[OSEN=ヨン·フィソン記者]映画「設計者」監督が作品のビハインドを直接明らかにした。

13日、映画「設計者」(脚本·監督イ·ヨソプ)側がイ·ヨソプ監督のコメンタリーを公開した。

#1.「片目」の事故、本物か設計か?


「設計者」は依頼された請負殺人を完璧な事故死に操作する設計者「ヨンイル」(カン·ドンウォン)が予期せぬ事件に巻き込まれて起きる話を描いた映画だ。 暴くほど新しい意味を発見できる映画「設計者」が疑いが加わる瞬間に対するイ·ヨソプ監督のコメンタリーで注目を集めている。 最初に注目してみる疑いの瞬間は「片目」(イ·ジョンソク)の事故だ。 「ヨンイル」が最も信じて頼りにした同僚「片目」の事故が本当なのか、あるいは設計された死なのか多様な解釈が行き来する中で、エンディングクレジットの中のチェスの言葉を通じて真実を類推することができ観客の関心が集まる。 これに対してイ·ヨソプ監督が「映画の中のすべての事故を観客が疑うことができるようにセットし、意図を伝えるためにエンディングクレジットグラフィックを人とチェスの言葉に分けて表現した」と説明し、隠れたメッセージを発見する面白さを加えている。

#2.「ジャッキー」の失踪、彼女の正体は?


2番目の疑いの瞬間は「ジャッキー」(イ·ミスク)の失踪だ。 三光保安のベテラン「ジャッキー」は「ヨンイル」と最も長い時間呼吸を合わせてきたが、コントロールしにくいだけに変数になる人物だ。 実際に「ジャッキー」は作戦遂行中に突然失踪し「ヨンイル」の計画に支障をきたし劇に緊張感を加える。 これに対し観客の間では「ジャッキー」の失踪原因から正体まで多様な疑問が提起され、色々な解釈が相次ぐ中で、イ·ヨソプ監督は「ジャッキー」は「片目」の跡を探して道ではないところを徘徊していただろう。 バス事故の場所と遠くないところに「ジャッキー」があったはず」と伝え、過没入を誘発している。

#3.清掃員は存在するのか?




最後に注目すべき疑いの瞬間は清掃員の存在だ。 繰り返される事故で自身が清掃員のターゲットになったという「ヨンイル」の疑いが深まる中で、観客の間では清掃員の存在可否に対する好奇心が続いている。 これに関してイ·ヨソプ監督は「話が進むほど清掃員という存在が鮮明に描かれる感じを与えたかった。 観客に「実体があるかもしれない」という疑いを持たせることが重要なポイントだった」と伝えた。 このように明確でない存在に対する人間の疑いを繊細に表現した「設計者」は映画に深みを加えている。 このように観客が映画の隠れたメッセージを直接暴く面白さをプレゼントする映画「設計者」は興行の勢いを続けている。

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