大河ドラマ/光る君へ(2024) | 心を湛(しずか)にゆるがせて

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NHK大河ドラマ『光る君へ』

脚本/大石静

音楽/冬野ユミ

語り/伊東敏恵

演出/中島由貴×佐々木善春×中泉慧×黛りんたろう 他

【キャスト】

紫式部/吉高由里子

藤原道長/柄本佑

【あらすじ】平安時代中期、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性・紫式部。彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。

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個人的に嬉しい 初めて平安中期を描く大河ドラマです♪

貴族社会の典雅なイメージの世界とは程遠い現実の平安時代なれど

(何せ鬼と陰陽師がリアルにバトルした時代でおざりますゆえ…)

戦国時代と異なり男性の衣装がパステルカラーなのは雅♪

 

幼少期のまひろ(紫式部)と三郎(道長)のファーストコンタクトなど

「鳥が逃げてしまったの~」なんて光源氏と紫の上まんまで嬉♪

(紫ちゃんが逃がしたのは雀だった)

まひろと三郎のラブストーリーなのは決定!とハッキリ示してます。

 

しかし結ばれない2人・・・な点が古典的だけど個人的には好みです。

(裏事情はともかく実際には結婚してない2人ですし)

何だか母の仇みたいな事になってしまったし。

まひろママ殺害事件はフィクションなれど似た様な話が残ってる時代。

暗黒の平安中期、人間こそが鬼そのものなのです!(それは現代も同じ)

 

個人的と言えば、劇中「頭中将(とうのちゅうじょう)」と呼ばれて返事をするのが・・・

この方(小野宮実資/秋山竜次)なので「え?えええ?」でした(こら!)

後に右大臣に成る程の人物で有能なのですが我が脳内で頭中将というと・・・

こちら(大納言公任/町田啓太)の方がイメージ近い(あくまで個人の感想です!)

『源氏物語』の頭中将は光源氏のライバル・イケメン君ゆえ。

 

もっと個人的には、花山天皇(本郷奏多)の登場にも拍手しました(^▽^)

いい!いいよ~!*.+:.☆\( °∀° )/☆.:+.*

まだ道兼(玉置玲央)とはツルンデないんだね。これからね♪

道兼兄ちゃん、殆ど裏柳生(こらこら)扱いなのは可哀想だけど・・・。

 

いろいろと先の展開を妄想してアレコレ楽しみつつ今後のアレンジに期待♪

書きたい事がアレコレ切りが無いので締めは雅らしく登場人物の和歌をご紹介。

やはり歌始め(?)だから主人公・紫式部の歌より(小倉百人一首57番)

 

めぐりあひて みしやそれともわかぬまに

くもがくれにし よはのつきかな

 

【風森語訳】

もう!久しぶりに見かけたのに「あれ?〇〇ちゃん?」と思ってる中に

雲に隠れた夜中の月みたいにハッキリしない間に帰っちゃうんだから!

 

「むすめふさほせ」で覚えた百人一首の一句です。

紫式部自選の私家集「紫式部集」の巻頭の歌で(自信作であらしゃりますね)

「幼友達(女子)との束の間の出会いの名残り惜しさを詠んだ」そうです。

研究者によると原典は少女期に詠んだ和歌・・・かも知れないそうです。

流石は我が国の誇る女流作家、少女の頃から素晴らしい才能ですね♪

まひろ!恐ろしい子!(爆!)