幸せはいつも自分の中にある*人生を支える意識の法則* -30ページ目
夏休みも残すところ
1週間となりました
不登校や行き渋りの子供を持つ方は
心がザワザワしやすい時期ではない
でしょうか
そして子どもたちも色々感じることが
あるのだなと思います
わが家の小4息子は不登校気味で
1学期は半分くらいの出席でした
暑さに適応できず7月は休む日の方が
多くなり、そのまま夏休みに
入ったんですよね
わが家の息子の夏休み
夏休み中の息子は
早めに最低限の宿題を終わらせて
後は1人でゲームをしたりYouTubeを見たり
友達ともゲームで遊んだり
ひたすら涼しい部屋で
自由を楽しんできました
学校を休んでゲームをしてるのとは楽しさが
違うと言っていました
してることは同じなのですけどね
ご機嫌に体調を崩すことも
なくすごしていましたが
猛暑の中、ほとんど家にいる生活を
してきたので体力や暑さへの抵抗力は
落ちていることは間違いなく
ぼんやりとではありますが
「2学期はどうなるんだろうな」と
感じている私もいました
そんな息子が昨日尋ねてもないのに
言ったんです
「夏休みに慣れすぎて二学期になっても
最初から毎日行くのは難しいと思う」って
私は息子の言葉を
「そう思ってるんだね」と否定も肯定も
せずにそのまんま受け取りました
息子はそれだけで満足そうで
行きたい気持ちはあるけど、行けない
と思うと最初からは無理だと繰り返し
話してくれました
のんびり、だらーっとすごしている間も
頭の片隅には常に、夏休みが終わることや
これから始まる2学期という未来のこと
があったんだなって
思い返してみると
7月が終わる時にも息子が
「あー、もうすぐ夏休みが終わってしまう」
と言ってたんです
私から見ると8月丸々1ヶ月も残ってるのに
それ感じるの早すぎない?!
という感覚でしたが
息子は10日であれど過ぎていった日が
あるということを
「確実に終わりに近づいている」と捉えて
いたのでしょう
そんな中で
二学期はあまり休まずに行きたいな
でも、はじめからは難しいな
やりたいけどできるか分からないな
葛藤する色んな気持ちを感じながら
出した結論が
「夏休みに慣れすぎて二学期になっても
最初から毎日行くのは難しいと思う」
だったのだと思います
理想ではなく
すごく現実的で、誰よりも自分の
ことをよく分かっている息子らしい
答えです
正直に言うと
私には夏休みに対する
期待の気持ちがありました
夏休みしっかり充電して
2学期は順調に登校できるんじゃないかな
ってね
口に出して言うわけではなかったけど
意識って伝わるんですよね
それを感じた息子が現実を教えて
くれたのかもしれません
「子供のため」「親として」という
名目の元に感じやすい
心配、同情、期待、などの気持ちは
子供のことを大切に思う
愛情から生まれるものではありますが
残念ながら
子供にはマイナスの意識として伝わり
エネルギーを奪ってしまうんです
反省も踏まえて改めて思うのは
私たち親にできることは
本当に少なくて
子供の気持ちに寄り添うこと
信じること、見守ること
ただそれだけだということです
「信頼」は子供にまっすぐに届きやすい
プラスの意識として伝わる愛情です
とはいえ、信じる気持ちって急に持てる
ものではないですよね
まずは心配、同情、期待などの
子供のエネルギーを奪ってしまう
ご自身の感情と向き合ってみることを
お勧めします
何を心配してるの?
どうなると思って心配してるの?
そうやって一つ一つ自分の気持ちを
聞いてあげてくださいね
自分の気持ちに自分が気づいてあげれる
と自分のことを信頼する気持ちが
育ってくるし
それは、子供のことを
信頼する気持ちとも繋がりますからね
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございました
みんなと一緒
横並び
似たり寄ったり
足並みを揃える
このあたりの言葉を聞いてどう感じますか?
少し前までの私はとても安心すると
感じていたし
守らなければいけないものと
当たり前に感じていました
みんなと同じがいい
みんなと同じことは選びやすいけど
みんなと違うことは選ぶのに勇気がいる
そんな風にも感じていました
みんなが嫌がることや
関心のないことだと
私だけやりたいって言ったら
変に思われるかな
と怖くて言うのを躊躇ってしまったり
みんなと違う気持ちの自分のことを
おかしいんじゃないの?って疑って
しまったり
私はみんなと同じでないといけない、と
強く思い込んでいたんです
そして
「本当はやりたかったのにやりたいと
言えなかった」
と、自分の意思とは違う選択をして
もやすることがとても多かった
このもやもやって
制限してくる自分に対しての
もやもやです
やりたいと思っているのに
自分にやらせてもらえない
判断が自分基準ではなく
他人基準であるので必然的に
自分の優先度がとても低くなって
しまうんです
そう気づくと
そんなことばかりしている自分に嫌気が
さしてきました
誰のための人生?誰のために生きてるの?
そう思ったんです
当たり前なのですが
私が感じることや、「やってみたい」と
思うことって必ずしも人と同じでは
ないんです
私だけでなく、みんな一人一人
違う価値観を持っていて
みんな違って当たり前だし
みんな違うことこそが
キラっと光る個性です
人と違うことを怖がっていては
自分の個性を活かすことができないの
ですよね
私の今までの人生を振り返ると
私はたくさんのことを
出しゃばりすぎかな、前のめりすぎるかな
と感じて諦めてきたんですよね
手を挙げようか迷って、迷って
ドキドキして挙げなかった後の後味の悪さ
そんな体感を伴う記憶がたくさんあります
もうこれもやめよう!って決めました
一度きりの人生偽物の私はもうやめて
出しゃばりすぎたっていいし
前のめりのまま生きたっていい
それが私がやりたいことだったら
満足するまでやらせてあげようって
思ったんです
そんな出しゃばりで、前のめりで
何でもやってみたいのが
私で、隠そうとしたって仕方ない
って開き直って
認めて、諦めて、貪欲に
私らしくあることを許して
あげよう
そう決めたんです
そして、心のまま動いてみると
すっきりすることが分かりました
誘ったら迷惑かな?って思ってた
友達を誘ってみたり
みんなが譲り合って決まらないことを
自分の意見で決めてみたり
こんなことくらい人に聞かないで
自分で考えなきゃって思ってたことを
考える前に聞いちゃったり
出しゃばりすぎだと思って引っ込めてた
自分の意見を言わせてあげたり
ささやかなことではありますが
そのまま出していいよ、って自分が
許してくれると自分のままで
いられるんです
実際のところ軽率なところや
後先考えずに手を出しちゃって
失敗したな、って後悔することも
多い方で、それも自分を責める理由に
してきたのですが
裏を返せば
思い切りだったり
思い立ったらすぐ行動しちゃう軽やかさ
といった長所にもなるわけです
たくさん失敗しながら
今まで引っ込めていた「私らしさの」
使い方を習得していきたいな、と思うと
伸び代だらけの自分のことが
めっちゃ楽しみになってきます
年齢に関係なくタイミングがくれば
成長できるんですからね
まずは「みんなと同じ」を選択した時の
自分の気持ちに目を向けてみてくださいね
小さな一歩のきっかけを見つける
チャンスとなるかもしれません
あなたは
みんなと同じが安心ですか?
自分らしさにワクワクしますか?
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございました
バレー部に所属する中2の娘
先輩たちが引退して
いよいよ、部の中心となり盛り上げていく
フェーズに入りました
今週末がこのチームでのはじめての
試合で明日はそのための予選なんです
昨日私が仕事から帰ると、娘が
「ママ聞いて!今日すごかってん!」と
言いました
話を聞くと、そこにはドラマがありました
背番号には意味がある
娘の話はユニフォームを渡された話でした
ユニフォームには1-15までの背番号が
印字されているんです
その背番号を配る前に、顧問の先生が
娘たちにこう言ったのだそう
/
背番号には意味があるから
各自で調べるように!
\
娘がもらった背番号は10でした
家に帰ってから調べると10は
◯チームの中心、精神的支柱、
◯セッターやエースに与えられることが
多い
という意味合いの番号だということが
分かったそう(実際はバレーの背番号の
付け方には決まったルールがある訳では
ないようです)
娘はセッターなので、私が
「いい感じの番号もらえたね〜」と
言うと、ニコニコしながら頷いていました
部活を始めてからの娘の成長は著しくて
上達のため一生懸命取り組む姿や
チームメイト達と葛藤しながらも
関係を築いていく姿
苦手だった先生との関係を克服する姿
↓こちら大嫌いだった先生が大好きに変わった
お話です
見たことなかった姿をたくさん見せて
くれています
娘はどこか達観してるところもあって
フラットに人間関係を築くし
ストイックに取り組むエネルギーや
情熱を持っています
セッターはもう1人一桁ナンバーの子が
いるのでレギュラーメンバーでは
ないかもしれないけど
10番ぴったりだ!と思ったんです
そして、娘だけでなくチームメイトの
番号も教えてもらいました
1はキャプテンの番号
4はエースの番号
と言われており憧れの番号です
まだ部長が決まっていないので誰が1か
みんなが気になっていたよう
部長になりたいと言っている子が
5人はいるような部なのですよね
結果的にエース番号をもらったのは
キャプテン番号がほしかった子で
キャプテン番号がほしかった子は
エース番号がほしかった子
だったそうで、お互いが悔しいそう
だったし、期待していたけど違う番号だった
子は泣いていた、と娘は話していました
正式に部長が発表されたわけでは
ないのですが、そのあたりにも先生の
戦略を感じます
そして、今回はユニフォームをもらえな
かった2年生もいて
その分、実力のある1年生がもらって
いたりもしたそう
もらえなかった子の中には
もう諦めようかな、と言ってる子もいて
また、それを聞いてあげる子もいて
そう興奮気味に教えてくれながらも
誰が何番だったか、というのをほとんど
覚えてないのが娘らしくもありました(笑)
自分のことに必死で、他にはあまり
興味ないタイプですよね
先生は娘達に
チームの中でどのように見られているのか
また、どのような役割を期待されているのか
ここを自分の現状として理解すること、
そしてこれを理解した上で、チームの中で
どう動くのか、というところを
見ていかれるのでしょう
10番の場合だと
今は出番は少ないかもしれないけど
がんばり次第では正として使うからね!
という先生からのメッセージなの
かもしれませんね
娘がこれをどう受け取るかは
娘次第ですが
言われたとおり動くのではなく
能動的に自らの役割を自分のものにして
いくことが求められているのだろうな
と思うのですよね
興味で他の番号も調べてみたのですが
どれがいいとか悪いとかはなく
全部役割が違うだけ、なんですよね
宣言してから発表するあたりに
先生の思い入れ、指導者の愛を感じるし
先生も熟考されたのではないかと
思います
背番号に込められた先生の思いを
子供たちがどう受け取り、どう表現して
いくのか、考えてみるとおもしろい!
私はただの保護者で部外者なのですがね(笑)
子供達がこれをどこまで受け取れるかは
分からないし、やってみてまた変更が
かかるのかもしれません
この環境の中で娘が学ぶこと
経験することって楽しいこと、嬉しいこと
だけではなくて苦しいこと、辛いことも
たくさんあると思うのです
10番がいいと感じるか
10番しか無理と感じるか
10番じゃ嫌!と感じるか
娘がどう捉えるかで、全然違う経験に
なりますから
そういうことも含めて
娘の一生の宝になっていく予感を
横から見せてもらって勝手に感じてる
HSPで心理学が大好きな母が私です(笑).
応援する気持ちは大きいですが
娘が感じるままに娘のやり方でやれれば
いいな、と見守るスタンスが私と娘の
ちょうどよい距離感です
「人の期待に応えようとする」ことって
大人が自分を生きるためには邪魔になり
やすい感覚です
でも、子供の成長のためには大切な感覚
だと思うのですよね
期待を向ける人の期待する役割を
自分なりに理解すること
そのためにどう動くか考えていくこと
こういう力こそが本当の意味での
「期待に応える力」なのかもしれません
私たち親にできることって
子供が安心してこの力を発揮できるよう
信じて「何もしない」ことだけです
娘たちの背番号の物語は
私自身の「期待に応える」のイメージを
アップデートする機会になる出来事と
なりました
ついつい、相手の期待に応えようして
しまう方は
「私はどう理解するのか?」
この視点をプラスしてみてください
ほんの少し「自分」が入るだけでそれは
相手に合わせるのではなく
自分軸での期待に応える力
へと変わります
そうなるとちょっとわくわくしませんか?
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございます

