間管理のうまくない若手に

毎日実行させた結果、何人かが実績を出し始めました。

業務改善が進んだり、

上司が朝の時点で、段取りを見て、修正させることで、

彼らの成長が加速される結果になったのです。

また、自分がいる会社は皆がみな、仕事をたくさん抱えているので、

自己管理能力が低い人が、仕事が漏れていたり、納期に
間に合わないと言う人がいましたが、

この日報をつけていくなかで、うっかり忘れなどが副産物として
減っていきました。

朝の時点で、自分のするべき仕事が全てその中に入っているので、
それを見ながら、仕事をすればよいので、依頼などを
頭の中に溜めておく必要がなくなったので、忘れが減り、
仕事に対する集中力が増したのです。


ただ、この日報はつけていても、成長しないので、

何人かの実態を基にそのコツについて、

次回話をしていきたいと思います。