こんにちは、
株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。

 

【著者プロフィール】

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

 

弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

 

YouTubeチャンネル:DXできるくん
https://youtube.com/channel/UC-f1ZI9MiME-GC0l1gwNf4w?si=WeyqGjBSvVXwSaDB

 



はじめに

「結局、AIツールって何を使えばいいんですか?」

この質問、セミナーや勉強会で毎回いただきます。

 

ChatGPT、Gemini、Copilot──選択肢が増えすぎて、逆に迷ってしまう。


そんな方が本当に多い。

私の暫定解は、はっきりしています。

 

Anthropic社のCowork(コワーク) です。

 

正直に言ってしまうと、私は今、業務の8割をCoworkに任せています。

 

ChatGPTは基本的に使っていなくて、Gemimiはたまに使う程度になりました。圧倒的に仕事が変わってきています。

 

では、なぜCoworkがそこまで強いのか。

 

この記事では、初めてCoworkに触れる方でも理解できるように、基本概念から具体的な活用法、そして導入ステップまでを一気にお伝えします。


なぜ今、Coworkなのか


まず、Coworkを出しているAnthropic(アンソロピック)という会社について。

 

元OpenAIの幹部であるダリオ・アモデイ氏が設立した、AI業界で最も注目されている企業の1つです。

 

わずか1年で年間サブスク収益が9倍。
売上は2兆円規模に迫り、企業価値はトヨタに匹敵するとも言われています。

 

まだ、設立して5年しか経っていないので、どれだけ凄まじい勢いなのかがお分かりかと思います。

 

ここで注目すべきは、売上の約8割がBtoB(企業向け) だということ。


要は、エンタープライズ向けサービスに振り切っているということです。

 

OpenAIが個人ユーザー中心なのに対し、Anthropicは企業が本格的に業務に使っている。

 

画像生成や動画生成には手を出さず、テキストとコードの性能に全振りしている。

 

その結果、最新モデルのOpus 4.6は開発能力も読み込み量もトップクラス。100万トークン(本750冊分)を一度に処理できます。

 

そして、このAnthropicが出しているデスクトップアプリがCoworkです。

 

最近ではWindowsにも対応し、もはやMacユーザーだけの特権ではなくなりました。


Web版のClaudeとCoworkは何が違うのか


「Web版のClaudeで十分じゃないの?」

そう思う方もいるでしょう。
私もかつてはそうでした。

 

しかし、使い比べると差は歴然です。

 

Web版は、チャットの途中で「応答できませんでした」とすぐ諦めることがある。

 

Coworkは違います。

 

議事録を作ってと言えば、Wordファイルまで一生懸命作り上げてくれる。途中で止まらないんですね。

 

さらに、Coworkはローカルのフォルダを指定して作業できるのが最大の強みです。

 

Web版がクラウド上で動くのに対し、Coworkはあなたのパソコンの中にあるファイルを直接扱えてしまいます。

 

目の前にあるファイルを、すぐに開いて、すぐに編集して、すぐに完成させてくれる。

 

この「近さ」が生産性を劇的に変えます。

 

Coworkを理解するための4つの基本概念


Coworkの難易度は、ChatGPTを1とすると5くらい。

少し専門的な概念を理解する必要があります。

 

ただし、覚えるべきはたった4つです。


スキル


「ChatGPTのGPTs」を想像してください。


プロンプトとファイルがセットになった、持ち運び可能なパッケージです。

 

例えば、「弊社のスライドデザインに沿ったプレゼン資料を作る」というスキルを1つ作っておく。

 

カラーコード、ロゴ、プロンプトが全部入っている。

 

すると、AIが文脈を読んで「今このスキルが必要だな」と自動的に呼び出してくれる。

 

さらにスキルは、CursorやGitHubなど他のサービスでも使えます。

 

GPTsと違い、プラットフォームを超えて持ち運べるのが革命的です。


コマンド

スラッシュ(/)で始まる、スキルやプラグインを呼び出すためのショートカットです。

 

スキルはAIが自動で呼び出してくれますが、たまに発動しないこともある。

 

そんなときはコマンドを使えば確実に起動できます。

 

プラグイン

スキル、エージェント、MCPが全部セットになった、いわば大きな箱です。

 

私は固定の業務タスクにはプラグインを使っています。例えば、「議事録プラグイン」を1つ作れば、文字起こしの読み込みからWord作成、ガントチャート生成まで、一連の流れを丸ごと任せられる。

 

しかもZIPファイルにして、社内の他のメンバーにそのまま配布できます。

 

MCP(Model Context Protocol)

MCPとは、外部サービスとの連携機能です。

 

Gmail、Googleカレンダー、Slack、Figma、freeeなど、さまざまなツールをCoworkに接続できます。

 

設定はほぼワンクリック。


Gmailなら「連携させる」を押してログインするだけで完了です。

 

メールの中身を読み込んだり、カレンダーの予定を取得したり。


これまでバラバラだったツールが、Coworkを中心に1つにつながります。


Coworkの具体的な活用法
 

では、私が実際に使っている事例を紹介します。
 

①議事録の自動作成とWord出力


会議の文字起こしをCoworkに渡して「議事録を作って」と伝えるだけ。

 

決定事項、未解決事項、Todoが整理されたWordファイルが自動で完成します。

 

さらにガントチャートまでExcelで一気に作ってくれるので、会議後のアクションプラン共有がその場で終わります。


②プレゼン資料の作成


「社内向けのコンパクトなプレゼン資料を作って」と雑に指示を出すと、

 

AIが「プレゼンですか?」「社内向けですか?」と確認してくれて、スキルを呼び出しながらPowerPointを生成してくれます。


③YouTube台本と投稿資料の作成


私は毎週YouTubeを更新していますが、台本もCoworkに任せています。
 

テーマを話して、検索させて、構成を作らせて、スライドの番号付き構成まで出力する。

 

それをそのままCanvaやManus AIに流せば、動画素材が一気に揃います。

 

④ブラウザ操作とSNS投稿


Coworkは、リンクを渡せばWebサイトを実際に見に行ってくれます。

 

X(旧Twitter)にログインして投稿したり、Instagramに投稿したりすることも可能です。

 

⑤請求書の自動発行

 

freeeのMCPを接続すれば、「この内容で請求書を作って」と伝えるだけで、freee上に請求書が自動生成されます。ツール間を行ったり来たりしなくていいのは本当に助かる。

 

個人事業主の方には特におすすめです。

 

まとめ:今日やるべきこと3つ
 

この数ヶ月で「SaaS is Dead(SaaSの死)」という言葉が話題になるほど、AIツールの進化は従来のソフトウェアの常識を書き換えつつあります。
 

Coworkは、その最前線にあるツールです。

まずは以下の3つから始めてみてください。

 

  1. Coworkの公式サイトにアクセスして、デスクトップアプリをインストールする
    10分あれば完了します。まずは触ってみること。
     

  2. Gmail・Googleカレンダーなど、公式MCPを1つ接続してみる
    ワンクリックで連携できます。普段使っているツールがAIとつながる感覚を体験してください。
     

  3. 1つだけ業務を任せて、うまくいったらプラグイン化する
    議事録、メール下書き、資料作成──何でも構いません。
    小さな成功体験を、再現可能な仕組みに変えていく。
     

小さく始めて、仕組みにする。
これこそがAI時代に大切な姿勢です。
 

ダメだったら違う方法を試せばいい。このくらいの思い切りがある方が適しているように思いますね。

 

ぜひCowork気になる方は触ってみてください^^

 

それでは、本日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 


 

【著者プロフィール】

 

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

 

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AI導入、DX推進のご相談などはこちらからお気軽にどうぞ!

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はじめに


突然ですが、
「AIって結局、チャットで質問するだけでしょ?」

 

そう思っている方、多いのではないでしょうか。

 

実は今、AIの世界で大きな転換が起きています。

 

チャットで会話するだけのAIから、パソコンを丸ごと操作してくれるAIへ。

 

その最前線にいるのが、
Open Clawというツールです。

 

これは、まるで──新しく入った優秀な部下が、あなたのパソコンの前に座って、指示通りに作業をこなしてくれるようなもの。

 

しかも、スマートフォンから指示を出すだけで動いてくれます。

 

微かにもAGIがイメージできるようなそんなインパクトがあるようなツール性能になっています。

 

私自身、専用のMac miniを購入してOpen Clawを導入し、いくつかの業務を任せてみました。

 

正直に言います。
想像以上でした。

 

この記事では、Open Clawとは何か、具体的にどんな業務を任せられるのか、そして導入時に絶対に押さえておくべきセキュリティ対策まで、実体験をもとにお伝えします。

 

では、本日もやっていきましょう!

 

なぜOpen Clawが注目されているのか


従来のAIツールは、あくまで「質問に答える」存在でした。

 

ChatGPTに聞く。
Geminiに聞く。
回答をコピーして、自分で貼り付ける。

 

便利ではあるけれど、最後の実行は、すべて人間がやる必要がある

 

これがスタンダードだったわけです。

では、Open Clawは何が違うのか。

 

このツールは、パソコン上にインストールして使います。

 

DiscordやLINE、Telegramなどのメッセージアプリから指示を送ると、パソコン内でAIが実際に操作をしてくれる。

 

ブラウザを開き、ログインし、ボタンをクリックし、ファイルをダウンロードし、結果を報告してくれます。

 

しかも、Open Clawの最大の特徴は遠隔操作ができること。

 

これが怖いところでもあり、やや革命かもしれません。

 

専用のパソコンに導入しておけば、外出先からスマートフォンで指示を出すだけ。

 

あなたがカフェにいても、移動中でも、AIが黙々と作業を進めてくれます。

 

そして、もう1つの特徴は、権限設定の柔軟さです。

 

パソコン上でできることは、基本的にすべてOpen Clawにも任せられる。

 

フォルダの操作
ブラウザの操作
アプリケーションの起動

 

これら全部任せることができます。

 

これは大きな可能性であると同時に、セキュリティ上のリスクでもあります。ここが一番怖い。

 

なので、この点については後ほど詳しくお伝えします。

 

Open Clawの具体的な活用法


では、実際にどんな業務を任せられるのか。私が試した事例を中心に紹介します。

 

請求書の自動作成と送付


マネーフォワードクラウド請求書を使って、請求書を新規作成させました。

 

Discordで「株式会社〇〇、AI研修20万円、交通費2万円、3月末支払い期限の請求書を作成して、PDFを送って」と送るだけ。

 

Open Clawがマネーフォワードを開き、必要事項を入力し、PDFをダウンロードして、Discordに送り返してくれます。

 

所要時間は数分。

 

人間が手作業でやるのと同じクオリティの請求書が、メッセージ1つで完成しました。

 

セミナー動画のアーカイブ整理


Notta(AI文字起こしツール)に保存されたセミナー動画から、共有リンクの作成、パスワード設定、マークダウン形式の目次ファイル作成、動画のダウンロードまでを一括で依頼しました。

 

これまで20分ほどかけていた作業が、メッセージ1つで完了します。

 

しかも遠隔でね。

 

SNS記事の投稿作業


Xにログインさせ、記事を投稿する作業も可能です。

 

noteで書いた記事をXに転載する際、画像のダウンロードから本文の整形、投稿までを一連の流れで任せることもできます。

 

YouTube動画からのコンテンツ作成


YouTube動画の文字起こしを取得し、スクリーンショットと合わせて記事を作成する。

 

こうした複合的なタスクも、Open Clawなら対応できる可能性があります。

 

スキルの蓄積と成長


Open Clawの面白い点は、一度教えた作業を「スキル」として記憶できることです。

 

最初はグダグダでも構いません。
新入社員と同じです。

 

請求書の作成手順を一度教えて「この流れをスキルに保存しておいて」と伝えれば、次回からは同じ手順で、より正確に作業してくれるようになります。

 

失敗しないための注意点


Open Clawは強力ですが、使い方を誤ると大きな事故につながります。

 

以下の3点は必ず守ってください。

 

普段使いのパソコンには絶対に入れない

 

Open Clawはパソコン上で開けるものはすべて開けます。

 

メールの送信、ファイルの削除、ECサイトでの決済──すべてが可能です。

 

実際に、Amazonで勝手に決済された事例や、意図しない相手にメールを送ってしまった事例も報告されています。

 

専用の隔離環境でのみ使用する。
これはマスト条件です。

 

アカウントを完全に分離する


専用パソコンには、専用のアカウントだけを使います。

 

Googleアカウント、Appleアカウント、その他すべて新規で作成。

 

普段使っているアカウントには一切ログインさせない。

 

マネーフォワードなど業務ツールを使わせる場合は、本アカウントから招待して最低限の権限だけを付与する。

 

新入社員に渡す権限と同じ考え方です。

 

メッセージアプリの権限を制限する


Discordを使う場合、Open ClawのボットがDMできる相手を自分だけに限定してください。

 

チーム共有のチャットルームには一切参加させない。


これで、万が一の誤送信リスクを最小限に抑えられます。

 

まとめ


Open Clawは、正直に言えばまだ万人向けのツールではありません。

 

導入難易度は高く、セキュリティへの配慮も必要です。

 

しかし、このツールが見せてくれた未来は本物です。

 

スマートフォンからメッセージを送るだけで、AIがパソコンを操作し、請求書を作り、動画を整理し、結果を報告してくれる。

 

これは間違いなく、今後のAIアプリケーションの方向性です。

AGIもそう遠くない未来かもしれません。


そう感じさせてくれるツールと言いきれます。

 

今すぐ導入しなくても、この流れを知っておくことには大きな意味があります。

 

  1. Open Clawの公式サイトにアクセスして、概要を把握する
    「AIがパソコンを操作する」という概念を、まず頭に入れておく。
     

  2. 自社の業務で「誰かに任せたいけど任せられない作業」をリストアップする
    請求書作成、データ整理、SNS投稿──小さなタスクから候補を洗い出す。
     

  3. 隔離環境の準備だけでも始める
    古いパソコンの初期化、新しいGoogleアカウントの作成。ここまでなら、今日中にできる。


小さく始めて、安全に育てる。

 

Open Clawは、あなたの業務を支える「もう1人のチームメンバー」になり得る存在です。

 

ぜひ気になった方は触ってみるところから始めていただければと思います。

 

それでは、本日はここまでです。


最後までお読みいただきありがとうございました!

 


 

【著者プロフィール】

 

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
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はじめに

あなたの会社で、送り状が1枚も出せなくなったらどうしますか?

 

請求書が作れない。
在庫の場所が分からない。
取引先の連絡先すら見えない。

 

映画みたいに「ハッカー vs ハッカー」がキーボードを叩く世界ではありません。

現場が戦場になります。

ランサムウェア攻撃を受けた後、「ハッカーとの戦い」ではなく「業務を回す戦い」が始まるからです。

 

これは、まるで──火事が起きた後の消火活動。


まさに敗戦処理です。

 

1. なぜ「デジタルBCP」が必要なのか


DXが進むほど便利になる一方で、止まった時のダメージは大きくなります。

 

多くの会社は、地震や台風に備えたBCP(事業継続計画)は検討しています。

でも実は、デジタルへのBCPも同じくらい重要です。

 

なぜなら、今は「紙が燃える」より先に「データが使えない」が起きるからです。

 

ぶっちゃけ紙でデータを保管しておくメリットもあるといえば大いにあります。

 

まあ、話題のSDGsとかエコシステムとは程遠い形になりますが。

さらにさらに、復旧している間も、取引先は待ってくれません。

 

そして、もう1つ。


DXは、便利なものほど“集約”が進みます。

 

受注はこのシステム。
在庫はこの画面。
請求はこのソフト。

 

これが揃うと、現場は速くなります。


ただし裏返すと、1箇所やられるだけで、会社全体が傾く

 

集約している場所が落ちるだけで、全部が暗くなります。

 

そして厄介なのが、サイバー攻撃は「気をつければ防げる事故」ではないことです。

攻撃側が圧倒的に有利で、防御側は“全部”を守り切らないといけない。

 

テストで言えば、毎回100点が必須。
99点を1回でも取ったら、そこが穴になります。

 

だから結論としては、侵入されない前提で組むのではなく、侵入される前提で備える

この発想が、デジタルBCPの出発点です。

 

なんか悲しいですね、でもこれが現実。
受け入れるしかないんです。

 

もはや国がどうにか動かない事案だと思っています。

 

本当に世知辛いです。

想像してみてください。


取引先が数十社でも、現場は「最悪の文化祭」になります。

 

しかも最近は、AIの影響でフィッシングメールが自然になり、見分けづらくなっています。


たった1通のメールが、会社を狂わせてしまうわけです。

 

では、どうすればいいのか。

ポイントは「完璧に防ぐ」ではなく、止血して、復旧して、信頼を守ることです。

 

2. サイバー攻撃に備える具体的な活用法


ここでは、IT部門がなくても進めやすい“守りのDX”を6つ紹介します。

 

1. 「止まると死ぬ業務」を3つだけ決める

 

最初にやるのは、ツール選定ではありません。


業務の優先順位付けです。

所要時間は30分。


「止まると売上が止まる業務」を3つだけ、紙に書き出します。

 

例:受注、出荷(送り状)、請求。
この3つは、まるで──会社の血管です。

 

KPIは、3業務それぞれの代替手段(紙・Excel・外部サービス)を用意できたか

 

2. 連絡と情報共有を「別回線」に分離する

 

攻撃直後は、社内の連絡が途切れます。

所要時間は60分。


「緊急連絡用のチャット」「役員・主要メンバーの電話リスト」「取引先への定型文」を、社内ネットワークと別に持ちます。

 

これは、まるで──避難場所の地図。

 

KPIは、1時間以内に全員へ連絡できる状態かです。

 

3. バックアップは「復元テスト」までがセット

 

バックアップは、取った瞬間に安心してはいけません。


戻せて初めて意味があります。

所要時間は初回90分。


「どこから」「どこまで」「何分で」戻すかを決めます。

 

RTO(復旧までの目標時間)とRPO(失ってよいデータの範囲)を、1行で書くだけでも十分です。

 

KPIは、月1回の復元テストを実施すること
まずは小さなデータからでOKです。

 

4. 「例外」を放置しない

 

セキュリティは、穴が1つあれば崩れます。

所要時間は2時間。


古いPC、古いOS、古い共有フォルダ、例外運用を一覧にします。

 

「この取引先だけ古い仕組み」。


この例外が、まるで──鍵のかかっていない裏口になります。

 

KPIは、例外の数を毎月減らすこと。


ゼロに近づけるほど、守りは強くなります。

 

5. パスワードから「本人確認」へ

 

メールが乗っ取られると、被害が広がります。
だから最優先は、メールと管理者アカウントです。

 

所要時間は30〜60分。


MFA(多要素認証)を必須にして、共有IDをやめます。

 

これは、まるで──鍵を2本にすること。


1本盗まれても、扉は開きません。

 

KPIは、MFA適用率100%(まずはメールと経営層)です。

 

6. お金と契約の「非常口」を作る

 

緊急時に重要なのは、コスト削減ではなくスピードです。
復旧には、想像以上にお金が出ていきます。

「サイバー保険」「復旧支援会社の連絡先」「金融機関との与信枠」を、平時に整えます。

 

保険は大事です。
ただし、保険は「最後の砦」。

 

KPIは、“いざ”の時に24時間以内に支援へ着手できる状態かです。

 


 

ここまで本当に悲しい事実をつらつらと書いてきましたが、セキュリティをどれだけガチガチに固めてもすり抜けられる可能性は十分にあります。

 

たとえば、自社は問題なかったけど、委託先が感染して自社もウイルス感染してしまった…とかね。

 

そういう可能性も大いにあるし、実際に事例でも存在する話なので、会社単位の問題というよりは、もっと大掛かりな社会問題ではないかと個人的には警鐘を鳴らしたいですね。

 

AI導入/DX推進が必要な今の時代だからこそ、このセキュリティへの知見はぜひ身につけて行ってもらえたらと思います。

 

私も引き続き研鑽します。

それではまた次の記事で!

 


 

【著者プロフィール】

 

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
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はじめに


あなたは、報告書や議事録の「体裁を整える作業」に時間を吸われていないでしょうか?

内容は10分で書けるのに、整形で30分かかる。

 

これは、現場あるあるです。

 

Geminiを触ってみたけど、
「毎回アウトプットの形が微妙に違って、結局コピペ修正」になっていませんか?

 

では、どうすればいいのか。

結論はシンプルです。


Canvasで“型”を作り、Gemで“型”を固定する

 

この2つを組み合わせると、AIの「ガチャ要素」を一気に減らします。

 

1. なぜCanvas×Gemが必要なのか


中小企業のDXで一番大事なのは、最新機能よりも再現性です。

 

この再現性がとてもとても大事でして、

 

「誰がやっても、同じ品質で出る」

 

ここが揃うと、仕事が一気に前に進みます。

 

Canvasは、文章やコードを“共同編集”できる空間です。


一部だけを指定して長さや言い回しを変えたり、コードを自然言語で直したりできます。

 

一方で、Canvasだけだと「次回も同じ形式で出す」が苦手です。

 

要は、前述した通り、再現性がなく、バラツキが生じてしまうわけですね。

 

そこで躍動するのがGemです。
Gemは、役割・手順・出力形式を固定して、毎回の挙動を揃える仕組みのこと。



毎回同じ形が出ます。


一度型を作ることができればあとは楽ちん。

 

AI活用で詰まるポイントは、だいたいここです。


賢さではなく、型がない

 

型がないと、出力は毎回サイコロ。
良い目も出るけど、現場は困ります。

 

2. Canvas×Gemの具体的な活用法


ここからは「テンプレ固定」が効く使い方を6つ紹介します。
どれも、従業員10〜100名規模で効果が出やすいものです。

 

1. 作業報告書をA4横で統一する


Canvasのコード機能で「作業報告書をA4横のHTMLで」と依頼します。

 

出来上がったら、プレビューを見ながら微調整。


折り返し、重なり、余白、列幅。

ここで見落とされがちなのが、「余白」です。


詰め込むほど、読まれません。

 

最後に「PDF保存ボタン」を足すと、提出が一気にラクになります。

 

(これも自然言語で指示するだけで簡単に保存・エクスポートボタンを設置できます)。

 

2. 議事録を決定・未決・Next Actionで固定する


議事録は、内容よりも“形式”が命です。

 

Canvasで、見出しと表のレイアウトを先に作る。

 

その後、Gemにテンプレを埋め込みます。


あとは文字起こしを投げるだけで、毎回同じ形式の議事録が出ます。

 

3. 事業評価シートを毎回同じ観点で作る


行政・団体・本部報告でよくあるのが「評価観点がブレる問題」です。

 

Canvasで評価シートの器を作って、
Gem側で「成果・課題・次の打ち手」を必ず出すように固定します。

 

すると、担当者が変わっても比較ができます。


あの人が辞めたら回らないという悲惨な状況を回避できるわけですね。

 

4. 見積書・請求書のたたき台を量産する


もちろん最終版は会計ソフトですが、
最初の「説明文」「作業内訳」「注意事項」はテンプレ化できます。

 

Canvasで文面と構造を整え、
Gemで毎回の出力を揃える。

 

案外、ビジネスの現場で早めに見積もりもらえると嬉しいのになというお声はかなり耳にします。個人的にですが。

 

5. 社内マニュアルを1枚に圧縮する


現場で読まれるマニュアルは、分厚いPDFではありません。

 

Canvasで「1枚で読める形」に編集し、
Gemで「対象者・目的・手順・NG例」を固定して出す。

 

新人教育の属人化が大幅に減ります。

 

6. 社内マガジンで情報収集を仕組み化する


配信では、デザイン情報をまとめた“社内マガジン”の例も出ていました。

 

ポイントは、収集そのものではなく、
“同じフォーマットで毎週出る”ことです。

 

読む側の負担が減り、定着します。

 

3. 失敗しないための注意点


最後に、落とし穴を3つだけ。

 

注意点1: 一度に直させない

 

レイアウト修正は、欲張ると崩れます。

「折り返しだけ直す」「列幅だけ直す」。
1回1テーマが安定します。

 

注意点2: テンプレは人が決める

 

AIに任せるのは“中身”。

テンプレ(型)だけは、人が握ってください。

ここを渡すと、再現性が落ちます。

 

注意点3: 機密情報は入れる前に伏せる

 

顧客名、個人情報、未公開情報。

まずはマスキング(伏せ字)してから。
運用ルールを最初に決めましょう。

 

まとめ:今日やるべきこと3つ


Canvas×Gemは、派手な機能ではありません。

 

でも、現場に効きます。
なぜなら、再現性が手に入るからです。

 

  1. 報告書か議事録、どちらか1つを選ぶ

  2. Canvasでテンプレを作って、余白と見やすさを整える

  3. 変わる部分だけを変数にしてGem化し、1週間回す

 

まずは小さいところからCanvas機能とGemが活用できないか検討してもらえるだけでも大きな一歩だと思います。

 

ぜひ参考になれば幸いです。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

 


 

【著者プロフィール】

 

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はじめに


「NotebookLMって、結局“PDF要約ツール”ですよね?」

 

もしそう思っているなら、少しだけもったいないかもしれません。

 

NotebookLMは、あなたが入れた資料だけを根拠にして、回答を組み立ててくれます。

しかも「どこを根拠にしたか」を辿れる。

 

これは、まるで──社内に“根拠付きで答える司書”を雇う感覚です。

 

本記事では、提供いただいた文字起こしテキストをもとに、ビジネス寄りに「使い方5選」へ再構成しました。

従業員10〜100名、情シスなしでも回る形に落とし込みます。

 

では今日もやっていきましょう!

 

1. なぜ今、NotebookLMが必要なのか


中小企業の現場で一番コストが高いのは、実は「考える時間」ではありません。

探す・読む・まとめるに、静かに時間が溶けていきます。

 

一方、AIチャットは便利ですが、根拠が見えないと意思決定に使いづらい。


では、どうすればいいのか。

答えはシンプルで、根拠(ソース)を先に固定することです。

 

NotebookLMは、あなたがアップロードしたPDFやURL、社内資料を“ソース”として扱い、その範囲で回答します。

意思決定に必要な「再現性」と「説明責任」を残しやすいのが強みです。

 

出典:NotebookLM(Google) https://notebooklm.google.com/

 

2. NotebookLMのビジネス活用法5選

1. サービス比較を「根拠つき」で終わらせる

SaaS選定、外注先選定、代理店提案の比較。
資料が増えるほど、比較軸がブレます。

 

そこで、提案書PDF・Webページ・打ち合わせメモを1つのノートブックに入れます。

そして、こう聞きます。

 

  • 「要件A/B/Cで、各社の強み弱みを表で」

  • 「“運用負荷”が一番小さいのはどれ?根拠も」

  • 「判断に必要な追加質問を5つ作って」

 

台紙が揃うと、議論が速くなります。

 

2. 議事録・文字起こしを“検索できる資産”に変える


議事録があるのに、次の会議で「前回、何決めたっけ?」が起きる。


これ、あるあるです。

 

複数回の議事録(または文字起こし)をまとめて入れて、時系列で聞けます。

 

  • 「このプロジェクトで最初に懸念されたリスクは?」

  • 「対策の議論はどう変化した?経緯をまとめて」

  • 「未決事項と、次回までのTodo(担当・期限)を」

 

思い出すのではなく、呼び出せる形にします。

 

3. 顧客の声(アンケート/問い合わせ)を意思決定に変える


アンケートや問い合わせは集まるほど、読むのが苦行になります。


でも放置すると、改善の種が腐ります。

 

PDFのアンケート結果や、問い合わせの月次まとめを入れて、分類します。

 

  • 「不満の上位テーマ3つと、代表コメントを添えて」

  • 「“解約”に繋がりそうな兆候を仮説で挙げて」

  • 「改善案を“すぐできる/時間がかかる”で分けて」

 

小さな違和感を、先に拾えます。

 

4. 社内マニュアルを「聞けば返る」形にする


マニュアルが分厚いほど、誰も読まなくなります。


結果、詳しい人に質問が集中します。

 

承認済みの手順書、社内ルール、FAQを入れておくと、質問窓口になります。

 

  • 「この作業の手順を“新人向けに5ステップ”で」

  • 「例外ケースは?どの資料のどこに書いてある?」

  • 「よくある質問を10個作って」

 

マニュアルは、まるで──巨大な倉庫です。


“棚番号付きの案内係”がいるだけで、回り始めます。

 

5. 採用の書類選考と面接設計を高速化する


採用は重要なのに、膨大な履歴書を読み込む時間が確保できない。

 

だからこそ、最初の整理をAIに任せます。
案外これやってる大企業も増えてきてます。

 

求人票と候補者の職務経歴書を入れて、まずは一致度の整理。


その後、面接で確認すべき論点を作ります。

 

  • 「必須要件/歓迎要件でフィット度を整理して」

  • 「懸念点と、確認すべき質問を10個」

  • 「入社後3ヶ月で期待できる成果を仮説で」

 

登る前に“ルート”を見える化するだけで、事故が減ります。


採用にかけるリソースも格段に減らすことができますね。

 

3. 失敗しないための注意点

注意点1: ソースは“最新版・一次情報”を優先する

AIは入れた情報に忠実です。
古い資料を入れると、古い答えが返ります。

 

これは、まるで──古い地図で運転する感覚です。


参照する資料は、先に整えましょう。

 

注意点2: 機密情報と共有範囲を先に決める

個人情報・顧客情報・未公開情報は特に注意。


共有は「誰に」「どこまで」を最初に設計します。

注意点3: 結論は鵜呑みにせず“根拠の番号”で確認する

NotebookLMの価値は、根拠に戻れることです。


重要な判断ほど、引用箇所に戻って確認する運用が効きます。

 

まとめ:今日やるべきこと3つ


NotebookLMは、派手な魔法ではありません。


でも、現場の“探す時間”を減らす道具としては、かなり堅実です。

 

  1. 直近の議事録(または提案書)を1本だけ入れて質問する

  2. 比較検討や引き継ぎなど「情報が散る業務」を1つ選ぶ

  3. 運用ルールを1枚にまとめ、2週間だけチームで回す
     


 

膨大なAIツールがある中で、会社で導入するなら個人的にはGoogleWorkspaceをゴリ押しするのでぜひ活用してみてください。

 

※GoogleWorkspaceに今回解説したNotebookLMも入ってます。

 

では、また次の記事で。

 


 

【著者プロフィール】

 

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

 

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