GODZILLA 星を喰う者(2018) | 心を湛(しずか)にゆるがせて

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2018(86)2018/11/14観  於・Tジョイリバーウォーク

GODZILLA 星を喰う者(ゴジラ ほしをくうもの)

2018年  日本映画  91分
監督/静野孔文×瀬下寛之
【第一部・『GODZILLA 怪獣惑星』記事はこちら】
【第二部・『GODZILLA 決戦機動増殖都市』記事はこちら】

21世紀初頭。怪獣をも凌駕する究極の存在「ゴジラ」に地球を奪われた人類は、移住を目的にその一部を他恒星系に送り出したものの計画は失敗。失意に打ちひしがれて帰還した人類を待ち受けていたのは、二万年の時間が経過し、あらゆる動植物がゴジラ細胞を持つ「怪獣惑星」と化した地球だった。そこに君臨するのは、体高300mを超える史上最大の「ゴジラ・アース」。ゴジラ討伐に燃えるハルオは、人類の遠い子孫に当たる種族フツアの双子の姉妹マイナとミアナの双子の導きにより、対G決戦兵器メカゴジラの残骸が増殖を続けていることを知る。残骸を構成するナノメタルを使って武装要塞都市「メカゴジラシティ」を起動させると、ゴジラ・アースに挑む。この作戦の最中、共存してきた異星人ビルサルドと地球人類の亀裂が表面化。ビルサルドのリーダー、ガルグの「ゴジラを倒すならばヒトを超えた存在へ」という信念を認められないハルオはガルグを葬る。だがそれは、ゴジラ・アースを倒す唯一の機会を放棄することを意味した。一方、ハルオの幼馴染ユウコは、ビルサルドによる人体の強制ナノメタル化により脳死状態に陥る。人類に敗北感が広がる中、人類と共存してきたもう一方の異星人・宗教種族エクシフの大司教、メトフィエスは、ハルオが戦いに生き延びたことは奇跡だと唱え信者を増やしていく。その裏には、エクシフが密かに抱く究極の目的があった。そんなメトフィエスに警戒心を覚えるマイナとミアナ。そしてハルオは、自らが人として何を為すべきかを自問する。やがて、ゴジラ・アースに優る存在を失った地球に、金色の閃光を纏ったギドラが降臨。天地を揺るがす超次元の戦いが始まる・・・(MW.参照)。

いよいよ三部作完結編でございます。
単純に美しいアニメーション画像を楽しみたかっただけですのに、ここまで引っ張られた挙句、ちゃぶ台返しをしたくなりました!(ノ≧∇≦)ノ ミ ┸┸ ムキーーーー!!!
キングギドラ、しょぼっ!!
「神」として降臨したのに、結局は操縦(憑依?)してるメトフィエスがぽしゃったらアウト!当たり前と言えばそうかも知れませんが、自分の意志で動けるゴジラの方が強いってことじゃないの?

その怪獣デスマッチに至るまでが、もはやSFでなくカルト宗教アニメかっていう会話が延々と・・・。アニメで会話劇ってなんですのん?とどのつまり、結局 ゴジラ・アースを倒すのはカミカゼ的なアレであり、ハッとさせるアイデアも説得力も無い話でした。文明は衰退しているが「憎しみ」の感情が無いフツア族の存在が、全くもって生かされてないです。何でわざわざあの双子ちゃんを出したのか?ハルオの子孫を残す為だけか?観終わって印象に残ったのは、やたら宗教観の強い話だったのう・・・という部分だけでした。

最後の期待のアニメーション、ギドラ降臨はハッキリ言ってなんじゃらホイ?勿論、怪獣アニメそのものがお好きな方は意見が異なるのは承知です。専門的な知識が無い私には、静止画像にしか見えず、ゴールドで描けはきれいとは思えなくて。

まあ、こんな文句を言う者は最初から見るなって話ですね。今後は、シリーズ物には以前にも増して警戒心を強めよ!と、己の教訓といたします。