ご自分と両想いで幸せな皆様へ
こんにちは、タコのマリネです~!
「タコのマリネさんは、どこで西洋占星術を勉強したんですか?」と聞かれることがあります。元々は、ある西洋占星術の先生に基礎を習いました。それ以降は独学です。
さて、今日は自戒も込めて、この先生の話をしたいと思います。
西洋占星術の基礎を教えてくれた先生は、某有名大学を卒業され、知性的・理知的で大変すばらしい方でした。英語も堪能でした。うらやましいな。
とても親切で、タコのマリネが困っているときに手を差し伸べてくれましたし、タコのマリネ(当時はメンヘラ)が泣き止むまでただただ見守ってくれるという、深い優しさをお持ちの先生でした。
西洋占星術のことだけでなく、いろんなことでお世話になった先生です。本当にあらゆる面で支えていただき、感謝してもしきれません。ありがとうございます。
しかし、そんな先生と今では没交渉でございます!!!
ウェーーーーーイ!!!
(こういうとこほんと子丑天中殺。笑)
この先生は、当時は占い界隈でもそこそこ有名でした。周囲から「憧れの〇〇先生!」「〇〇先生は本当にすばらしい♡」「オーラが違う!」と持ち上げられ、そしてお金もガッポリ稼いだことで「私はすごいんだわ!」と気分を良くしたのでしょう……。いつしか「私がみんなを幸せにしてあげる!」「私がみんなを救ってあげる!」「私たちには、大きなお役目があるの!」と、「尊大な教祖様」的な路線に行ってしまったんですね……。
いわゆる「天狗になる」状態です。
有名大学も卒業し、知性も高く、親切で深い優しさをお持ちの先生が、なぜ尊大な教祖様になってしまったかというと、先生本人が満たすことができていなかった「承認欲求」を、信者たちから「先生~♡」とチヤホヤされることで満たしていたのだと思います。
これは、裏を返せば「信者がいないと自分の承認欲求を満たせない」、つまり自分で自分を満たせていないのですから、信者たちの注目を集めることに必死になります。
西洋占星術なのに、踊ったり大声を出したりする自己啓発のようなセミナーを頻発するようになりました。こういうセミナーをご自分もやりたかったらしい。
「私はプレアデスから使命をもって地球に降り立った」「私は前世で大天使だった。あなたたちも役目を持った天使なのよ!!」から始まり、「私たちは新世界のリーダーなの!」「私の言う通りすれば、間違いないんだから!!」「私の言うことだけ聞いていれば幸せになれる!」など言い出す。どうした。
ミーティングに大幅に遅刻しても、ずっと待っていた参加者へ謝罪の言葉がないなど、「それ、人としてどうなの?」と思うこともあったりして。
教祖様の暴走はどんどん続き、信者たちも一人、また一人と目を覚まして立ち去っていきました。
けっきょく占いは廃業したようです。今はなにをやってらっしゃるのかわかりません。当時ご結婚されていて「この人は運命で結ばれたパートナー!」と吹聴していましたが、その後あっさり離婚してましたね。
この暴走占い師は、いわゆる高学歴です。それは、幼い頃から家庭を顧みないネグレクト傾向の父親の注意を引きたくて、必死で勉強したからでした。
「私がどれだけ勉強して良い成績を収めても、お父さんは褒めてくれないの?お父さん、私を褒めて!ほら、私、こんなに頑張ってるのよ!クラスで一番なんだよ!『すごいじゃないか』『よく頑張ったな!』って言ってよ!」という、抗いがたい「承認欲求」が心の内側にあり、それらを自分でどうにか折り合いをつけて付き合っていければよかったのですが、そこから目を背け、「占い師」になることで、チヤホヤしてくれる信者たちに「承認欲求」を満たしてもらっていたんですね……。
彼女は占いの知識も豊富で、とても才能に溢れる人でした。タコのマリネだって彼女の人柄や彼女の占いで救われた部分・助けてもらった面もあります。
ですが、今にして思えば当時の彼女は「占い師」でなくとも、「承認欲求」を満たせる職種であれば、なんでもよかったのかもしれません。
何らかの形で「先生すごいです♡」「素敵です~!」と、チヤホヤされる職業ならば、なんでもよかったのかしれません。
この暴走占い師のやるべきことは、信者の注目を集めて派手なパフォーマンスをすることではなく、自分自身と向き合って、幼少期からの心の傷(インナーチャイルド)を癒すことでしょう。アン●ニー・■ビンズに憧れて大声で叫んでる場合じゃねぇ。
これは「占い師」に限った話でもないと思いますが、
ある程度は自分自身の内側をケアできていないと、せっかく夢を叶えても、適職につけても、仕事が好調で勢いづいても、この暴走占い師のように自爆しかねません。
誰しも、大なり小なり、他人からの「すごいね!」「かっこいいね!」などのを称賛を欲しがる部分はあるでしょう。
私だって「すごーい!」とか言われたらめちゃくちゃ調子に乗るし、「美人ですね」とかお世辞でも褒められたら舞い上がります!!!
他人に称賛されなくても、他人に愛されなくても、あなたがあなたの「承認欲求」に気付いて、認めて、愛してあげればいいんです。
誰かに満たしてもらおうとしない。SNSの「いいね!」の数字を求めない。そのためには、自分と両想いになること。
だから私のホロスコープリーディングでは幼少期の親子関係をみっちり拝見しますし、「あなたには、あなたさえいれば大丈夫」と何度も言ってるわけです。
この暴走占い師はよく「タコのマリネちゃんにはお役目があるのよ」と言ってましたけど、お役目なんてなくとも、使命がわからなくても、私はちゃんと生きていくけどね!!!
自分自身が道を誤らぬよう、また周囲との人間関係に亀裂が生じぬよう、自分の心の中に巣食う承認欲求とうまく付き合っていきたいですね。
今日もお読みくださり、ありがとうございます。
あなたに良いことがたくさん起きますように☆
タコのマリネ
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★すごい時間かけたのでみんな読んでください(笑)
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