2007/7/30 11:34
挫折
旅に出ようと思ったらフロントフォークからの油漏れで断念。バイク屋で「よく車検の時大丈夫だったね」と言われ、運が良いんだか悪いんだか複雑な気持ちだ。
こういう場合どっちがメインだか解りませんが、墓に行った後に実家の仏壇にも一応報告するかと思い、実家へと行きました。
すでに定年退職をして悠々自適な感じの母親からは「いい年をして何やってんの!」みたいなオーラをびしびしと受けました。しかし、このバイクに沢山の思い出が詰まっている事を知っている母親は一緒に喜んでくれました。
実家を後にして「何処に行こうかな?今日は一日あるからな~」などと思っていましたが、「フロントフォークの錆が凄かったな」と思い信号待ちで何気なく見てみると素人の私でもただ事ではないほどのオイルが漏れています。知らん振りしてそのままどこかへ行きたいところでしたがバイク屋の近くだったので軽い気持ちで見てもらいました。
「今日ぐらいなら何とかなりますけね~?」と聞くも「無理無理無理!フロントのブレーキ効かなくなるよ!」と言われ、一旦家に帰った後に妻と子供に一緒に来てもらってバイク屋へとバイクを預けました。
会社を休んでバイクの車検を取りに行き、そのまま消えたかと思えば帰ってきてバイク屋まで一緒に来いという夫を持つ妻に深く同情してしまいました。その原因が俺ですけど。
思い描いていた車検を取ったらそのままツーリング作戦はずっこけな結果になりました。
2007/7/31 9:45
検査場の前には小さなハンマーを持った検査官が待っていた。
「はいエンジン
掛けて~」と言われ、検査の建物の入り口でチェック。
ウインカー、ライトの遠目と近目。ホーンを鳴らすと「ちょっと降りてね~」と言われ、色々な箇所を叩いて確認。動揺してウインカーの位置が解らなくなったのは内緒の話。
「はいっエンジン掛けて中に入って~」と言われ「めっメットはかぶらなくてもいいですか?」と聞くと「あ~大丈夫だよ~」と軽く流される。
係官が計器を操作し、横から見ると○■○となっている床の■に前輪を乗せる。すると「ブレーキの検査で~す」と放送が入り、■が下に下がり○○の間にタイヤが挟まる。軽く動くような感じがして「はいっ前のブレーキ掛けて~」と言われ、レバーが折れるほど握り締める。このとき大きな掲示板
が目に入り、小さく○が出るのが見えた。
後ろのタイヤも同じ場所に乗せてブレーキを掛ける。終わった後に車輪が競りあがってくるような感じがあったので、○が動いてブレーキの聞き具合を見ているのだろう。(当たり前か)
その次は、難所と思われていたライトの検査。指示された停止線まで前輪を持って行き、遠目にして待つ。
右側から銀色の盤が出てきて俺のバイクのライトを探すような動きで微妙に上に行ったり右に行ったりしている。SF映画でUFO内部でやる健康診断みたいな感じがした。
「あ~そういえばライトの調整って何処でするのかな~」なんて考えていたら「はいっ終了です」との声。
「えっ、おっ終わりですか?」と素で驚き確認すると、笑顔で「はいっそうです」と言われ、あっけなく検査は終わった。
窓口に書類を出すと、ほどなくして綺麗な車検証とステッカーを貰った。
周りには本職と思われる方々が忙しそうに歩き回っていたが、手にした車検証を見てニヤニヤと笑ってしまうのを抑えられなかった。
順調に行けば書類提出から車検交付まで1時間も掛からないと思った。
もっと早くやってみれば良かった・・・
