ご自分と両想いで幸せな皆様へ
こんにちは、タコのマリネです！
ご感想をくださった、こちらのT様。
T様は、経済的には特に不自由ないご実家でした。
私の記憶が正しければ、こちらのK様、Y様も「経済的には不自由しない家」で育ちながら、悩みや苦しみを抱えてきた方々だと思います。
他にもいらっしゃった気がするんですが、リーディング終了後しばらくしたらご感想以外のメールはほぼ削除してしまうので、覚えてなくてすみません。。。
さて、この方々に対して、タコのマリネが「すごいなあ…」と感じるポイントがあります。
「親との関係が、今の自分の悩みの原因なのではないか？」と気付けたことがスゴイ
こちらの投稿でも触れましたが、生活費に困ることなく、習い事もやらせてもらえて、良い学校にも行かせてもらえて、と比較的裕福なご家庭で育つと、自分の幼少期に親との関係に問題があったのではないか、ということに気付きにくいです。
↑この動画みたいな、どっからどう見ても「幸せそう」なご家庭で育った人。
良い家に育ったのに悩んでるとか、苦しんでるとか、何言っちゃってんの？
意味わかんない！！
甘えてるだけじゃない！？
努力と忍耐が足りないんじゃない！？
と、ご本人が誰よりも一番思ってらっしゃたのではないかと思います。
親孝行や感謝・忠誠ではなく、反発が自立への一歩
個人的には、幼少期の子供にとっては、体力・知力ともに圧倒的に差があり、全知全能の神のような「親」に対し、疑問や反発心を抱くことで、
西洋占星術的にも、「天命」「天職」に相当するMC(第9ハウスと第10ハウスの境目)は、「家」「家系」「遺伝」を表すIC(第3ハウスと第4ハウスの境目)の反対側にあります。
天命・天職を手に入れたいならば、1度は「家」≒「親」の反対側にいかなければいけない。つまりは親から自立しないといけない。
「親は神ではない、自分と同じ出来損ないの人間である。だから尊敬できる面もあれば、未熟な面もあり、大切にしたいと思うし感謝の気持ちもある反面、憎いと感じることもある」
親への感謝はあれど、妄信しないし従属もしない。
尊重はするが、おかしなことや納得できないことにはちゃんと反対する。
このくらいの気持ちを持つのが、距離感的にはちょうど良いのではないかなと思います。
私の親は素晴らしい人間なんです！親を悪く言わないでください！
一方である程度ご年齢を重ねたにも関わらず「私の親は立派なんです！すばらしい人間なんです！」と思ってしまっているのは、やばい。
これは親子というよりもカルト系の「教祖様と信者」の関係に近いです…。
例１）「親の言うことは絶対！」
＝「教祖様の言うことは、絶対！」
例２）「私に悪いことが起きるのは、私が親の言いつけを守ってないからだわ！」
＝「私に悪いことが起きるのは、私の信心が足りないからだわ！」
ほらねー！似てるでしょー！？
似てるんですよー！
特に裕福なご家庭だと、親の社会的地位もそれなりに高かったりするので、「ああ、親は誰が見ても立派な人間なのだ。だから私がおかしいのだ。私が変なのだ。私が悪いのだ」と考えやすいと思います。。。
そして「親の言うことをしっかり聞かなくちゃ！！！」というところに落ち着く。
「親は私のことを大事に育ててくれました！バレエもピアノもさせてもらえて、塾にも通わせてもらえて、良い大学にもいかせてもらえたんです！親には本当に感謝しているんです！」と「親は素晴らしい存在なんだ」と思ってしまうのです。
親（神）を否定するということは、親を信じていた自分も否定するということ
親は自分にとって神のような存在。
今まで神（親）の御心のままに生きてきて、それが正しいんだと思っているのに、「あなたの親はおかしいです」「ただの人間です」とか言われたら、「今までの自分は何だったのか」と自分が空虚で惨めでかわいそうな存在であるということを認めることになります。
そんなの、嫌じゃん！！自分がそんな弱っちい人間だなんて認めたくないじゃん！！
ヤダヤダヤダヤダヤダヤダーーーー！！！
（転載元：雪広うたこ 「彼に依頼してはいけません」）
T様のご感想の中にある「気付きたくなかった」もコレに近いと思います。
でも苦しみながら、そこと向き合って「ああ、親との関係が、今の自分の悩みにつながっているんだ…」と受け入れ、そこから変わろうとしている前向きな姿勢が素晴らしいですよね！
親を神格化しないで
あいつらだって、一皮むけば、ただの人間だぜ？
間違いも犯すし、クズな部分もあるし、未熟だし、失言するし、ミスするし、酔っぱらってとんでもないことやらかすし、周囲を傷つけるし…。
ほら、あなたとそんなに変わらないでしょ？
あいつらはあなたの前ではいつも偉そうにしてるけど、デカい顔してるけど、本当は出来損ないの、ただの人間ですよ。それを必死に隠してあなたに虚勢を張ってるだけで、あなたや私と大して変わらない、弱っちい人間ですよ。
だから、親の期待に応えられなかった、親の理想に届かなかった、そんな自分の惨めでちっぽけな部分も、許してあげてください。
あなたはもう十分悩んで迷って苦しんで、頑張ってきたと思います。
もう「親に感謝しなきゃ」「親のため」と、親に支配された人生から卒業して、自分の幸せのために生きていって下さい☆
あなたはそれが許されてるし、それができる人なんですよーー！！
今日もお読みいただきありがとうございます。
あなたに良いことがたくさん起きますように☆
タコのマリネ
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