私は、人事です。採用の人事です。(人事考課もしてます)

いつも書類を見てます。


私の会社はBtoC、つまり、直接お客様に商品を販売する会社にいて、

商品の評判がいい会社として有名です。


で、、、、


書類を見ていると、

「貴社に入って、ブランドとして認知されるような活動をしたいです」
とか
「ブランド力の向上に努めたいです」
いうのが多い。多い。

どれくらい多いかと言うと、商品開発を受ける人で、かつ
商品開発未経験者の30%くらいが書いてます。

もう、それを見ただけで、落としたいですね。

なんでか。

理由の一つ目。

大体そういう人に関しては、この質問にすら答えられない

「ブランドって何ですか」
ブランドに関わることがしたいのに、そもそもブランドの事を
聞いてみるとまともに答えられない。

なんということだ、と言う感じがします。

ブランドのプロになりたいのに、ブランドの定義が答えられない。

そういう人がブランドを作れるわけが無いじゃないですか


では、二つ目の理由。

ブランド力をつけるために、どういう事をしますかと聞くと、
ブランドをあげるために、イベントをしたりします。とか、、、
ありきたりなことが多い。

そんなんで、ブランド上がるんなら、もうとっくにやってますよ
そう簡単にできないから、ブランドというのが出来上がっていくのに。

そして、最後の理由がこれ。

予算度外視

いくら投資したら、どれくらいリターンが返ってくるのか。
その判断が経営判断というものです。

しかし、こういう人は、えてして、自分達の活動の効果を
把握してない。

ブランド力を上げるのは、企業の目的で言うと
「儲けるため」ですよ。

なのに、予算度外視だったら、それは
本末転倒じゃないですか。

だから、私は、ブランドを作りたいという発想があまり好きではないのです。

ブランドと言うのは、ブランドを作るぞーという意識ではなく、

自分やサービス、商品を磨いていった軌跡として、成り立つものだと思うのです。

最後の一文は、私個人の考えですが、

客観的に言って、

ブランドとか管理とか、具体性が欠けるキーワードを使う時は気をつけてください。

管理と言う言葉は便利なので、つい、使いたくなります。

ですが、

「売上管理をしてました」
といわれても、人事としても困るのです。
売上管理をしていることがえらいのではなく、

売上目標に到達しないような見込みが出た時に行う行動に
価値があるのであって、

売上げの数字を毎日眺めていることに価値は無いんです。


こういう、単体で使われるとイメージがしにくい言葉と言うのを
使う時には気をつけましょう。

使う時は、その後に、具体的な事を聞かれても大丈夫な
準備をしてからです。

ではでは








プレゼンがうまい人。

そういう人って、
大体、いつも理由が三つなんですよ。


なぜか、理由は三つ。


先に結論を行ってから、理由を言うスタイルを守っているから。
常に同じスタイルを持って、磨くことで、プレゼンが安定しているからなんですね。
やっぱりスタイルを持っているのは、スポーツでもビジネスでも一つの強みです。


二つ目は、理由が20個ありますと言われても、聞く方がげんなりする事を知っているから。
理由が一つでは、他に理由があるんじゃないのと思われるし、
3つがちょうどバランスがいい数字なんです。

世の中、理由がいつも3つなんて事は無いんですが、
3つくらいに絞り込んだ方が、言いたい事が伝わるのを
知っているんだと思います。


三つ目は、そういうしゃべり方をする人は
頭がいいと思われる事を知っているから。

学生を見渡してみても、
「今日さー、パチンコいったんだけど、負けた理由が三つあってさー」
なんて話す人はあんまりいません。

こういうしゃべり方をいつもできる人は、
言うことが分かりやすいし、頭がよく思われる事を知っているからなんですね。

普段からこういう癖をつけて、しゃべるようにすると
プレゼン力は上がると思いますよ



今日の話は、書類や面接の時の話です。


中途採用の書類を見ていても、さまざまなと言う言葉を

使いたがる人はたくさんいます。


就活トレーニングを受けていない学生の書類には

さまざま、大きい、多くの

という形容詞のオンパレードです


こういう言葉を使っているなら、
まずは、履歴書から形容詞を消してください。

形容詞を使っている部分を具体的な数字に変えるだけで

あなたの履歴書のレベルは一段階上にいけます。

では、なぜ「さまざまな」というキーワードはだめなのか

理由の一つ目。

それは、書類読む人には

「さまざまな人にあって、大きく成長しました」

言われても

「誰に合ったのか分かんねーし、どういう成長したのか
想像できねーんだよ」


ということですね。

人事は、あなたの書類で初めてあなたの事を知るのに、
さまざまな人に会ったといっても、
企業のトップとかにあって、経営を教わったのか、

外国人の人に会って、違う価値観を見て、視野が広くなったのか

わかんないからですよ。

どうせ書くなら、「経営のトップ300人と会って、経営の何たるかが
分かりました」
くらい、大法螺吹いている方がマシです。
(この回答がベストであったり、良い回答であるという意味ではないですよ)

あなたの文章を、はじめて読む人がどういう想像をするのか
相手の立場に立った考えができないというのが、
一番ダメなポイントと言うことです。

あなたの作った書類、しゃべった言葉、それを
あなたの事を何にも知らない人の立場にたって、読み直してください。

そうすれば、あなたの言いたい事が伝わってないことがよく
分かると思います。

さて、理由の二つ目。

大きい、大きいというのは、企業ではそれを元に経営をすることができないからです。

あなたが、大きなビジネスチャンスがあるから投資をしてください。といっても、

あなたにとって、1千万が大きくとも、経営者にとっては、
1億円以上が大きい単位なのかもしれません。

数字ほど説得力のある形容詞は、世の中にありません。
形容詞を使うのは、表現力が乏しい証拠なのです。

それは、料理を食べて、うまい、すげーうまい。とか言えないのと
同じです。

三つ目。

他の人も同じ様な事を言っているから。

他の人と同じ人を人事は採用したいわけでありません。

他の人と違う優れた部分を持つ人を人事は採用したいのです。


では、今日はここまで。