夜のおしゃべり | レさんのブログ改めジャンク・エッセイ

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活字中毒の方、ヒマ潰してみませんか?

 先ほどまで『六本松サテライト』と言うラジオプログラムを聴いていた。

 こうして定期的にラジオプログラムを聴くのは何年、いや何十年ぶりかも知れない。

 

 僕がティーンの頃はは、当然動画サイトなんかは影も形もないワケで、音楽の情報源はラジオだった。

 特に洋楽のトップチャートは、よく聴いた。LAメタルの黎明期でもあったので、ラットやヴァン・ヘイレンなんかが良く流れていたなぁ。それに洋楽ならなんでも良いって感じで聴いていたので、デュラン・デュランにも夢中になった。それにジャーニーやシカゴ、ちょうどその頃は、ビリー・ジョエルも活躍してて、『イノセント・マン』と言うアルバムからは、ほとんどの曲がシングルカットされた。ラジオ文化がまだ華やかなりし時代である。

 

 先の『六本松サテライト』に話を戻す。

 DJは、福岡県人でラジオを聴く人なら誰でも知っているであろう栗田善太郎さんと、僕が最近敬愛してやまない松隈ケンタ氏である。この二人が博多弁を交えながら軽妙なトークで、地元・福岡由来の方々を招いたりして含蓄の深いトークが聴けるのである。

 久しぶりに夜のしじまにラジオに耳を傾けていると、色々なことを思い出した。端末は、トランジスタラジオやラジカセからタブレットに代わっても、夜のしじまに耳を傾ける行為は、そこに秘密めいていて良いね。また、六本松と言う土地柄もウチの近所であり、僕のランニングコースであるから、シンパシーも湧く。

 

 そういえば、昔DJの真似事をしてカセットテープに向かって一人喋って曲をかけたりしてた。僕らはいつも十代に恥部を残して大人になるのだ。