こんにちは、
株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。

 

【著者プロフィール】

 

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

 

弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

 

YouTubeチャンネル:DXできるくん
https://www.youtube.com/channel/UCpKWNCmxjPHYg6f8t3FaiUA

 


はじめに

「文章を書くのに、なんでこんなに時間がかかるんだろう」

 

そう思ったことはありませんか。

 

報告書、提案書、マニュアル、引き継ぎ資料。

 

書きたいことは頭の中にあるのに、言葉にする段階でつまずく。

 

ChatGPTに聞いてみても、出てきた文章をコピーして、ドキュメントに貼り付けて、修正して、また聞き直して──。

 

この往復が、実は一番めんどくさい。

 

私はここ半年くらいですかね、この問題をCursorというツールで解決しました。

 

今日は、ChatGPTやGeminiとは決定的に違う「Cursorでの文章作成術」をお伝えします。

 

一度Cursorの良さを知ってしまうと、ChatGPTやGeminiには戻れなくなりますので、そこだけご注意ください。

 

Cursorとは何か

「Cursor」という名前、聞いたことがある方も多いかもしれません。

 

元々は、プログラマーやエンジニアが使う開発ツールです。

 

運営会社のAnysphereは、時価総額300億ドル(約5兆円)規模にまで急成長。

 

世界中の開発者がこぞって使っている、今最も注目されるAIツールの1つです。

 

「でも、自分はエンジニアじゃないから関係ない」

 

そう思いましたよね。
知らんけど。

 

実は、Cursorの機能は文章作成にも圧倒的に効くんですね。

 

プログラミングと文章作成、やっていることは意外と似ています。

 

どちらも

 

「情報を整理し、構造化し、言語化する」

 

作業です。

 

ここは共通しているんですね。

 

で、Cursorは、この作業を驚くほどスムーズにしてくれます。

 

ChatGPTやGeminiとの3つの違い


では、Cursorは他のAIツールと何が違うのか。

 

具体的に3つの違いをお伝えします。

1. 編集しながら作れる

個人的にはこれが最大の違いです。

 

ChatGPTで文章を作ろうとすると、こんな流れになるはずです。

 

  1. ChatGPTに依頼して文章を作ってもらう

  2. 出てきた文章をコピー

  3. Googleドキュメントに貼り付け

  4. 自分で修正

  5. また追加で聞きたいことがあればChatGPTに戻る

  6. また貼り付けて修正...

 

この往復が、実は大きな時間のロスです。

 

Cursorは違います。

 

画面上で最終アウトプットを作りながら、AIに相談できる

 

右側のチャットでAIに依頼すると、その結果が真ん中の文章にそのまま反映される。

 

コピペ不要。
ツールの移動も不要。

 

これは、まるで優秀な編集者が隣に座っていて、口頭で「ここ、こう直して」と言えばその場で直してくれるような感覚です。

 

2. 自分の文章スタイルを定義できる

Cursorには「Cursorルール」という仕組みがあります。

 

専用のファイルに、自分の文章の特徴を言葉で定義しておく。

 

例えば、

 

  • 語尾は「です・ます調」

  • 1段落1〜3行で区切る

  • 比喩を効果的に使う

  • 専門用語は必ず説明を添える

 

こうした文体のルールを設定しておくと、AIがそのスタイルに合わせて文章を作ってくれます。

 

しかも、パターンを複数用意できる。

 

「提案書用のスタイル」
「社内報告用のスタイル」
「SNS投稿用のスタイル」

 

といった使い分けも可能なんですね。

 

 

ChatGPTでも毎回プロンプトで指示すればできますが、毎回入力するのはめんどくさい。

 

めんどくさすぎます。

 

これが、Cursorなら、一度設定すれば自動的に反映されます。

 

さらっと書きましたが、文章をよく書く人間からすると革命的であります。

 

3. 文脈を理解して自動補完してくれる


Cursorは、今書いている文章の内容を理解しています。

 

例えば、第1章を書いたあとに第2章を書こうとすると、第1章の流れを踏まえて提案してくれる。

 

「こういう流れで来たから、次はこんな内容がいいんじゃない?」と。

 

しかも、書いている途中に灰色の文字で「次の文章の候補」が自動で表示されます。

 

これを「自動補完」と呼びます。

 

Tabキーを押すだけで、その候補を採用できる。

 

文脈を理解した上での提案なので、的外れなことが少ない。

 

ChatGPTの場合、「ここまで書いた文章全体」をいちいちプロンプトに貼り付けて渡さないと、文脈を理解してくれません。

 

Cursorなら、開いているファイルの内容を自動で把握してくれるので、その手間がゼロになります。

 

まとめ:今日やるべきこと3つ


Cursorは、「書きたいことは決まっているのに、文章にする時間がない」という課題を解決してくれるツールです。

 

以下の3つから始めてみてください。

 

  1. Cursorを公式サイトからインストールする
    まずは触ってみる。30分で基本操作は覚えられます。
     

  2. 自分の文体を言葉で定義してみる
    「語尾はです・ます調」「1段落1〜3行」など、自分の文章の特徴を書き出す。
     

  3. 音声入力で1つ文章を作ってみる
    議事録でも、報告書でも何でもいい。喋った内容が「自分らしい文章」になる体験をする。

 

小さく試して、効果を実感してから広げていく。

 

Cursorは、文章作成の時間を3分の1にする可能性を秘めています。

 

もしかするとそれ以上の貢献をしてくれているかも。

 

忙しいあなたの、強力な相棒になるはずですので、ぜひ一度扱ってみてはどうでしょうか。見える世界が本当に変わりますよ。

 

では、また次の記事で^^

 


 

【著者プロフィール】

 

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

 

弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

 

YouTubeチャンネル:DXできるくん
https://www.youtube.com/channel/UCpKWNCmxjPHYg6f8t3FaiUA

 

ご相談はこちらからどうぞ

https://lin.ee/I73KUiN

 

 

こんにちは、
株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。

 

【著者プロフィール】

 

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

 

弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

 

YouTubeチャンネル:DXできるくん
https://www.youtube.com/channel/UCpKWNCmxjPHYg6f8t3FaiUA

 


はじめに

先日、社労士(社会保険労務士)の先生方10名にお集まりいただき、AI活用勉強会を開催しました。

 

社労士事務所向け勉強会の様子

 

テーマは、ズバリ「業務効率化」です。

 

就業規則の作成、複雑な給与計算、そして助成金の書類チェック。


これらをAIツールを使って、どう効率化していくか。

 

参加された先生方の中には、ChatGPTやGeminiを使ったことがある方もいらっしゃいました。

しかし、「精度高く使いこなせている」と言える方は、
 

正直なところ一人もいらっしゃいませんでした。

 

これは、危機的状況でしょうか?

いいえ、私は逆だと思っています。

今始めれば、圧倒的な「先行者利益」を得られるチャンスだからです。

 

1. 業務効率化は「守り」ではなく「攻め」である


「業務効率化」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?


コスト削減、残業時間の短縮、ミスの防止……。

 

多くの方は、これを「守り」の施策だと捉えています。

 


しかし、私の考えは違います。

 

社労士にとっての業務効率化は、最強の「攻め」です。

 

どういうことか。

 

例えば、AI活用によって業務時間を3分の1に短縮できたとしましょう。

これは単に「時間が空いた」だけではありません。

「あと3分の1、顧問先を増やせる器が広がった」ということです。

 

これまでは、顧問先を増やすには、人を雇って育てるしかありませんでした。

しかしAIを使えば、今のの人数のままで、より多くの顧客を抱えることができる。

つまり、効率化は売上拡大(=攻撃力の向上)に直結するのです。

 

これは、まるで戦闘力を底上げする装備を手に入れるようなもの。

「守り」ではなく、ビジネスを拡大するための「攻め」の一手なのです。

 

2. 1週間が1日に? 驚異の現場実例


では、実際にどれくらいの効果があるのか。


現在、私たちが支援させていただいている4つの社労士事務所での事例をご紹介します。

 

給与計算の劇的な短縮

 

毎月、職員総出で1週間かけていた給与計算業務。

これをAIと自動化ツールに置き換えた結果、どうなったと思いますか?

 

なんと、たった1日で終わるようになりました。

 

誇張なしにこれが事実です。

 

就業規則チェックの自動化

 

目視で一言一句確認していた就業規則のチェック。

これもAIに一次チェックを任せることで、約90%の業務時間を削減できています。

 

すべてを手作業で行う事務所と、AIを武器にする事務所。

この生産性の格差は、今後さらに開いていくでしょう。

 

「AIに仕事が奪われるのが怖い」
そう不安に思う方もいるかもしれません。

 

しかし、本当に恐れるべきはAIそのものではありません。

「AIを使って、あなたの3倍のスピードで仕事をするライバル事務所」であると私は考えています。

 

3. 小さく始める3ステップ

 

「でも、AIって難しそう……」

皆さん口を揃えてそのようにおっしゃいます。

そう思ったあなたへ。
まずは小さく始めてみましょう。

 

Step 1: AIに「相談」してみる(今日から)

まずはChatGPTやGeminiに、日常の業務を相談してみてください。


「この就業規則の条文、もっと分かりやすく書き直して」
「この助成金の要件を、箇条書きでまとめて」


これだけで、AIの実力がわかります。

Step 2: 1つの業務で試す(1週間)

次に、特定のタスクを1つだけAIに任せてみてください。


例えば「メールの返信文案作成」や「議事録の要約」など。


もちろん、最後は人間がチェックします。

Step 3: チームで共有する(1ヶ月後)

「これ、便利だったよ」


その小さな成功体験を、事務所内で共有してください。


組織全体で「AIを使うのが当たり前」という空気を作ることが、最強の事務所への第一歩です。

 

まとめ:今日やるべきこと3つ

 
  1. ChatGPTかGeminiのアカウントを作成する(まだの方)

  2. 直近の就業規則の一部をAIに入力し、「改善案を出して」と頼んでみる

  3. その結果を見て、業務がどう変わるか想像してみる

 

AIは、あなたの仕事を奪う敵ではありません。

あなたの事務所の「戦闘力」を飛躍的に高める、最強の味方です。

 

とは言っても実は支援先に活用してもらっているAIツールはChatGPTでも、Geminiでも、Claudeでもありません。。。笑

 

それはまたの機会にお伝えいたしますが、これが強烈なんですね。

 

そのAIツールで無双していただける社労士さんをどんどん輩出していきます。
 

では、また次の記事でお会いしましょう^^

 


 

【著者プロフィール】

 

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

 

弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

 

YouTubeチャンネル:DXできるくん
https://www.youtube.com/channel/UCpKWNCmxjPHYg6f8t3FaiUA

 

AI/DXに関するご相談はこちらからお気軽にどうぞ

https://lin.ee/I73KUiN

 

 

 

こんにちは、
株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。

 


 

【著者プロフィール】
2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

 


はじめに

私たち株式会社Lean Stackは毎月、建設業の社長向けにAI・DXの勉強会を開催しています。

今回で5回目を迎えましたが、今回は参加者の皆様に確信を持ってもらえた回になりました。

 

画像
2025年11月27日に開催した勉強会の様子

 

今回、テーマとして取り上げたのは「Google Workspace」。
なぜ今、Googleなのか。

それは、これから本格化する「Gemini 3.0」の登場により、建設業こそが最も恩恵を受ける業界になると確信したからです。

 

今回は、研修で感じた手応えと、Gemini 3.0がもたらす建設業のゲームチェンジについてお話しします。

 

1. なぜ建設業にGoogle Workspaceなのか

建設業の現場では、いまだに「移動」と「連絡」に多くの時間が割かれています。

 

現場と事務所の往復。
電話の折り返し待ち。
FAXでの図面のやり取り。

 

これらは、目に見えない「経営のブレーキ」です。

Google Workspaceを導入することは、このブレーキを外し、アクセルを踏み込むことに他なりません。

 

クラウドで図面を確認する。
カレンダーで互いの居場所を把握する。
チャットで写真を送って報告を済ませる。

 

これだけで、組織のスピード感は、まるで軽トラックからスポーツカーに乗り換えたかのように変わります。

 

誇張してるとかではなく、マジで変わります。
違うゲームが始まっている気がするんですよね。

ちなみに特別なITスキルはいりません。
スマホが使えれば十分です。

2. 研修で見えた「現場のリアル」とAI


勉強会では、難しい機能の話は一切しませんでした。

伝えたのは、

「建設業でどう役立てることができるか」

 

という一点のみです。

実は、現場の方々は普段からスマホを使いこなしています。

LINEで連絡を取り、地図アプリで現場に向かう。

ITリテラシーが低いのではなく、「業務に使えるツール」に出会っていなかっただけなのです。

 

あとは組織一丸となってDXを推進していきたいと思えているのか、このあたりが何よりも重要。

 

3. Gemini 3.0が起こす「図面の革命」


そして、今回の研修で私が最も伝えたかったこと。
それは、「Gemini 3.0」の登場によるゲームチェンジです。

 

これまで、AI(ChatGPTなど)にとって、建設業の「図面」は鬼門でした。

本当に使えなかった笑。
今も使えないけど、ChatGPTは。

複雑な線や記号、手書きのメモが混在する図面を、正確に読み取ることが難しかったからです。

「AIなんて、現場じゃ使えないよ」
そう言われても仕方がない状況でした。

 

というか、多分内心で思われていたと思います泣

しかし、Gemini 3.0は違います。

その圧倒的な画像認識能力は、これまでのAIとは次元が違います。

 

想像してみてください。

 

現場で図面の写真を撮るだけで、

「この配管とこの配線、干渉してない?」

とGeminiに聞けば、瞬時に判断してくれる。

 

手書きで修正を入れた図面をパシャリと撮れば、それをデジタルデータとして読み込み、積算まで行ってくれる。

 

今まで「人間が目で見て判断するしかなかった領域」に、ついにAIが入ってきたのです。

これは、ChatGPTではまだ難しかった領域であり、Googleが本気を出してきた証拠でもあります。

 

PCに向かってキーボードを叩く必要はありません。


現場で、見て、聞いて、話す。
それだけで仕事が進むようになります。

 

4. 今こそ「スピード勝負」の時


「AIやDXなんて、うちはまだいいよ」

そう思っている方もいるかもしれません。

しかし、Gemini 3.0の登場で、建設業のDXは完全にスピード勝負のフェーズに入りました。

 

できる幅が劇的に広がっています。

どうせやらなければならないのなら、早い方がいいに決まっています。

 

というか時間の問題ですからね。

 

早く始めた会社だけが、この「便利な相棒」を使いこなし、生産性を劇的に上げることができる。

逆に、様子見をしている会社は、どんどん差をつけられてしまうでしょう。

 

まとめ:私たちが「背中を押す」理由


建設業のDXは、決して難しいことではありません。


泥臭い現場仕事こそ、AIの力が最も輝く場所です。

 

私たちはこれからも、建設業の方々と長くお付き合いさせていただきながら、その挑戦の背中を押し続けたいと思っています。



「現場のことはわかるけど、ITはわからない」

そんな社長と一緒に、形にできることをとことんやっていく。


それが、私たちのミッションです。

未来の現場は、もうすぐそこまで来ています。


ぜひ、その第一歩を、私たちと一緒に踏み出してみませんか。

 


 

【著者プロフィール】

 

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

 

弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

 

YouTubeチャンネル:

DXできるくんhttps://www.youtube.com/channel/UCpKWNCmxjPHYg6f8t3FaiUA

 

ご相談はこちらからどうぞ

https://lin.ee/I73KUiN

 

こんにちは、
株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。

 

【著者プロフィール】

 

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

 

弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

 

YouTubeチャンネル:DXできるくん
https://www.youtube.com/channel/UCpKWNCmxjPHYg6f8t3FaiUA

 


 

はじめに


「資料作成に、あと何時間かかりますか?」

 

経営者の方や、現場のリーダーにとって、この質問ほど心が重くなるものはないかもしれません。

 

構成を考え、文章を書き、デザインを整える。

1枚のスライドを作るのに、平気で1時間かかることもあります。

 

しかし、もしそれが「ワンクリック」で終わるとしたら?

 

「そんな夢のような話があるわけない」

 

そう思われるかもしれません。

ですが、Googleの「NotebookLM」に追加された新機能が、その常識を覆しました。

 

この記事では、最新のGemini 3と画像生成AI「Nanobanana」を搭載し、劇的に進化したNotebookLMの資料作成機能について、その衝撃的な実力と活用法を解説します。

 

控えめに言ってAI史上、ChatGPTが出たとき以来の衝撃と言っても過言ではない気がしています。

 

なぜ今、NotebookLMなのか


これまでも「AIでスライド作成」というツールはいくつもありました。

しかし、どれも「帯に短し襷に長し」だったのが正直なところです。

 

デザインは綺麗だけど中身がスカスカ。


あるいは、中身はいいけどデザインが素人っぽい。

 

なぜ、NotebookLMは違うのか。

 

それは、

 

「思考の頭脳(Gemini 3)」と「表現の腕(Nanobanana)」が融合したから

 

です。

 

NotebookLMは、あなたがアップロードした信頼できる資料(ソース)だけを元に考えます。



そこに、最新の推論能力を持つGemini 3と、日本語の文字入れすら完璧にこなす画像生成AI「Nanobanana」が組み合わさった。

 

これにより、「正しい情報」を「美しいビジュアル」で、しかも「一瞬で」形にすることが可能になったのです。

 

これは、まるで専属の優秀なデザイナーとライターが、あなたの隣に常駐しているようなものです。

 

資料作成を変える3つの新機能


具体的に、何ができるようになったのでしょうか。


大きく分けて3つの革命的な機能があります。

 

1. ワンクリック・スライド生成

使い方は驚くほど簡単です。


NotebookLMに資料を読み込ませ、「スライド作成」ボタンを押すだけ。

 

これだけで、資料の内容を要約し、見出しを付け、適切な画像を配置したスライドが生成されます。

 

スライド01
 
スライド02

 

以前のような「箇条書きだけのスライド」ではありません。

視覚的に訴えかける、プレゼンでそのまま使えるレベルのクオリティです。

 

本当に驚愕です。。。

 

2. インフォグラフィックの自動生成

 

「この複雑な概念、どうやって図解しよう…」


そんな悩みも過去のものになります。

 

「インフォグラフィック作成」を選べば、文章だけでは伝わりにくい相関関係やプロセスを、一枚の美しい図解にまとめてくれます。

 

例えばこんな美しいグラフィックが一発で生成できます

 

Nanobananaの力により、図解の中の日本語テキストも(ほぼ)正確に描写されます。

今までデザイナーに数万円で依頼していた仕事が、秒単位で完了します。

 

デザイナーの皆さんはピンチです。。。


外注する企業は圧倒的に減るでしょうね。

 

3. 「鉛筆マーク」でディレクション

もちろん、AIの一発出しで100点は難しいこともあります。


そんな時は「鉛筆マーク」の出番です。

 

細かいこだわりなんかも反映可能

 

 

「もっとプレゼンター向けの構成にして」
「縦長のスマホ向けレイアウトで作って」

 

 

このように指示(プロンプト)を加えることで、あなたの意図に沿った微調整が可能です。

まさに、デザイナーに横から指示を出す感覚で資料をブラッシュアップできます。

 

まとめ:今日やるべきこと2つ


資料作成は、もはや「時間をかけて頑張るもの」ではありません。

 

AIという相棒に任せ、あなたは「何を伝えるか」に集中すべきです。

 

まずは、以下の2つから始めてみてください。

  1. NotebookLMを開き、手持ちの資料を1つアップロードする
    まずは「スライド作成」ボタンを押して、その実力を自分の目で確かめてください。

     

  2. インフォグラフィックを1枚作ってみる
    文章だけのマニュアルや規定を、図解に変換してみてください。伝わり方の違いに驚くはずです。
     

当たり前ながら、

時間は有限です。

NotebookLMを使って、あなたの貴重な時間を「作業」から「創造」へとシフトさせましょう。

 

では、また次の記事で^^

 


 

【著者プロフィール】

 

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

 

弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

 

YouTubeチャンネル:DXできるくん
https://www.youtube.com/channel/UCpKWNCmxjPHYg6f8t3FaiUA

 

ご相談はこちらからどうぞ

https://lin.ee/I73KUiN

 

 

こんにちは、
株式会社Lean Stack代表の吹上由樹です。

 

【著者プロフィール】

 

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

 

弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

 

YouTubeチャンネル:DXできるくん
https://www.youtube.com/channel/UCpKWNCmxjPHYg6f8t3FaiUA

 


はじめに

「また新しいAIが出たの? もう追いつけないよ…」

 

そんなため息交じりの声が聞こえてきそうです。

 

しかし、今回発表されたGoogleのGemini 3.0 Proは、スルーしていいアップデートではありません。

 

なぜなら、これは単なる「賢いAI」ではなく、
「実務で使えるAI」の完成形に近いからです。

 

これまでのAIが
「天才肌のアーティスト」だとしたら、

 

Gemini 3.0 Proは
「超優秀で勤勉な実務家」。

 

この記事では、最新のGemini 3.0 Proがなぜ今すぐ使うべきツールなのか、

 

中小企業の現場でどう活かせるのかを、具体的な事例とともに解説します。

なぜGemini 3.0 Proが必要なのか

日々、新しいAIモデルが登場し、ベンチマーク(性能テスト)のスコア更新合戦が繰り広げられています。

 

しかし、現場の私たちにとって重要なのは「スコア」ではなく「使えるかどうか」。

 

Gemini 3.0 Proが決定的に違うのは、
「論理的思考力」と「堅実さ」です。

 

例えば、GPT-4oやClaude 3.5 Sonnetは非常に優秀ですが、

 

時折「それっぽい嘘」をついたり、指示を微妙に外したりすることがあります。

 

シンプルにアホです。

 

一方、Gemini 3.0 Proは、難解な論理パズルや複雑な指示に対して、驚くほど正確に、粘り強く答えを出してきます。

 

それはまるで、こちらの意図を深く汲み取り、決して手を抜かないベテラン社員のような頼もしさです。

 

しかも、Googleのサービス(AI StudioやGeminiアプリ)から、誰でもすぐに試せる。

 

この「堅実な知能」を味方につけるかどうかが、今後の生産性を大きく左右することになります。

 

Gemini 3.0 Proの具体的な活用法

では、具体的にどのようなシーンで役立つのでしょうか。

 

単なるチャットボットとして使うだけではもったいない、7つの活用法を紹介します。

 

1. 手書きメモの完璧なデジタル化

「ホワイトボードの字が汚くて読めない…」

そんな悩みは過去のものになります。

 

Gemini 3.0 Proの画像認識能力は圧倒的です。

 

どんなに殴り書きされたメモでも、ほぼ完璧にテキスト化してくれます。

 

会議後のホワイトボードを写真に撮ってアップロードするだけ。

 

これだけで議事録作成の時間が半分以下になります。

 

2. 複雑な論理パズルの解決

「AならばB、しかしCの場合は…」といった複雑な条件分岐を含む業務フローの整理。

 

これまでのAIでは混乱しがちだった論理的推論も、Gemini 3.0 Proなら正確に解きほぐしてくれます。

 

Humanities Exam(人文学の難関試験)で最高スコアを叩き出したその思考力は、ビジネスの複雑な意思決定の壁打ち相手として最適です。

 

3. 一瞬で高品質なデザイン生成

「来週のプレゼン資料、いい感じのデザインにして」

 

そんな抽象的な指示でも、Gemini 3.0 Proは洗練されたWebサイトのデザインや、スライドの構成を一瞬で生成します。

 

特にSVG(画像データ)の生成能力が高く、ピカチュウやドラえもんのようなキャラクターさえもコードだけで描画してしまうほど。

 

デザイナーがいないチームでも、プロ級のアウトプットが出せるようになります。

 

スライドでGenspark使ってる人多かったと思いますが、要らんです。。。

 

4. ワンショットでのアプリ開発

「社内用のカレンダーアプリが欲しい」

 

そう一行書くだけで、動くアプリケーションのコードを生成してくれます。

 

オセロゲームや経路探索シミュレーションなど、複雑なロジックが必要なものでも、一発で動作するレベルのものを出力します。

 

「ちょっとしたツールが欲しい」という時、エンジニアに依頼する前にGeminiに頼むのが当たり前になるでしょう。

 

5. コーディング支援(Cursor連携)

エンジニアや、コードを書く人にとっては朗報です。

 

Gemini 3.0 Proは、人気のAIエディタ「Cursor」や「Windows Surf」に対応し始めています。

 

「堅実なコード」を書く能力に長けているため、バグの少ない、保守性の高いプログラムを書く際の強力なパートナーになります。

 

6. エージェントとしての自律動作

PC上のブラウザを操作して情報を集めたり、APIを使ってツールを動かしたりする「エージェント能力」も飛躍的に向上しています。

 

「このサイトの情報を集めて、Excelにまとめておいて」

 

そんな指示だけで、AIが勝手にブラウザを操作して仕事を完遂する未来が、すぐそこまで来ています。

 

7. 「Deep Sync」による深い思考

まだ一部機能ですが、時間をかけてじっくり考える「Deep Sync」モードも搭載されています。

 

これは、即答するのではなく、数秒〜数十秒かけて答えを練り上げる機能。

 

経営戦略の立案や、新規事業のアイデア出しなど、浅い回答では意味がない場面で真価を発揮します。

 

小さく始める3ステップ

「すごそうだけど、難しそう…」

そう思う必要はありません。

 

まずは無料で、手軽に始めてみましょう。

 

Step 1: Google AI Studioにアクセス(5分)

まずはGoogle AI Studio(https://aistudio.google.com/)にアクセスしましょう。

 

Googleアカウントがあれば、誰でも無料でGemini 3.0 Proを試すことができます。

 

右側のモデル選択で「Gemini 3.0 Pro」を選ぶだけです。

 

Step 2: 「読めないメモ」を読ませてみる(10分)

手元にある、自分でも読むのが億劫な手書きメモの写真を撮って、アップロードしてみてください。

 

「これを文字起こしして」と頼むだけで、その認識精度の高さに驚くはずです。

 

Step 3: 簡単なツールを作ってみる(30分)

「〇〇の計算ができるHTMLツールを作って」と頼んでみましょう。

 

例えば「消費税と源泉徴収を計算できる請求書作成ツール」など。

 

出てきたコードをブラウザで開くだけで、自分だけの業務ツールが手に入ります。

 

失敗しないための注意点

強力なツールですが、使う上で気をつけるべき点も3つあります。

 

注意点1: コスト意識を持つ

APIとしてシステムに組み込む場合、Gemini 3.0 Proは2.5 Proよりも少し価格が上がっています(約20%増)。

 

とはいえGPT-4などよりは安価ですが、大量に処理させる場合はコスト試算を忘れずに。

 

注意点2: コーディング特化ではない

プログラミングにおいて、SWE-bench(ソフトウェアエンジニアリングのベンチマーク)ではトップスコアではありません。

 

「ハッカー的な最適解」を求めるならClaudeの方が向いている場合も。

 

用途に合わせて使い分けるのが賢い方法です。

 

注意点3: まだ「思考中」のUIも

アプリ版などでは、UI上で「Thinking(思考中)」と表示されていても、裏側が本当に3.0 Proなのか、まだ検証段階の部分もあります。

 

本格的な検証や業務利用は、モデル名が明記されているAI StudioやAPI経由で行うのが確実です。

 

AIに使われるのではなく、AIを「超優秀な部下」として使いこなす。

 

この意識を忘れずに今後もAIをフル活用していきましょう!!

 

 

個人的には今回紹介したGeminiに加えて、


Cursor、NotionAI、アクアボイス

 

この4つだけで現時点ではいいかなーと思います。

 

 

あとはどんな業務をされているかによって、上記の4つからいい感じに選んでいただければ問題ありません。

 

 

ChatGPT、Claude、GenSparkあたりは不要かな、個人的には。

 

では、ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

また次の記事で^^

 


 

【著者プロフィール】

 

吹上由樹(ふきあげ よしき)
株式会社Lean Stack 代表取締役

 

2021年4月 経済産業省へ入省
2023年7月 経済産業省を退職
2023年9月 株式会社Lean Stack設立

 

弊社HP:https://www.leanstack-buzz.com/

 

YouTubeチャンネル:DXできるくん
https://www.youtube.com/channel/UCpKWNCmxjPHYg6f8t3FaiUA

 

ご相談はこちらからどうぞ

https://lin.ee/I73KUiN