2002/1/9観:シネプレックス小倉
『千年の恋 ひかる源氏物語』 2001年 日本映画 143分
監督/堀川とんこう
脚本/早坂暁
音楽/冨田勲
撮影/鈴木達夫
美術/西岡善信×松宮敏之
【キャスト】
光源氏/天海祐希
紫の上/常盤貴子
藤壺中宮×桐壺更衣/高島礼子
六条御息所/竹下景子
葵の上/中山忍
明石の君/細川ふみえ
朧月夜/南野陽子
末摘花/鷲尾真知子
弘徽殿女御/かたせ梨乃
頭中将/風間トオル×少年期/三浦春馬
揚げ羽の君/松田聖子
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紫式部/吉永小百合
藤原道長×藤原宣孝/渡辺謙
藤原賢子(式部の娘)/前田亜季
藤原為時(式部の父)/神山繁
藤原惟規(式部の弟)/段田安則
源倫子(道長の正室)/浅利香津代
藤原彰子(道長と倫子の娘)/水橋貴己
清少納言/森光子
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大河ドラマ『光る君へ』放送記念(?)で昔観た映画をご紹介します。
話の内容は、『源氏物語』を描いたパートと
それを執筆する紫式部の現実パートを織り交ぜたストーリーです。
そして、鑑賞時の記憶がまっっっったく残っていませんが
頭中将の少年時代を子役だった三浦春馬が演じているいう大変貴重な映画だと
改めてパンフレットを読み返した気付いた次第です。
『源氏物語』部分のメイン・キャラ、光源氏を天海祐希が演じるというので
当時話題になったような記憶が…。そして、私もそれ目当てだったと思います。
確かに美しかったのですが、やはり綺麗な男と言うより女に見えました。
その辺は仕方ないですね。光源氏の様なキャラはどんな美男が演じても
誰もが納得とはいかなさそうな難しさを感じます。
2011年の『源氏物語 千年の謎』では生田斗真が光源氏でした。
そちらはシアター鑑賞しなかったのであまり印象に残っていません(汗!)
ただ、紫式部役が中谷美紀で、本作のキャストより好みでした。
本稿は、今年の大河ドラマのキャストと比較して見ていただこうと思いUPしました。
一番 面白いのは今年の大河で道長の父・兼家を怪演した段田安則が
2001年の映画では式部の弟・惟規を演じている点。時の流れを感じます。
また、この映画版で道長と式部の夫・宣孝を渡辺謙が二役しており
『紫式部日記』にも登場する深夜のアダルトな訪ないシーンも有り
紫式部と藤原道長の関係性は今年の大河ドラマと共通しているものの
演じる俳優によって印象が全く異なるのを実感しました(;^_^A
映画鑑賞当時の感想日記には、道長と式部の関係にげんなりしたとの記述が(こら!)
まあ、私も(今より)若かくて青かったというオチでございます(爆!)