新年あけて、ピラティスのレッスンが始まりました。
レッスンの前には、いつも少しお話をしてから始めています。
新年明けの今週は、
私の年末のことをお話しました。
ワタシ実は年末が大っ嫌いなんです。
なぜなら、
やることがたくさんあるし、
だから忙しないし、
落ち着かない。
やることがたくさんある、って要するに大掃除なんです。
あっちもこっちも、掃除しなければならないところが目について、
でも時間は刻々と過ぎていく。
そのほかにいつも通り、家事はこなさなきゃいけない。
結局、中途半端な掃除で終わり。あ~あ。
大晦日過ぎて新年あけるとホッとする、そんな過ごし方が例年でした。
それが昨年末は、
ちょっと変わったんです。
例えば、台所の掃除。
やることはたくさんあります。
火の回り、水廻り、食器棚、冷蔵庫などなど。
でも、まずは火の回りを掃除すると決めたら、
そこだけに集中。
それも狭い範囲。
まずガス台。
ガス台終わったら、換気扇。
換気扇終わったら、壁。
という風に、やる範囲を狭くして、
そのことだけを考えて掃除する。
ほかの汚れているところを見ても、
掃除できてないことを責めず、評価せず、ただ眼に映るままにしておく。
すると、
心は平静なままいられて、
いつもより大掃除がはかどるという結果に。
これってどういうことなんでしょう。
私が思うに、
この時のこころの状態ってマインドフルに近いのではないかな?
「今ここ」にフォーカスして、
淡々と手を動かす。
ちょっとしたことなんですが、今までの自分の年末と大きく違っていたので、
すごく印象的でした。
自分がこうなれたのは、やはりピラティスのおかげのような気がします。
1時間、自分の呼吸と背骨にフォーカスして、
動く。
それを4年近く行ってきた結果、
やっとマインドフルでいられる瞬間をもつことができ、
そして、それに気付ける心になってきたのかな、と思いました。
「ピラティスは動く瞑想」
その言葉を聞いたときから、
ピラティスに深く魅かれ、実践してきた結果が
少しづつ、実を結びつつあります。
ピラティスは心の持ちようも教えてくれます。
心と身体と魂に効くピラティス。
多くの方に知って欲しいです。
ありがとうございました。
鍼灸師
フリーランスピラティスインストラクター
M.Pilates Therapist
Mami(バシピラティス千歳烏山スタジオ)