大変ありがたいお言葉を頂きました。
当塾オリジナルの「基礎講座」にて、作成した作文について。
以前学校で作文指導をうけた時の印象が、
「確かにお上手に書けているけど、何となくその子らしさが感じられない」
というものだったそうです。
塾生の子はもともと文章を読み書きするのは好きな子で、
作文もどんどん書き進められる子です。
今年上半期はどちらかと言えば言語技術的な側面の補強と、
説明的文章を中心に読み書きしてきました。
が、現在は、夏休み間近ということもあり、
「この夏何か一つ作品を完成させよう」
ということで、物語の創作をしています。
イラストを描くのも得意なので、初めは絵本を作る予定でしたが、
書き始めたらどんどん筆が乗っていくので、長編の物語にすることにしました。
まだまだ書き始めですが、すでに400字詰原稿用紙10枚を書き終えています。
ちなみに小学生ですよ。
凄いでしょ。
・・・と、そういう子ではありますが、とはいえ、「基礎講座」を受講してから、
単に自分で好きなように書いただけではない(=講師の指導が入っている)のは
分かるが、でも、その子らしさが消えていない、そんな文章を仕上げているように思う。
との感想を頂いたのです。
このお言葉に目頭を熱くする思いがこみ上げてきました。
作文の指導といえば、添削指導(=赤を入れる)がおもいうかぶと思いますが、
しかし、ちょっと気を付けておかないと大変なことになる。
確かに、こうあるべきという模範を示し、ガンガン赤を入れるのも、
文章上達方法の一つではあります。
ただ、それが行き過ぎると、だんだん書いた本人の文章ではなくなってしまう。
そう、添削者の文章になってしまうのです。
ここに僕の作文・添削指導の流儀がある。(プロフェッショナル風)
「添削しすぎない」
つまり、それは、「自分らしさ」が消えてしまうことの怖さからくるものだ。
以前こんな話を聞いたことがある。
作文のコンクールで優秀賞を受賞者した小学生にインタビューした時のこと。
「良い作文」が書ける子はどんな学習をしているのか、
教育研究者がインタビューをした時のこと。
何気なく聞いてみたら、こんな言葉が帰って来たらしいのです。
「あれはぼくの作文じゃない」
インタビューした研究者は一瞬何のことは分からなかったようです。
よくよく話を聞けば、コンクールに出品するために、
先生から「特別指導」をガンガン受けたらしいのです。
それこそ本人が何をどう書きたいかというより、
コンクールで入賞するためにはどう書けば良いか…
きっとそういう指導だったのでしょう。
「結局先生が書いたのと同じ」
と、本人が思ってしまったようなのです。
それじゃあ意味がないでしょ。
「文は人なり」といった心理学者がいます。
まさに自分の頭のなかの「何か」にコトバによって形を与え、外に出す作業、
それこそが「作文」であり、「書くこと」であると思っています。
だからこそ、やっぱり書く本人から出てくるものを大事にしたい。
もっと本人から出てくるものが出やすく、より魅力的なものになるようにしたい。
だから「添削しすぎない」し、本人にとことん「悩んで、振り絞ってもらう」のを待つ。
それが僕の作文指導の流儀。
その流儀がちゃんと伝わっていた。
世の中、やれテストの点数、成績が上がっただの下がっただの。
もちろん大切なことである。
塾だし、そこを意識しないわけにはいかない。
でも、そればかり、それしか見れないのはちょっとさびしい。
さびしいとかそんなことではなく、
今の世の中、単に良い成績とっただけでは、
単に良い学校に入っただけでは、その先何の保証もない。
一昔前ならあったかもしれない「大学に行っておけば何とかなる」神話。
もう完全に崩壊しています。
一流と言われる大学の卒業生が専門学校に行き直して就職する時代です。
それなのに、単にテストの点数をあげるために、成績をあげるために、
無味乾燥な教科の勉強ばかりを強いるのがとても不健全とさえ思う。
そんな思いから出来たのが学習塾ラーニング・ラボという塾。
塾だけど、従来の、数あるそれだけの「塾」とは一線を画したい。
そうした想いの幾ばくかがちゃんと伝わっていた。
いや幾ばくかなんてことではなくて、超ド真ん中、完全な核心部分を理解してもらえている。
僕らはここに居ていいんだ。
こういう在り方を望まれている方はやはりちゃんと居るんだ。
さてさて、もうすぐ夏休み

宿題はもう出されていますか?
たいてい早めに終わらせて思いっきり夏休みを満喫しようと思っているけど、
結局最後の最後まで宿題が終わらない…
そんなありきたりな夏にしてはいけません

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