上記より引用します。
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■最初の方は、「会社勤めも大変だもんねー」と軽く聞き流していたが、そのうち夫が「キミには、どれだけ大変か分からないだろうね」と嫌味を言ってくるようになった。そして次第に「農家になりたい」と口にする回数が増えてきたのだそうだ。
■そのため投稿者は「農業やりたいなら、レンタル畑とかではじめてみたら?」と提案。しかし、夫は半ギレ状態で「それは趣味だろ、オレが言ってるのは生業としたいってことだよ」と返してきた。
■そこで、具体的に何の野菜を育てるつもりか聞くと、夫は「コーヒー」と返答。怒りながら「なぁ、誰が日本で農家やるって言ったの?」と語った。南米辺りに移住してコーヒーを栽培したい、ということなのだろう。
■ちなみに投稿者によると、夫は農業経験なし、観葉植物すらまともに育てたことがない。そのため妻としては、「農家になりたい」という現実性のない話に固執する夫に困惑するしかないようだ。
■一方で、夫が「会社を辞めて農家になりたい」と言いだしたのは「仕事が大変過ぎるっていう無意識のSOS」であるという指摘も多い。
■「だいぶ現状に疲れてる可能性ある。農家の実現可能性よりプロジェクト異動や休職を考えるのが先かもしれん」
■人は激務で心身ともに追い込まれると、現実逃避のために妄想をすることがあるという。「俺も一番辛かった時は妻の田舎の桃園を継ぐ妄想で正気を保ってた」という人もいた。
■妄想する未来としては、IT業界と比較して「時間の流れが遅そう」という理由で農業が多いが、それ以外のパターンもあるようだ。
■妄想する未来としては、IT業界と比較して「時間の流れが遅そう」という理由で農業が多いが、それ以外のパターンもあるようだ。
■「辛いとき仏像見ながら『仏師になりてぇ…』って思うときある」「カメラマンになって世界中の子供の笑顔の写真を撮って出版したいとか思ってた」
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これ、私は、感覚として、すごくわかるんです。(夫側)
私も20代のとき(当時は会社員)、同じことありました。私の場合は、「専門学校に行きなおして、資格を取り、整体師になろう」と。(パンフも取り寄せました)
そして、なぜ、普通に大学にいって、会社員になってしまったんだろう・・・・という後悔をもちました。今考えると、ネタですが、当時は、本当に、そう感じていたのです。
完全に「現実逃避」でした。私も客として整骨院にいくのは大好きでしたが、自分がやる側として、何かの経験があるわけではありません。
なぜ、こんなことを思ったかという理由は明確。
しんどいからです。度を越えてしんどいからです。
そして頼れる人がいないからです。
苦しくて、苦しくて・・・・逃げたかったのです。
・・・時がたち、私は、ストレスマネジメント領域で修士号を取りました。
その立ち位置でも、この記事のとおり、「農家の実現可能性より「プロジェクト異動や休職考えるのが先」 」という見解です。
だからこそお伝えしたいのは・・・
●こういった人を多数生み出している企業の経営者の皆さま
利益を出したいから、コスト削減したい・・・の本音を隠して、綺麗ごとを述べて誤魔化さないでください。これは会社の仕組みの問題です。仕組みを変える手を打ってください。その方が、採用も育成もうまくいくはずです。
●こういった部下をお持ちの上司の皆さま
メンタル不調は気合いとか、考えが甘いという類のものではありません。「私の若いころは・・・」なんていうあなたの考えを述べる場でもありません。組織は、「利益を最大化させること」が重要です。その組織の一員として管理職を担っているなら、あなたの経験にもとづく部下の考えがどうの・・・ではなく、どうしたらメンバーの力を最大限に発揮できるか?という目的論から、あなたの経験を活かしていく考え方をもつべきです。その方が、結果としてパフォーマンスは高まるはずです。
●こういった方を家族にもつ皆さま
上司へのメッセージと同じく、メンタル不調は気合いとか、考えが甘いという類のものではありません。最悪は、この勘違いが自殺を促進してしまう可能性もあることを認識してください。そして、話をきいてあげてください。リラックスさせてあげてください。心身ともにリラックスすると、必ず人間は良い方向にむかっていきます。
●こういった状況のご本人の方
まず自分を責めないでください。家族でこれを理解してくれない人がいる場合もあります。ただ、そのメッセージをまともに受ける必要はありません。無理無茶なことを押し付けてくる環境もあるのだということを認識してください。そして、いま、大事なことを決断するのはやめましょう。正しい判断ができない精神状態のときもあります。だからこそ、しんどいなら、休むとか異動願いを出すとか、もろもろ、少し環境を変えるメッセージを出しましょう。休むことは悪いことではありません。そして、組織に対して、NOは出してよいものです。怒られる・・・といった不安がある人もいるでしょう。ただ、NOを出せない空気があなたのいる環境があるのなら、それは、組織の横暴にすぎません。メッセージは出してよいものです。
こんなことを僕は思います。
いかがでしょうか?
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これ、私は、感覚として、すごくわかるんです。(夫側)
私も20代のとき(当時は会社員)、同じことありました。私の場合は、「専門学校に行きなおして、資格を取り、整体師になろう」と。(パンフも取り寄せました)
そして、なぜ、普通に大学にいって、会社員になってしまったんだろう・・・・という後悔をもちました。今考えると、ネタですが、当時は、本当に、そう感じていたのです。
完全に「現実逃避」でした。私も客として整骨院にいくのは大好きでしたが、自分がやる側として、何かの経験があるわけではありません。
なぜ、こんなことを思ったかという理由は明確。
しんどいからです。度を越えてしんどいからです。
そして頼れる人がいないからです。
苦しくて、苦しくて・・・・逃げたかったのです。
・・・時がたち、私は、ストレスマネジメント領域で修士号を取りました。
その立ち位置でも、この記事のとおり、「農家の実現可能性より「プロジェクト異動や休職考えるのが先」 」という見解です。
だからこそお伝えしたいのは・・・
●こういった人を多数生み出している企業の経営者の皆さま
利益を出したいから、コスト削減したい・・・の本音を隠して、綺麗ごとを述べて誤魔化さないでください。これは会社の仕組みの問題です。仕組みを変える手を打ってください。その方が、採用も育成もうまくいくはずです。
●こういった部下をお持ちの上司の皆さま
メンタル不調は気合いとか、考えが甘いという類のものではありません。「私の若いころは・・・」なんていうあなたの考えを述べる場でもありません。組織は、「利益を最大化させること」が重要です。その組織の一員として管理職を担っているなら、あなたの経験にもとづく部下の考えがどうの・・・ではなく、どうしたらメンバーの力を最大限に発揮できるか?という目的論から、あなたの経験を活かしていく考え方をもつべきです。その方が、結果としてパフォーマンスは高まるはずです。
●こういった方を家族にもつ皆さま
上司へのメッセージと同じく、メンタル不調は気合いとか、考えが甘いという類のものではありません。最悪は、この勘違いが自殺を促進してしまう可能性もあることを認識してください。そして、話をきいてあげてください。リラックスさせてあげてください。心身ともにリラックスすると、必ず人間は良い方向にむかっていきます。
●こういった状況のご本人の方
まず自分を責めないでください。家族でこれを理解してくれない人がいる場合もあります。ただ、そのメッセージをまともに受ける必要はありません。無理無茶なことを押し付けてくる環境もあるのだということを認識してください。そして、いま、大事なことを決断するのはやめましょう。正しい判断ができない精神状態のときもあります。だからこそ、しんどいなら、休むとか異動願いを出すとか、もろもろ、少し環境を変えるメッセージを出しましょう。休むことは悪いことではありません。そして、組織に対して、NOは出してよいものです。怒られる・・・といった不安がある人もいるでしょう。ただ、NOを出せない空気があなたのいる環境があるのなら、それは、組織の横暴にすぎません。メッセージは出してよいものです。
こんなことを僕は思います。
いかがでしょうか?
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