タラウェラT102振り返り② | 世界を走ってやる!

世界を走ってやる!

自分の足で色んなところを走りたい。いつまでもどこまでも元気に走れる頑丈なランナー目指して、走り方を研究しています。

走り始めは2008年9月2日


2箇所目のエイドを過ぎると途中から50キロと100キロとでコースが分かれました。

それまでは周りにたくさんいたランナー達が一気にいなくなる、ほぼ単独に近い状態になりました。

そっか!だからさっきのエイドもあんなに混んでいたのか!

そこからは、周りに誰もいない。
こんな早くから一人になるなんて、珍しい。

あまりにも誰もいないもんだから、トップかビリなんじゃないかと思うくらいでした。

もちろん、どちらでもなかったけど。

この区間はとても走れる区間で、ちょっと薄暗いトレイルの中や、湖畔の周りを走ったりでした。

薄暗いトレイルでは後ろにメンズランナー付かれたりもしたけど、それ以降は次のエイドまでほぼ単独走。

ロードも走りました。
やっぱりロードだと走りやすい。


コース上のトレイルにはランナーとハイカーしかいないけど、湖の避暑地的な観光地では水雨に遊びに来ている人たちがたくさん声掛けてくれました。


気持ち良く走れたのは4つ目のエイドMillar(42.7km)までだったと思います。


時間的にも太陽が頭の上にやってきて、気温も上がりつつあります。


朝方ひとても涼しくて、暑さは気にならなかったけど、昼過ぎから夕方に掛けてはやはり太陽が出ているとそれなりに暑かったです。


しかし、日本の夏のような暑さではないし、汗がダラダラ出る訳でもなかったので、どのくらい水分やミネラルが奪われているのかが分かりづらかったです。


汗のかき方ってのは結構重要で、さらっとした汗で、顔とか服が塩で白くなければ、水分やミネラルが足りなくなってはいないんだと思います。


今回、腕に白の薄手のアームカバーをして日焼けや寒さをそれでしのいでました。

後半は暑くなったので外しました。


塩の感じは自分の顔を触って、ザラっとしていないかどうかで判断しましたが、少しザラっとしたかな。


なので、途中から経口補水液を少し飲むようにしました。


物凄く喉が渇くってほどでもなかったけれも、エイド感が13キロとか超えてくると、持ってる水分500mlではちょっと足りなくて、もう片方の経口補水液を飲みました。


としあえず、それで次のエイドまでは間に合いました。


4つ目のエイドのボランティアがとてもフレンドリーで元気いっぱい!子供も大人もいて楽しそうでした。



何して欲しい?

じゃあ、水を下さい。


ボトルを渡すとそれに入れてくれた。


そして、日焼けどめぬる?

はい、お願いします。


首の後ろに塗ってくれた。


他には?なんでも言って!


そんな感じで至れり尽くせりです。


エイドではジンジャービールを飲み、エナジーバーとワッフルをもらい、バナナ食べる。


さっきからエナジーバーとワッフルもらってるけど、実は1個も食べてない。


自分で持参した補給食も少しは食べたが、あまり摂っていなかったようです。


だから走れなくなったんでしょうね。

(歩けるけど走れない)


このmillarからはこのコースの一番の上りに。


この地図の青矢印のところらへん



40キロ過ぎからの上りを終えるとループゾーンがあり、また来た道も戻るしくみとなっている。


ここのゾーンが今回かなり手こずったと言うか、一気に体力を奪われたところである。


ものすごい上りって訳でもないのだけれど、なんて言うか、ものすごい疲れた。


フルマラソン走った後にちょっとした山を登ってる感じ?


標高的には景信山。


山って言ってもコース全体の雰囲気としては、鎌倉トレイルくらいの感じ。


次のエイドの57.2kmにはドロップバッグを預けておいた。


100キロは2ヶ所ドロップバッグを置ける。


このドロップバッグ(袋)は各自で用意する。


日本やUTMBだと大会側が用意してくれるが、オーストラリアやニュージーランドはだいたいこのパターン。


スーパーなどのチャック付きのエコバッグに大会側が用意したシール付きのタグを付けて預ける。


日本とかもサイズ規定してそうすれば良いのに。


ちなみに、今年からはUTMBもドロップバッグの再利用をすすめている。


今回、補給はなるべくエイドのもの中心で考えていたこともあり、そこまでお楽しみ的な食べ物を入れてなかった。


そして、普通のジェルを日本から持ってきていなかった。(忘れた)


ライスピュレとかは持ってきてたけど、愛用のどこでも売ってるアミノバイタルを持ってこなかったのはちょっと失敗だったな。


↓これね。


エイドにあったパイナップル味のジェルは使ってみた。


味は悪くないけどちょっと甘かったな。

水に薄めるとちょうど良いかも。


なんだかんだと、動けてはいるものの、エネルギーはだいぶ減っていたのだと思う。


そんな中、あれこれ普段飲まないコーラとかジンジャービールをがぶ飲みしてたので、少しずつ味覚や胃の方に負担がかかり始めたのかもしれない。


とりあえず、着替えとレトルトのおかゆを入れておいたので、それは食べたが、今思えばもっと腹に溜まるものにしておけば良かった。


57キロ地点ならまだ食欲も多少あるので。


ここでドロップバッグには必要ないものやエイドでゲットしたワッフルなどを戻し、ゴールまで運んでもらう。


ここのエイドでかなりの量のスイカを食べた。


そして、トイレも寄った。

やっぱりレースの時の生理面倒!

しかもほぼ初日だから一番やっかいな日だし。

コースが平らでないと、色々と擦れてきて、お尻なら辺り不快感100%。

あとで、ワセリンとか塗ったけどダメだね。

擦れて痛いし、色々食い込むし…


最終的に、食い込みを直さないでそのままにして走る方が痛くないことがわかったのは本当後半である。


こんなトラブルを抱えながら来た道を戻る。


シングルトラックの道でこれからループに向かう選手とすれ違う。


みんな声を掛けてくれる。


一番多かった声掛けはwell doneだったと思う。


他にもはnice work!やビブに書いてある名前で声かけてくれたり。


自分も走っているのに、こちらに声かけてくれるんだよ。これからまだ先長くて大変なのに。


こちらも声がけするけど、結構疲れてるので、とりあえず笑顔で誤魔化したけど。


あともう1回続く。






にほんブログ村 その他スポーツブログ トレイルランニングへ
にほんブログ村