学校や塾の先生にダメにされないための学び① | 作文・読解力など国語力向上 学習塾ラーニング・ラボ横浜天王町教室のスタッフブログ!

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作文・小論文・読解力など国語力UPのための塾。横浜市保土ヶ谷区にある学習塾ラーニング・ラボのスタッフブログです。教室での出来事、教育ニュース・新聞記事・書籍についてのコメント、当塾オリジナルの「基礎講座」で作成した生徒の作品なども発表します。

https://youtu.be/22TuT-69C80




学校の勉強をすることを「悪いこと」と考える人はいないでしょう。

先生の言っていることは「正しいこと」だと考えている人が多いでしょう。


でも、本当にそうなのでしょうか?



もちろん勉強することは「良いこと」でしょう。

知らないよりは知っていた方が、
できないよりはできる方が良い。


でも、それはあくまでも「自分がより高いレベルにいく」ことが目的なはずです。





あなたは、あなたのお子様は、こんな風に勉強していませんか?


「先生に言われたから」
「宿題だから」
「テストがあるから」
「入試があるから」




もちろん、それらの現実に対応することは必要なことです。

それこそが「社会で生きる」ことでもあるからです。


ただし、これらが動機となった勉強は、例えば、

「先生に言われなくなったら」
「宿題がなければ」
「テストが終わったら」
「入試に出なければ」

やらないというものになってしまいます。




…あれ?


おかしくないですか?





多くの人が「勉強は大切なもの」と思っているのに、多くの人は、テストがなければ勉強しないのです。



分かっている人にとってはとても単純なことですが、

でも、多くの場合、それは学校や学校の先生の間でも、

勉強に関する大事な部分が、実は、見逃されてしまっています。


だから、多くの時間をかけて、たくさんの量の宿題をこなし、

先生の言われた通りにやっていても、いや、やっていた方が、

成果が出ない、ということになってしまうのです。





あなたの、あなたのお子様の先生は、こんな課題を出していませんか?


「新しい漢字をノートに1行びっしり練習してくる」

「新出の英単語を10回ずつ書いてくる」



もちろん、漢字などは特に「書いて覚える」というのが大切です。

ほとんど自分では勉強しない人には、
「宿題」という名のしばりを与えて勉強に向かわせる、
というのも、大事なことかもしれません。


しかし、やっぱりここでもきちんとゴールを見ておかないといけない。


ここでのゴールは、

「新しい漢字を覚える」

とか

「覚えた漢字を使える(活用できる)」

というものでしょう。


で、まずは覚えさせるために、
たくさん書いて覚えるというのが「良いこと」だという考えがあるから、
「1行練習」とか「10回書く」という課題が出されるのでしょう。


何と短絡的な、浅い考えなのだろう。



子どもたちはただその苦役のような作業を、

「宿題だから」
「テストがあるから」
「成績が悪くなるから」


という一心でがむしゃらにやります。

こうなると子ども達の目的は覚えることではなく、
「早く1行埋める」ということになってしまうのです。


こうした宿題を出す先生は知っておられるのだろうか。

子ども達は、3回目、3コ目くらいまでは、
意味のある練習になっているけど、
それ以降はただの惰性の作業にしてしまっていることを。


親御さんはぜひそうした課題が出ていた場合、
作業の様子、ノートなどを見てみて下さい。


注意していないと、多くの場合、
3コ目あたりから字は雑だし、
1画違ったり、1文字抜けていたり…

徐々に徐々に間違っていき、しまいには、
間違ったものをくり返し書いていたりします。



はっきり言います。

こんな勉強であればやる意味はない



今までは自分が直接見られる範囲の子どもたちには、
その親御さんにだけは、ちゃんと伝えよう、と思っていました。


でも、もう我慢なりません。



先の宿題の例はほんの一例にしか過ぎません。

一見それっぽいし、「良いこと」のように思えることも、
学校や先生という「権威」、昔からみんなやっているという「慣習」、
そんな枠組みを取っ払うと、実はけっこう無意味なことをさせられています。


もちろん、やる側の意識が違っていれば、
それだって意味のあるものにできます。


でも、それを先生が、勉強歴の浅い小中学生にやってはいけないと思う。


それならば、きちんと勉強のやり方、やる意味、を教えてあげないといけない。


その部分は伝えないのに、テストや成績をちらつかせて、
何の意味があるかよく分からない、
きっと先生自身だってツッコんだらよく分かっていない作業、
そんなことをやらせるのは完全にアンフェア―です。



きっとこの思いに共感して下さる方もいるでしょう。

もしかしたら僕が思っているより多くの人が同じように思っているかも知れません。


でも、多くの人は、先生が付ける「成績」のために、
それすら表に出せずにいるのかもしれない。

もしかしたら、いろんな変なことに気づいているけど、
でもどうしたらいいのかよく分からないという人もいるのかもしれない。


僕自身が直接顔を合わせ、声を届けられる範囲の人には、
受け止めてもらえるかどうかは別にして、伝えてきたつもりです。


少なくとも自分の手の届く範囲で、と思ってきました。



でも、もしかしたら、その範囲を広げることで、

日々の勉強が、
もっと意味のあるものに…
「自分のレベルアップ」にちゃんとつながるものに…
これからの人生を切り拓くための強い武器を手にするものに…



そのようにデキる人が増えるのではないかと思ったら、
「やらなきゃ!」って改めて思いました。



別に自分の正義をふりかざすつもりはありません。

これも一つの価値観です。


「それは違うでしょー」
って思う人もいることでしょう。


でも、少なくとも学校や先生、テストや入試などの、
「権威」のようなものを振りかざして強いる「勉強」なんかに、
僕の価値観は負けません。


だって、僕が考える「本当に意味のある勉強」は、
テストでだって、入試でだって、
学校や先生という価値観の中でだって、
十分に「優等生」にもなれてしまうものです。



別に特別な裏技を伝えようというわけでもありません。

なんなら、僕のお伝えすることの方が、
本来の「勉強のあるべき姿」だとさえ思っています。



「学校」とか「先生」という価値観を疑ったことがなく、
なんとなく「勉強は良いこと」と考えている方は、
ぜひ一度考えてみませんか?

実際のところ、

「なぜ勉強は良いことなのか?」
「なんで勉強するのか?」
「どうやって勉強するべきなのか?」


と。


その時にいま学校や先生から言われれていることが、
自分でも大事なことであったなら、
そのときは、学校や先生の言われた通りに行動するべきでしょう。

それで結果がなかなか出ないのであれば、
それはやり方が間違っているか、量が少ないか、
いずれにしても先生に言われた通りにできていないのでしょう。

きちんと相談するなりして結果につながる行動を取ってください。



ただし、なんとなく学校や先生の投げかけに「?」がついてしまったら、やっぱりそこはうやむやにせずきちんと考え抜いてください。

答えがなかなか出せずに苦しい思いをするかもしれません。

でも、そこから逃げてしまってはきっと良いことは何もないでしょう。


疑問を持ちながら、
良いか悪いかよくわからない作業を、
あと何年も何年もくり返すなんて…

考えただけでゾッとします。



コメントやメッセージをくだされば、
相談にならいくらでものります。

でも、答えを出すのはやはり自分。


その答えを出すひとつの参考資料にでもなればと、
動画を貼り付けます。


以前から親交のある前田塾の塾長先生との雑談を撮ったものです。

ぜひご覧ください。



https://youtu.be/22TuT-69C80

ご覧下さった方は感想を聞かせて頂ければうれしいです。

みなさんは、勉強をどうとらえているのでしょうか?

単純な疑問です。