おはようございます。
ここ1週間、ブログを更新する余裕がなくなっていた中の人です。
GWはいつも通り営業しているので、いつもと変わらない日々を過ごしております。
むしろ祝日の営業時間は伸ばしております。
#個人事業主最大のメリット
余裕がなかった要因としましては、本当にありがたいことに今年は高校生の在籍数が過去一番となっておりまして、今までとは違う状況になっております。
#現在の生徒数 中学生<高校生
#中学生の空席あります!
〇〇高校は△△の単元をすでに習っているから◇◇の説明はできるけど、□□高校は習ってないから・・・と、高校生から聞いている学校の授業内容を考慮しながら準備していると、一人でキャパオーバーになっていました。
中学と比べると高校は学校ごとで単元の進め方が大きく違います。英語や数学だけでも授業速度も習っている単元も学校によって全然違います。
本日は、中学生と英語の勉強中に毎年出会う場面についてです。
最近ブログで書き続けていることなのですが、「なんとなく、こんな感じ」を使うかどうかです。
毎年同じような場面にいろいろな科目や単元で出会うので、少なくとも個人的には受験勉強ではよくあることだと思っています。
英語で5文型の勉強を進めていると、導入の単元で下記の英文に出会います。
① I make you a cake.
この英文を「私は/あなたのケーキを/作ります」と意味的には通らなくもないが、英文法的には正しくない日本語訳を作る子がいます。
正しくは「私は /あなたに/ケーキを/作ります」なのですが、これぐらいの誤差なら「なんとなく意味合ってるし、いけるっしょ」で正解として次に進めていきます。
#この差に拘れるなら2級まで一直線
そして②へ。
② I make you my favorite cake.
経験則になりますが、①をなんとなくで訳している子は①と同じ方法で②を訳せなくなるので、別のルールを作ります。
①と同じ訳し方だと「あなたのわたしのお気に入りのケーキ」という、日本語として不適切っぽくなるので「あなたに/私のお気に入りのケーキ」と、自分の解釈を入れた新しいルールで日本語訳を作ります。
ここで「②と同じルールで①を訳せる?」と中の人が質問すると、「これは・・・無理ですね。」の返答までが、できるようになるまでに必要な過程です。
導入のタイミングで正しいルールをきっちりと詰めておかないと、難しい問題に挑戦する時に武器のランクが低くてダメージが与えられない状態になります。
#ラスボスに中盤装備
#レベル差で倒すことも可
自分で作った和訳の違いが分からない場合は、そもそも日本語で主述を「なんとなく、こんな感じ」になっている可能性があります。その場合は、主述と係り受けを日本語でやってみるのがオススメです。
#結局、国語の力は大切
LearningBaseで使っている教材は下記です。
日本語の主述・目的語を正しくとれるようになると、接続詞や不定詞、関係代名詞は乗り越えやすいと思います。
LearningBaseで2級を目指す子は、中学英文法が終わるぐらいのタイミングで主述・節・句の確認に使っている教材です。
英文の和訳がうまくできないときは、日本語の確認が大切だったりします。
中の人は、子どもたちが使っているオリジナルルールを見つけると、後に響くかどうかを基準にしながら毎回確認するようにしています。
毎回確認は受験初期は結構しんどいと思います。が、志望校ごとに看過できないラインが個人的にあります。
正しいルールが身についてくると自走できるようになりますが、ここが一番しんどいです。
自走できる状態になるまでが、一番しんどいのは筋トレも同じだと思います。
ここのしんどさを乗り越えられるかどうかは、英検や受験に対する内発的動機が重要だと思っています。
内発的動機については、また後日書かせていただきます。
本日は以上になります。
お読みいただき、ありがとうございました。
『Learning Base』
大阪府松原市にある進学塾。
開校時は高校受験のみの塾でしたが、卒塾生から「このまま大学受験までお願いしたい」というご要望があり、今は高校受験からの継続のみ大学受験にも対応しています。
代表ひとりで運営する小さな塾ですが、高校受験では天王寺高校や生野高校の合格、大学受験では同志社大学や関西大学合格などの進学実績があります。
C問の8割保証になる英検2級も、開校5年で中学生合格率は100%(6人/6人)
高校受験や大学受験に挑戦するために、1人1人に合わせた学び直しができる進学塾です。
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