現在、TOYOTA 86 SUBARU BRZ のLEDバックランプを試作していますが、どこまで攻めていけるか実験するために、世界最高峰の明るさのLEDバックランプを試作して検証してみることにしました。
試作は以下の仕様です。
・アルミ基板を使用したT16ベースの4面モデル
・日亜製チップLEDを1面に10灯、4面で40灯
・1チップ約47lm、1面の10チップで470lm、4面の40チップで1880lm

おそらく世界最高の明るさです。1個で1880lmですから、バックランプですと左右2灯付けますので、2灯でなんと3760lmです。もうヘッドライトにも匹敵する明るさです。
外観はこんな感じです。

1面10個、4面で40個の日亜製LEDが、理路整然と並んでいます。
さて、本題に入る前に、なぜ今になってこのような実験をするのかと言うことです。
一般的には、LEDは明るさが増せば、それに比例して温度も上がります。明るさと温度は比例すると言うことですね。そんなの関係なく明るいのがいいよと言われるかも知れません。じゃあ、希望通り限りなく明るくすればいいじゃないかと思うかも知れませんが、LEDチップ自体にも温度の限度があり、制御パーツにも温度の限界があります。保護回路というものです。もし保護回路がなければ、そのまま温度上昇が続くと、煙がモクモクと出てきて、制御パーツやLEDチップは壊れてしまいます。それを防ぐ目的で、保護回路は存在します。
では、LEDMAGICや有名メーカーなどの商品はどうでしょうか?1年2年使用しても、買った当初と同じように発光しますよね。これは、温度上昇を抑えていて、長持ちするよう設計されているからです。言い換えますと、長期間使用するために、安全マージンを取って設計されているのです。ここで言う安全マージンとは、明るくし過ぎると温度が上がり故障の原因になるので、適度な明るさのバランスを保つことです。
逆に、某オークションなどに出品されているLEDはどうでしょうか?ある有名メーカーが、T16LEDバックランプを左右2個で500lmで販売してますね。これに対して、同じT16バックランプが、左右2個で1000lmの爆光ですと宣伝しています。もっと過激に、2000lm、3000lmなどの記載もあります。この違いは、上でも説明しましたが、長期間使用出来るかどうかにつながるのです。すごい明るいけど、長い時間使用できず、買ってすぐ消えてしまうLEDでは困りますものね。
ここでやっと本題に入ります。
放熱を考えたアルミ基板で、信頼性の高い日亜製LEDを使用して、どのメーカーよりも明るいT16バックランプを製作した場合、どのくらいの耐久性なのか?!
温度計をセットしまして、時間と共に温度が上昇していく過程を検証します。

まだ点灯はしていない状態です。25℃です。

1分後です。70℃になりました。

2分経過しました。101℃です。

3分経過しました。123℃まで上昇しました。

3分10秒で126℃になりました。
3分10秒で126℃になったところで、4面LEDの内2面が保護回路が働き消灯しました。
折れ線グラフを見ると、緩やかな温度の変化が分かります。
では、明るさの変化はどうなっているのでしょうか?同時にルクスメーターで計測していました。
点灯時の明るさを100%としますと、
1分後は、約90%
2分後は、約85%
3分後は、約80%
になりました。つまり放熱が出来ていないと、温度上昇に反比例して明るさは幻滅していくわけです。それでも放熱エリアが広いので、明るさはそこまで急激に落ちませんでした。
LEDMAGIC製品では、温度管理がしっかり出来ていますので、このように時間と共に明るさが減っていくことはほぼありません(若干の公差はありますが)。
この試作T16LEDバックランプは、ウルトラマンと同じで、3分間しか持たないことになります。そして、明るさも徐々に減っていき、3分以上点灯すると、半分は消えてしまうのです。
しかしながら、このLEDの形状は、T16バックランプの通常の電球より約1cmほどロングになっています。何故かと言いますと、アルミ基板の放熱部分を出来るだけ多くしたかったからです。これだけ放熱部分を広くしても、3分しか持たないのですから、この1880lmという数字は、とてつもない明るさだと想像がつくかと思います。
総括しますと、1個で500lmや1000lmと謳っている商品は、放熱性の高いアルミ基板などで、尚且つ放熱エリアを広めに取っているものでなければ、LEDを2分とか3分とか連続点灯させることは難しいと言うことです。つまり、点灯してすぐにLEDが切れたり、どんどん暗くなっていったり、しまいには壊れてしまう可能性がありますので、お気をつけいただきご購入ください。
ちなみにこちらのT16バックランプは、荒井タイヤ商会様の常連のお客様であるK様のフルオリジナルオーダーです。ウルトラマン並みの寿命ながら、世界最高の明るさのバックランプにご満足いただけるかと思います。悪魔のささやきではありませんが、3分以内の点灯であれば、世界最高峰の明るさが手に入りますよ!!
何度も言いますが、理論値で1個1880lm、両側で3760lmです。一瞬ではなく3分点灯出来て、これ以上の明るさのT16LEDバックランプがありましたら、逆に知りたいです。
※こちらは試作品であり、実際に商品化する際は、もちろん安全性や耐久性など考慮しての設計となります。もちろんその制約の中でも、最高の明るさをご提供する予定です。
※世界最高や世界最高峰などのは、全て弊社調べでの表現です。数字などは全て自社計測によるものです。
LEDMAGIC