軍隊日記8月30日 | イ・テガンオフィシャルブログ

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透明な青空の下、一本道。

道の奥に見える曲がり角に長い髪をなびかしながら消えていく一人の麗人。

少しだけ見えた彼女の後ろ姿の余韻が全身に染み通って,
その余韻にほどされ追いついていってしまう。

一歩足を伸ばせば曲がり角に着く所。


最近の天気はこのようです。

秋っていう名前の麗人を追いついてやっと見える所まで来た感じ。

夏と秋の警戒線を踏んで佇んでる感じ。

朝晩気温差激しいけどそれが嫌ではなく
漠然と秋を想ってウキウキしてしまう感じ。


昨日の夜空には満月が煌々と輝いていました。

入隊してついた一つの習慣は空を見上げる事。
そして満月に欠かさず願い事を願う事。笑

子供のような事かもしれませんが
なぜか丸くて暖かい満月を見ると
心の奥からざわめく感情を抑えきれずに
いつも同じ事を願うんです。

願い事をバラしたらダメって言われるからどういったもんかはいいません。笑
いつか言う日がくるでしょう。ー

そういえばこの頃
いろんな出来事があって皆さんにご心配かけてしまいました。

一般人としていた時と
軍人として対面する国際情勢は

肌に触れる感覚も、
自分の心持ちも,
覚悟や意志の深さも

一から全てが天地の差でした。

自分も知っていなかった新たな自分を垣間見る事が出来た一週間。

ちょっとした変化に、ニュースに一喜一憂しつつヒラヒラしてた一週間。

何事なく解決されてホッとしました。笑


さーて、

後少しでD-100です。

考えてみれば『100』っていう数字にはいつもドキドキ、ハラハラしていたです。

昔、初めて彼女ができて迎える100日記念日はもっとも大事でその日を指数えながら待ってた事、

大学受験ではD-100になった時の焦りと緊張は口で言い表し難かった事ー
それからなんでこんなに月日が流れるのが早いのかとハラハラしていたです。

除隊まで100日はどんな心境なんだろうー

と100日を迎える先任達に尋ねたりもしたんですが
いざ,なってみるとなんともない。

ただなんでこんなに月日が流れるのが遅いのかとイライラしたりー

受験の時とは真逆の心境です。笑

漢字の『百』って単なる数字100の意味だけではなく

百萬長者 ,一樹百穫 ,百折不屈 ,百年佳約などの四字熟語を見てみれば『多い』の意味があるから
その百に拘り、
意義をおくのではないのかと思いました。

だから、

『除隊百日』
除隊までまだまだ日々か多く残ってる!
としか解析できない今日です。笑

ではでは。