(承前)
テーブル稽古と、振付とステージングが交互に襲いかかる日々がやって来る。
ステージングって、ミュージカルならではの表現だよね…?
ミザンスをつけること。
ミザンスも、演劇用語だよね…?
動きのこと。
ミザンセーヌが正式用語。
フランス語で、Mise-en-scèneと書きます。これでミザンセーヌと読み、「舞台に置くこと」という意味になる。
何を置くの?
物語と、登場人物を。
ほんで、私は、ステージングは「あなたこっちから出てこっちにハケて」って決めることもあるけれど、「ちょっと好きにやってみて」が多い、らしい。
なんでそうなのか、改めて考えてみた。
私が演劇を始めたのは大学のサークルだった。
しかも早稲田やMPと違って歴史が浅く、創立2年目のサークルだった。
創立者が同級生だったので、先輩は殆ど居ない。みんな仲間。
演出家も当然同級生。
となると、もちろん最後は演出家に委ねるが、どうしても「ゼロから一緒につくっていく」稽古形態になる。
となると、決めてもらったり教えてもらうより前に、自分で自分の役や場面をプレゼンしないと進まない。
そうやって創ることしかしてこなかったから、いま演出家してるときも「プレゼンplease!」ってなるのかも。
あらためて、分析したのであった。おしまい。
【翻訳・訳詞・演出】
ブロードウェイミュージカル『第25回パットナム郡スペリング大会』
2020.5.6(Wed)-10(Sun)
六行会ホール



