小児科を受診して起立性調節障害の疑い
と言われた小4の息子。
今日はその後のことを書きたいと思います。
塩分の摂取として
勧められた粉末のコーンスープを朝、昼
出していましたが2、3日で飽きてしまい
ました。
そこで、朝は塩をしっかり目にした
おにぎりを作って食べてもらうように
プラン変更。
昼、夜のメニューも少し意識して塩や醤油
を使うようにしてみました。
水分摂取は息子に任せているので正確な
ところまでは分かりませんが、少なくとも
薬を飲む分で500ml/日はプラスで飲める
ようになりました。
漢方薬の五苓散は漢方独特の香りと味で
息子には飲みにくくて
オブラートを使って
飲んでましたが、包むとそこそこの大きさに
なり、うまく飲み込めず吐いてしまうことも。
毎食前飲むところまでは定着しないまま
でした。
そんな風にゆるく対策を続けてみた結果
私から見た感じ、息子の頭痛は少しよく
なっている印象です。
これまでは顔をしかめながら
「頭痛い〜」と言いながら起きてきて
リビングのソファーに倒れ込んでいた
のです。
それが、倒れ込む感じはなくなり
表情も笑顔とまではいかないですが
苦→無くらいにはなりました。
とはいえ、「頭痛いから休む」という
状況事態は変わらないのですがね。
万博にも行けたし、歩けた!というのは
私も嬉しかったし、息子の自信にも
なったようでした。
体調は少しよくなってはきている、
そんな手応えを感じてきたところで
2回目の小児科受診。
状況をお伝えして、2、3息子も質問を
されました。
頭痛がすっきりとは改善していないという
ところで先生から
◯別の漢方を飲んでみること(名前は忘れて
しまいました)
◯頭痛の精査のため大きい病院を受診する
こと(脳脊髄液減少症)
◯今飲んでる五苓散をもうしばらく続けて
様子を見てみること
という提案をしていただきました。
息子とも相談して、五苓散を錠剤に
してもらい、毎食前のんでみることに
しました。
錠剤はすごく飲みやすくて、漢方薬の服薬
へのハードルがすごく下がりました。
そして、息子の発言にも少し変化が。
「何ちゃら障害(起立性調節障害)とは
違うと思う、学校行きたくない病やと
思う」
って言うようになったんですよね。
私は息子がこれを言えてよかったな、と
思いました。
頭痛や起立性調節障害という鎧を脱いで
学校に行きたくないそのまんまの自分を
受け入れて、表現できるようになった
んだな、って感じたのでね。
ここがゴールでもないし、不登校が解決
する希望が見えたという訳でもないのですが
体調が悪いから行けないんじゃなくて
行きたくないから行かないと言える
これは、自分の本音に気づくことでも
あり、心の回復の第一歩でもあります。
まだ万全ではないので
体調を整えていくことは引き続き必要
ですし、そこは母である私が食事や
通院でサポートできるところでも
あります。
体調と一緒で今の息子は、学校に行こう
とか何かに集中したり、チャレンジしたり
というまでの意欲は湧いていません。
ここは直接的に私がどうにかしてあげられる
ところではないので、息子の邪魔をしない
ように、自分の心に集中。
私と息子は今ここにいます。
同じように起立性調節障害や体調不良で
学校をお休みしている子供さんを見守って
おられるお母さんも、今の子供さんにある
ものを見ていきましょうね。
学校に行ってなくても
体調が悪くても
ゲームばっかりしていても
起きているし、ごはんも食べるし
トイレに行くし、お風呂に入るし
着替えるし、薬も飲みます。
これ当たり前のことじゃなくて
お子さんが自分でできていることです。
そんな小さなできているを見てあげる
ことが子供の自信や安心につながって
いきますからね。
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございました