
A.[ブラックライトの用途]
1.産業用としてしての利用
骨董品の鑑定
紙幣の真偽確認
殺菌・滅菌
製品検査(破損などのチェック)
皮膚病の検査
…など、実にあらゆる面で利用されています。
2.演出などの利用用途
お化け屋敷の演出
クラブ、ディスコなどの店内照明
ブラックラックライト・アートの演出
蛍光塗料による広告物の照射
蓄光石の演出
これまでの演出では屋内が主流でしたが、近年になって蓄光石のブームなどにより、屋外仕様のブラックライトに対する需要が高まってきました。
B.[ブラックライトの安全性]
ブラックライトには下記のように様々な種類のライトがあります。それぞれ特長がありますが、最も大事な点は、安全性です。
紫外線については一般的にあまり知られていないのですが、最も注意しなければいけないものは紫外線B波といわれるものです。このB波は、人体に有害であることがすでに医学的には証明されています。具体的には、皮膚がんや白内障の原因になると言われています。ブラックライトの安全性を確かめる方法は、灯具のメーカーが、使用している電球についてのデータを開示しているかどうかです。たとえば紫外線スペクトラムの分析表などが、有害な紫外線B波が含まれているかどうかの目安になります。
各メーカーが自社製品の紫外線周波数を365nmと記載していても、これは中心紫外線数値でありスペクトラムは広がっているため、B波が含まれる場合が多くあります。
紫外線スペクトラムの例

上記のように各灯具の電球によってスペクトラムの広がりが大きく異なり、メーカーの公表している紫外線周波数だけではその安全性は確認できません。 「LEDスクエアUV」はブラックライトの中では他のライトと比較しても圧倒的に集約されたスペクトラムの為、安全性が高いと言えます。