空がめっきり高い。秋である。ナンダカンダうだうだやっている間に秋が来た、という感じだ。
先週は校区の秋祭りが行われた。残暑のような暑さの中フライドポテトとたこ焼きをあげて売った。２０１９年以前よりも盛況で、いつまで続くかわからないけど、みんな流行り病との付き合い方を覚えたのだろう、と思った。
世界のどこかでは砲弾が飛び交い、ひとのエゴのがぶつかりあっても、ほしは周り続ける。
ここ日本では秋が深まり、そうこうしていると師走に向けてのバカ騒ぎが始まるだろう。まずは来週のハロウィンか。しかし、いつから日本では十月末日、リアルなヴァルプルギスの宵（仮）に注心するようになったのだろうか。ペールギュントもびっくりしているだろうな。まあ僕は楽しいけれど。
今日も休みとは言え、東奔西走の日だった。
そんな折、ふと空を見上げてみた。高いそらにいく筋もの雲が流れていた。
隠と陽と喜怒哀楽を呑み込んで秋がゆくのだ。
終末の冬にむかって。