KOUMI100詳細 その② | 世界を走ってやる!

世界を走ってやる!

自分の足で色んなところを走りたい。いつまでもどこまでも元気に走れる頑丈なランナー目指して、走り方を研究しています。

走り始めは2008年9月2日


KOUMI100を攻略する為に、区間ごとのタイムを決めていた。

以下は1周目の実際のラップ。
距離はポラールのGPSを1分毎にした為、実際より長めである。


微妙に押すタイミングまちがえてたりするので多分、トレイルのところはもう少し時間かかっていて、その後のロードはもう少し速い。

最初の林道区間は混雑とかで少し予定よりかかったものの、1周目はまだ脚もフレッシュなのでそれ以外は予定通り。

これで6時間8分くらい。
試走時とあまり変わらず。


1周目はまだ雨も強く降っていた。
最初の林道の上りはまだジャバジャバと水溜りに入る程度だ。

激しい雨が降っていたが、ロードで走れていたし、常に動いているので寒さは感じない。

水はあまり減っていないが、トレイルに入る前のエイドでペットボトルを1本もらう。

山の上りは滑るところも多く、手を使う機会も多かったのでテムレスを外せない。

やっと着いたトレイル折り返し後の下り地点からは水溜りが多く、最初はなるべく水のないところを選んで歩いていたが、そのうち足場がなくなって結局は泥水の中に足を突っ込む羽目となった。

1周目の山はまだ元気だったこともあり、泥んこプレイもそれなりに楽しめていた。

下りはすでにずるずると滑るので、滑り下りる感じ。

苦手区間は実際大した距離はないのだが、とても神経を使って下りる。

そこを無事下れば走りやすいトレイルだ。

ロード区間に出ると、途中でらんな〜さんに声を掛けられたので少し一緒に走る。



トレイルを終え、稲子湯到着。


黄色のゲーターのはずが真っ黒に。

テムレスも雨が染みてきちゃったので、外して走ったよ。絞ると水が出た。

ここからロードの上り。
マイペースで行きましょうと、らんな〜さんが前を行く。

少し走って、少し歩く。
これを繰り返しながら進む。
どんどん距離が離れていった。

ロードが終わり、林道下りに入る。

試走時ここで少し脚を使ってしまったので、今回は気をつけながら下った。

ロード区間で綺麗になったシューズがまた泥だらけになった。

林道が終わり、ロード3キロくらい走って再びスタートゴールに到着。

一度スタートゲートを通過して、サポートカーの方へ移動する。

トイレに寄ってからサポートカーへ。

トイレに入ったらトレイル区間で尻もちついたので、泥とか草とかが出てきたニヒヒ

車に行って、食事タイム。
もちろん足も靴も泥だらけだ。

靴の中に細かい砂や石が入っていたので靴を脱ぐ。

1周目だけど、足元ぐちゃぐちゃだったので靴も靴下も変えることに。

サロモンのゴアテックスのシューズだったが、ここまで水に浸かってしまうと防水もなにもない。

足裏はしわしわ状態だったが、靴擦れとか爪はまだ大丈夫だった。

サポートのK子さんが汚い足も拭いてくれて、足裏にたっぷりテングバームも塗ってくれた。

ここまでさせて良いのかと思いながらも、いつも優しくしてくれるので、その好意に甘えてしまう末っ子甘えん坊mieちゃまであったねー

ここではラーメンを食べ、1周目に食べ残っていた焼きおにぎりの残りも食べた。

1周目走りながら食べた物
焼きおにぎり(半分)
マドレーヌ
ジェル(ちびちび飲む)
トレイルミックス
ゼリー

ジェルは山の中でちょこちょことるようにした。ジェルをとるときは、急激に血糖値が上がらない様にトレイルミックスと一緒に摂るようにして工夫している。


蒸しパンを食べながら準備中

結構濡れたから着替えるか迷ったけど、そのまま行くことに。

まだまだ食べれるし、動ける。

休憩は予定より少し長くなってしまって22分。

サポートのふたりに見送られ、2周目へと進んだ。

少し進むとなんだか急に寒くなる。
あれ、なんか寒い。

後ろを振り向き、戻って着替えようかとふと迷う。

でも、また戻るのも…動いていればそのうち体も温まるだろうと思いそのまま進むことに。

この判断が正しい時もあれば、大きなミスとなることもあるので注意が必要だ。

コースはさっきと同じ。
ロードを経て、林道にはいる。

林道は1周目よりも荒れていた。
前に女子が数人見える。

上りの基調の道でどんどん置いていかれる。

ポールを使ってみんな上手く歩いて行く。

私もポールを使ったがみんなの様に速く歩けない。

なんでだろ?

寒さはさっきより気にならなくなったが、寒さで体が冷えてしまったせいか、トイレに行ったばかりかのに、もうトイレに行きたくなってしまった。

思わず周りを見渡し、隠れられるところを探すがなかなか良いスポットがない。

膀胱に尿が溜まると中々走れない。

そうなると身体が更に冷えた。

寒い、おしっこしたい、寒い、おしっこしたい

頭の中はそれの繰り返し。

この林道が終われば本沢温泉エイドなのでトイレがある。

なんとかそこまで7キロ我慢である。

トイレも行きたいが、寒さの方も心配になった、この先山に入ると標高は最高2100mある。

やっぱり着替えておけば良かったか?

着替えはレインのパンツしかないし…と色々考えた。


あ!

そう言えば、雨対策で使えるかもと、富士登山競走のビニールベストを入れてたはず!!

とりあえず、本沢温泉エイドに着いたらそれを着よう。

頭の中はトイレのことでいっぱいだった。


あともう少しで林道が終わる。
エイドが近づいてきた。

なにやらエイドが騒がしいぞ?

とても賑やかだな〜とよく見ると、そこには良く知った顔が!!


なんと、姉さんとERIちんがサプライズで応援に来てくれた‼︎


いやー これは驚いたし、嬉しかった。

びっくりしながらも、トイレ行きたいとまずトイレに。

トイレからは出て、ザックの中からビニールベストを出した。

ビニールベストは中に着ることにした。

これ着たらかなり温まる。助かった。
(動いたらむしろ暑い)

みんなから元気をもらい、膀胱もスッキリして再び走り出せた。



つづく