わたしは随分とアナログな人間です。
もちろん毎日PCやスマホなどには触れていますが、
インターネットが普及しはじめる頃、
それこそWindowsが爆発的にヒットし始めた頃、
まだ自分用のPCを持てる程の状態ではありませんでした。
ましてや幼少期は父親の職場でPCは見たことがありましたが、
実際にふれて操作したことはありません。
最近の子ども達は、生まれたその時にすでにPCがあり、
スマホがあり、まさにITネイティブです。
そういった少年少女諸君にとって、
もはやそうしたICT環境や、
その中で運用されているデジタル技術は、
もはや生きる上で必要不可欠なリテラシーといえるでしょう。
わたしも含め、多くの現在を生きるオトナにとっても、
もはやPC等の端末がなければ仕事ができないという人も多いでしょう。
先日友人から不慮の事故で携帯が故障し、
誰の連絡先も分からず途方に暮れたという話を聞きました。
さらには、仕事やプライベートのスケジュール管理や、
旅行先での思い出の写真などもその携帯で保存していて、
PCやクラウドなどにも同期していなかったらしく、
そのすべてが一瞬にして消え去ったと嘆いていました。
もはやそれらなくして、生活すら危ぶまれるようになってしまいましたね。
それらがなかった頃をギリギリ知っているものとしては、
こうなることは当時予想だにしていなかったわけで、
よくよく振り返ると非常な驚きとともに、
少々の不安も感じたりします。
とはいえ、もうすでに生活の一部になってしまったものを
ガラガラポンするのは難しいでしょう。
あとはいかに健全に運用するかということに苦心する方が
建設的です。
さらには、単なる受け身のユーザーとしてだけでなく、
自らが発信する側、様々なアプリを開発、提供する側にならずとも、
そうした技術を健全に使用するための知識は身に付けておく必要があるでしょう。
ただし、そうした最先端のものに触れるだけでは、
人間としての健全さを欠いてしまわないかとの懸念がある。
それはわたしがアナログな人間だからだろうか。
いや、きっと多くの良識的な人はそう思っているのだろう。
一例ですが、「これからの時代を生きる力」とともに、
そうした健全な人間性を育むことの重要性を同時に解かれている、
「デジタル人間」の方のお話をご紹介します。
※これからの時代を生きる力について真剣に考えるサイトを作りました。
ご興味・ご関心のある方はぜひご覧ください。
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