お気に入りの本の表紙の写真を1日1日、7日間で7冊紹介して、1日1人を後任に指名するというもの。
ほんとは説明しないで写真だけupするらしいですが、どうせなんで説明をブログに書こうと思います
の、3日目。
吉本ばなな『キッチン』。
"お母さんが昔はお父さんだった"そんな設定をあの時代に書いていたことも凄いし、それだけじゃないのだが、
思えば、ばなな姫は私の中でスーパースター的存在。
キッチン、満月、ムーンライト・シャドウ、アムリタ、白河夜船、うたかた/サンクチュアリ、哀しい予感、つぐみ、N・P、どんぐり姉妹、サウスポイント、デッドエンドの思い出、ハゴロモ。
好きな作品を挙げれば「枚挙に暇がない」とはこのこと。
彼女の作品にはたいてい、「喪失」がある。
あと霊的なものが多い。きっと作者自身がそうなんだろう。
それから、恋することの痛み。
愛というより、恋が強い印象。
そしてそれをつむぐことばと感情のチョイスのセンス。
どの作品も心地よくえぐられるけれど、私の中で初めて読んだばなな姫の『キッチン』がそもそもの始まり感を湛えているのでここに挙げる次第です。
ではまた次回。


