見学の季節 | 手術室発、日本の医療へ

手術室発、日本の医療へ

毎日の麻酔業務におけるミクロなことから始まり、そこから浮かんでくるマクロな日本の医療全体についてまで、感じること、考えることを書き残していきます。専門的なことも書きますが、一般の方にも読んでいただければと思います。

近頃、なにかと雑用が増えて、少々辟易している。

ないものねだりをしてもしょうがないが、それにしてもいまの職場、不要な、、とは言わないまでも、とにかく会議が多い。ほぼ、毎日夕方会議。会議。会議。

もちろん、それが、組織の活性化、改善につながる会議であれば、もちろんよし。
しかし、そうでない、ただの時間つぶしのような会議もかなり多い。
いずれにしても、会議をするからには、有効な議論、結論を導いていかなくてはならない。

せめて、自分の出席する会議は、意義あるものにしたい、とポジティブに考えることにする。

会議だけなら、まだしも、書類書類書類の山。
もっともくだらないのは、町の町内会の回覧さながら、ただたんに認め印を押すだけの回覧。
まったく紙と時間の無駄。
このご時世、メールでスムだろう!!!と少々怒りモードにも達する。

まあ、そうはいっても、最近この季節につきものの、施設の見学者、これは、嬉しいものである。
埼玉近辺の施設からはもちろん、遠く関西からも来てくれる。
やる気のある若い人に会えることは非常に刺激的である。

なんとか、そうした情熱のある若い人たちの役に立てればと、あらためて気合を入れ直すこの頃である。