もう、ブログに自分の考えとか書くのはやめようと思っていたが、
たまにはガチガチにポリティカルなテーマで書いてみたい衝動に駆られる。
が、やっぱりそれはまずいんで(笑)
あまり主観が入らないように努力してみたい。
ので、自分はどう考えるか?までは言及しなようにしてみようか。
しないかもしれないけど。
マスコミによる誘導に惑わされてはいけない、と常々思っている。
以前は「新聞は正しいことを書く」と信じていた。
広く言えばテレビやインターネットを含めて、報道は真実だと。
真実のみが客観的に淡々と書いてあると思ってた。
大人になってから、各新聞社に特色があって、書いてることが全然違ったりすると知った。
ジャーナリズムがプロパガンダになってはいけないと思うが、残念ながらそうとも言えないらしい。
なので、報道は鵜呑みにしないで、検証できるものは検証してみたい、と思うようになった。
以前にも書いたことがある。
石田純一の発言
「忍ぶ愛とか、人に言えない恋とか、そういうものから生まれた文化(文学、芸術)は昔からあったんじゃないですかねぇ?」
これは、紫式部の源氏物語とか、まさに不倫の話が出てくるから、そういうことが言いたかったんだと思う。
しかしそれは、
「不倫は文化だ」と発言したと報道された。
この要約?の仕方は、悪意さえ感じる。
今では本人もそれを笑い話のネタにしているくらいだが。
元・大関で現タレントのKONISHIKIさんは新弟子時代に
"Sumo is fight"と発言したのを「相撲は喧嘩だ」と"誤訳"され、
マスコミ嫌いになってしまったという。
この程度の英語を、わざわざ訳す必要があったのだろうか?
麻生首相の支持率はマスコミの報道によるとかなり低い…
麻生首相を支持するとかしないって話ではなく、やはり福岡の人が総理大臣になったら、なんとなく応援したいという地元意識が少なからずあったので、残念だ。
重ねて、敗戦処理というか、衆議院解散までの噛ませ犬、貧乏くじを引かされることになったのではないかなぁ?ということは悔やまれる。時期が時期なら、評価されたのかもしれない。
その麻生首相、ハローワーク(職安)を視察した際、
「働かない奴が悪い」と発言した…
と捉えている人が多いようだ。
マスコミによる言葉狩りで、誘導だと疑ってみたい。
実際には「やりたい仕事の意志をはっきり持たないと…」的なことを言ったのだ。
この発言に関して、
「ちゃんと『事務の仕事をしたい』と意志を持って探しているが、仕事が無い。」
「『何でもやるからとにかく仕事をくれ』と言っても仕事がないのに、ふざけるな!」
という、実際に休職中の人の意見が放送され、ワイドショー等でこの問題が紛糾した。
が、実際には麻生首相がハローワークを視察した際、一人の休職中の若者から話を聞いた。
その若者は
「友達が『俺、東京行く』と言ったんで、別に東京でやりたい仕事があるでもなく、なんとなく友達に着いてきて、なんとなく北海道から出てきた。で、仕事がない。」
と首相に語った。
首相は、
この”たった一人の”若者に対して
「もっと自分の意志を持たないとダメだよ」
と発言したに過ぎない。
それでも、反感を持つなら仕方ないけどね。
う~ん…やっぱりどうしても主観が入ってしまうな(笑)
言葉じりだけ捉えて、
時には文章の強烈な部分だけを断片的に捉えて、
強烈に抗議してくる人…もうほとんど勘違いの域なんじゃないか?
坊主憎けりゃなんとやら…になってないか?
だからね、キレる前にじっくり言葉を反芻して、
前後のやりとりを捉えて考えてみたりしてみたらどうかな?
って、それだけの話なんだけどね。