NERON CAESAR(ネロ皇帝のギリシア語表記)をヘブライ式の数字に変換して合計したら666となるらしい。ラテン語のNEROであればN一つで50少なく616となるらしい。新約聖書はギリシア語で書かれた。黙示録は、新約聖書のヨハネの黙示録で、ヨハネが書いたわけではないというが、旧約聖書が紀元前の頃のヘブライ語で書いてあるのに対し、新約聖書とは、イエスキリストの弟子が紀元後にまとめたものだ。この頃のキリスト教は、ローマ帝国やユダヤ教徒からも弾圧されて、地下墓地(カタコンベ)というところで礼拝をしていた。
ヨハネの黙示録の12章には7つの頭を持つ赤い竜がでてきて、角を生やし、王冠がある。ヨハネの黙示録の13章に獣がでてきて、やはり7つの頭を持ち、角を生やし、王冠がある。
この王冠とは、ローマ皇帝の王冠で、つまり竜はローマ帝国または王政、共和政、帝政、と移行して長老または諮問機関として機能した元老院(アメリカでは上院の意味をもつ)を現しており、竜の信任を受けたのはアウグストゥス(独裁官カエサルの養子)以後の最初の方の7人のローマ皇帝を現すといわれている。
つまり獣はキリスト教を弾圧したローマ皇帝で、666の数字とはネロの名であるという解釈が成り立つわけだ。この時代は硬貨に皇帝の顔と名前が刻印されており、これがないと物を買うことも売ることもできなかった。
獣の統治は42か月に及ぶというが、ネロ帝は14年ほどは皇帝だったが、ローマの大火のあった紀元後64年7月以降にキリスト教徒の一般信者(それ以前は布教をする使徒に限られた)への弾圧を強め、最初のローマ教皇ペテロもネロにより処刑され、紀元後68年6月に失脚して亡くなるまで丸4年あるが、キリスト教徒への迫害から元老院の廃位の決定までは概ね3年半ぐらいかもしれない。
ルイスフロイスでも布教に寛容だった織田信長についてはよく書いているが、キリスト教に不寛容な秀吉や仏教をあつく信奉するような人は悪魔のように書かれているから、ローマ皇帝をそのように黙示(もくし、暗示とか比喩。ギリシア語ではアポカリプス)をしたことは十分考えられる。
それで済んだらたいしたことではなかった。
王冠を英語でクラウン(CROWN)というが、現代ギリシャ語ではCORONAといって、古典ラテン語でもCORONAというようだが、つまり新型コロナウイルスは王冠という意味をもつ。
COVID-19からは、666という数字は導かれないようだが、666は人の名であり人間を現している。
イタリアではついに、ワクチン接種済みか、または48時間以内の陰性証明がなければ、飲食店や公共施設や交通機関の利用ができなくなったようだ。
獣の統治が42か月続くのであれば、2020年から数えると2024年6月頃までになる。まだ2年近くあるが、その後も続くだろう。
ところで、赤い竜は現代の人にはローマ帝国よりも中華人民共和国の方が近い。赤は中国共産党を表す色であり、中国の歴代皇帝は竜を自らのシンボルとしてきた。中国共産党も、中国の歴代王朝と何ら変わるところはないと最近よくいわれる。
また、キリスト教関連の人は、新型コロナウイルスのワクチン接種は獣の刻印とは違うとか、反キリストの獣はまだこの世に現れていない、などと必死に否定しているが、ウイルス自体が獣から現れたのだから、獣のようなものだ。獣の名の刻印(新型コロナウイルスワクチン接種済の刻印)がなければ公共施設に入れないとか日常生活ができないように、一部地域ではなっており、そうでない地域でも、そうした方がいいと口に出す人がいる。そもそも海から上がってきた、という部分が、ローマ市民にとってローマ皇帝は海からは上がっては来ないし、豹に似ていたり、熊の足や獅子の口もしていない。キリスト教の信者がいうように、ローマ皇帝を貶めるための黙示というより、本当に預言(啓示)のような感じがする。




