参院選、18歳・19歳初の国政選挙-改めて思う政治教育の是非 | 作文・読解力など国語力向上 学習塾ラーニング・ラボ横浜天王町教室のスタッフブログ!

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作文・小論文・読解力など国語力UPのための塾。横浜市保土ヶ谷区にある学習塾ラーニング・ラボのスタッフブログです。教室での出来事、教育ニュース・新聞記事・書籍についてのコメント、当塾オリジナルの「基礎講座」で作成した生徒の作品なども発表します。


さて、明日はいよいよ参院選。

すでに期日前投票で1票投じたという方もいらっしゃるのでしょうか。


今回の参院選は、特に争点らしい争点がないとの声もありますね。

たしかに、政権を決める衆議院の解散総選挙ってわけではないので、
何となく緊張感が少ないのでしょうか。

とはいえ、参議院は任期が6年です。

今年生まれたベイビーたちが、
小学生になる年月です。

それだけの年月、じっくりと国政を担う人を選ぶんですよ。


争点が・・・
政権を選ぶ選挙ではないし・・・

なんて言っていてはいけません。


もはや明日が投票日ですから、
期日前投票を進めるわけにはいきません。

明日用事があって選挙に行かない…
などと現時点で豪語している方は、
その予定の前に⒑分だけ時間をとりましょう。

投票所によって、
候補者の名前や政党の名前を書くだけ。

もう5分程度ですよ。



今回の選挙。
何といっても18歳、19歳のティーンが
初めて国政選挙で投票を行うのです。


10代の若者が一定数選挙に行っているなか、
何だかんだと理由をつけて1票投じないのは、
選挙権を持った「オトナ」として、
少々恥ずかしい行為です。





近年「安保法制」や「特定秘密保護法」、
さらに「憲法改正」などの話題で記事を書いてきました。

一部の方に「保守」とか「右翼」、「安倍信者」などと
言われたりもしました。

私自身は自分が見聞きしたことから、
自分の考えを表現しているだけなので、
まったくそんなつもりはありません。

かりにカテゴライズするなら、
そういうくくり方もあるのかね~
という感じでしょうか。



党首討論や各政党幹部の討論番組などを
いくつか見ましたが、
やっぱり野党の批判が微妙。

前政権の民進党に至っては、
代表の方の発言から、

「自民党、安倍晋三が嫌いなんだね」

ってことだけはわかります。

もちろん野党ですから、
与党の批判は重要。


でも、
じゃあ、だからどうしたいの?
それは与党の政策よりどれだけメリットがあるの?
ってことが具体的に示せないと。

「憲法の改正は争点だ」

などと連呼されても、ね。

もっとつっこむ所あるでしょ!?


まったく主義主張の違う共産党などと
野党連合を平気でやってのけるあたり、
もう何が何だか、何を主張したいのか
まったくわかりません。



自民党の、現政権のやり方を
全面的に賛成するつもりはありません。

とはいえ、
何となく煽られて、
ミスリードされて、
耳障りの良いだけの「国民目線」に盲信的になり、
わけのわからない主張をする政党に、
票が流れていくのは看過できない。


現にそういう「いたいけな」若者がたくさんいるんです。

それは一教育を語る者としては看過できない。


そんな人が目の前にいたら、
彼、彼女がまだアクセスしていない情報を見せて、

「で、どう?」

「それでも君の考えがそこにあるなら、
 それを主張しなさい」

「単に、先生が言っていたとか、
 親が言っていたとか、
 まして新聞、テレビが言っていたから、
 というそれだけで大事なことを決めてはいけない」

と。

「そうじゃないと、
 結局うまくいかなかったとき、
 誰かや何かのせいにだけして終わる人になってしまう」

と伝えてきたつもりです。


それが私の教育観ですから。




偏ったメディアの情報だけ、
変なレッテル張りやプロパガンダに流されるのだけは、
それだけはぜったいにダメですよ。

考えた上での主張はいい。

それが合わなければ正々堂々議論すればいいだけだから。



そんな当たり前なことでも、
どっかでちゃんと心ある誰かに教えてもらっていなければ、
なかなか難しいのかもしれませんね。


少し前の世代では、学校でそんなに政治的な話題に関心が持てるような授業はなかったといっても良いでしょう。

テレビや新聞などのマスメディアの力が絶大で、
他に情報源が少なかったから、
その影響をもろに受けていたのでしょう。


今の方が、様々な情報にアクセスしやすくなり、
以前よりも風通しの良くなった部分もあり、
若い世代の方がむしろ自分できちんと考えて答えが出せるのかもしれません。



とにかく、無関心でいる方、
何やかんやと屁理屈こねる方は、
とにかくそれは投票に行ってから、です。


私の周りではこんな人がけっこういます。

成人になってから一度も選挙に行かず、
ふだん政治的な話題には無関心を決め込んで、
でも、何か自分に関係することが起こると、
急に政府や政治家、官僚批判を始めるって人。


ん~、まぁ人それぞれですから良いのですが、
でも、やっぱり傍で見ていて気分のいいものではありません。

それならちゃんと普段からウォッチしてようよ。

少なくとも投票には行こうよ。


最低限の、
いえ、根本的な主権者としての権利をまずは行使しましょうよ。


話はそれから。

でしょ!?


だって、「イイオトナ」であれば、
自分が立候補したっていいわけですから。

投票に行くことすらできないのに、
文句を言う資格はないでしょう。





現在の経済政策等について
よく分からんという人は、
ぜひこちらをご覧ください。






個人的に注目している方の演説です。




様々きれいごと耳障りの良い話ばかりの政治家の中で、
ちょっと毛色が違う方。
まぁ、そもそも政治家ではないし。

こういう人はぜひ国政に送りたいと思えます。
これはわたし個人の意見なので、
参考資料としてご覧ください。

私は別に動員をかけるつもりはありませんし、
そんな力もありません。

今、日本の抱える問題をこんな風に切り込む人がいる、
というのは知っておいて頂いても良いかと。




では、明日。

これから6年間という長い時間、
私たちの代表となる人々を選ぶ選挙。


あなたはどんな日本を、どんな未来を望みますか?



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さて、まもなく夏休み。

中高生諸君。

ちゃんと「頭」を使える大人になるための勉強をしましょう。

ただ単にテストの結果や成績、入試のためだけでなく、
自分の考えを持ち、表現できる大人になるため、
「勉強のやり方」を見直してみましょう。

これもその辺が分かっている先生に習わないと、

「テストが終われば終わり」
「入試を突破したら燃え尽き症候群になる」


という「あるある」な人になってしまいます。


自分の勉強に少しでも不安のある方は、
ぜひこちらで学んでみて下さい。