「部屋 隠し録り」解説の総括 | tAkknのblog
という事で28日に発売された「部屋」のアルバム「部屋 隠し録り」の解説をUPしたワケですが、今お手元にアルバムがある、という方は聴きながら読んでみるのもヨシ。まだ手に入れてなくて、そのサウンドに想像を膨らませるのもヨシ。願わくば、このブログが参考になればいいな、と。因みに、歌詞は仲西将太が近々UPします。

曲の解説以外にも、このアルバムのレコーディングのお話もしときましょう。

元々、音源はあった方がいいんじゃない?とか言い出したのは僕で「音源無いのにTシャツだけは3種類ある、とか変わってるよね」みたいな話が発端でした。

将太君はライブにこだわってたんですよ。ライブというのは生きモノで、毎回違う演奏、ミスも含めて「その時にしか無い」演奏というのがある。だから音源があると「これが基準」というのが出来ちゃう。それが好みじゃない、と。音源出すにしてもライブ録音がいい、と。音源があっても、楽曲は成長していくものだし、ライブはライブの楽しみがあるし。音源は「現在の部屋」という意味で、あっていいんじゃない?事実、音源が欲しいという声もあるし。それで間をとってライブ形式の一発録音になったワケで。

12月7日、今までの部屋メンバーが市内某所に集められ、無理矢理一晩で8曲(!!)録ったのです。

録音に入るまでのプリプロやリハーサル一切無し!ホントに無理矢理です(笑)

で、1回目のミックスダウンが上がってきて、あまりにも生々しい音にビックリ!勿論それは仲西将太本人の要望だったんですが。で、僕のわがままでエンジニアの人と2人でミックスやり直し(笑)

でも、思ってた事の半分以上は修正、というか僕好みに出来たんで大体は満足です。

が!が、ですよ。ヴォーカルに関してはやはりもっと丁寧に録りたかったんですよね。

次回、おそらくは3月か4月にじっくりレコーディングした音源を出しましょう!(これ、勝手に発言です/笑)僕のプロデュースで。ちゃんと時間をかけて録音、ミックスします。ヴォーカルも3テイクは録ります。その代わり、後から音程やリズムを修正しません!その名も「部屋 録り直し」どうだ!