NHKの朝ドラを、時間帯の関係で再放送のは全部、本放送のはたまに見ているんだけど、世間では、今のおむすびってのは、あまりよく思われてないという話もある。タイトルは主人公の結という名前のようだ。九州の福岡県の、伝説のギャルの8歳下の妹で書道部という設定。時代は平成16年だから生まれが平成元年ぐらい。でも、自分はすごく面白いと思う。
前作と比べると、日本を変えた女裁判官というのも無理があって、無理やり作っている。嘘つきな人は、事実と虚偽をまぜこぜにして人を騙すように、虎に翼も当時の時代と合ってない嘘の話を、本当の裁判と入れ混ぜるところがあって、司法関係わかっていると、なおさらそう感じる。
それよりは、福岡の伝説のギャルのほうが、感情移入しやすい。つまり虚構とは、嘘をつくことではなくて、架空の話を通じて、真実とか時代を人にわかるように伝えることだ。そもそも昭和とか80年代とかの頃、ちょっと不良みたいな人が主人公のドラマが定番だった。だから正統だと思う。あまちゃんはちょっと、不良というのがネガティブだったけど、今回はいいと思う。昭和の頃は、親に反発するのがよしみたいな風潮があって、地方都市ではそうする方が正しい選択ということもある。
平成の頃はみんな豊かになって、そういうことはなくなって行ってたけど、令和の今は親ガチャなんて言葉もあって、生まれながらの越えられない壁みたいなものを人が再び意識し始めた。だからこそ、こういうドラマに意味がある。