週刊現代 | 手術室発、日本の医療へ

手術室発、日本の医療へ

毎日の麻酔業務におけるミクロなことから始まり、そこから浮かんでくるマクロな日本の医療全体についてまで、感じること、考えることを書き残していきます。専門的なことも書きますが、一般の方にも読んでいただければと思います。

週刊現代の7/16号に全身麻酔に関する記事がのっていた。

一部、正しいことも書いてあるのだが、概ね、曲解、誤報で、誤解を招くことが多い。
どうして、こうも週刊誌の記者というのは無責任な記事をかけるのだろうか。

こんな記事で売れても、迷惑するのは患者自身になることも多いのに。。。

そんな思いで、昔は、自分も本を書いたが、
どうせなら、自著を宣伝でもして欲しかった。。。(笑)。


一部のコメントだけ切り取られて、好きなように編集されて、さぞ、迷惑しただろう、讃岐先生。
本当にお気の毒である。

唯一、よいことがあるとすると、この記事の影響で、、麻酔に対する関心を少しはもってもらえることだけだろうか。

医療の情報発信がもっと必要だ。